2016年も,アゲハの幼虫が庭のキンカンに生まれた。
当初は,鳥のフンみたいなのが5-6匹居たようだが,例によって自然界の掟には逆らえない。
そして,つい最近,実に7/2までは4匹もが終齢幼虫になった。
しかし,エサとなるキンカンがもう,枝しか残っていない。これは害虫なので...とせずに,何を思ったのかキンカンを追加購入して移植する。
ムニュとした感覚がカワイイ。いかにも幼虫。同じ幼虫でも,カブトムシの幼虫でさえも最近は気色悪いのだが,アゲハは毎年見ているせいか大丈夫だ。
そして,移植するとさっそくムシャムシャ。しかし,1匹が連れ去られた。それは,「メジロちゃんだよ!」などと冬に喜んでいた鳥,メジロのエサになっていたのである。
これが自然界の掟。人間が関与するものではない。そもそもアゲハの幼虫だからといって保護するのにも僕は反対だったが,家族が「なんかカワイイから」といって聞かない。
昆虫差別がある。ゴキブリは容赦なく新聞紙でたたかれる。蚊は蚊取り線香で一網打尽。なんといっても古典的な「渦巻き蚊取り」の威力は強力。バタバタと蚊が倒れていく。まさに除虫菊だ。
コガネムシの幼虫もつまみだされた。僕は「そんな昆虫差別をしていると,そのうち昆虫から差別されるぞ」と家族に話すが,聞く耳を持たない。
いや。僕自身,自分に攻撃してくる蚊はさすがに許せない。血を吸うまではよいが痒い。あれがたまらん。ゴキブリは見ないふりをしてごまかせるが,実は蚊が面倒な存在だ。ほかの昆虫は気にならないのに。
そして7/4。いよいよサナギになるようで,ピタリと動かなくなった。姿勢が,子供のころに見ていた,あのサナギ直前の姿勢になっている。
しかし,冷静に考えてみよう。彼らは柑橘類の葉を食べる害虫ともいえる。見た目がカワイイといっているが,イモムシであることに変わりはない。
それにしてもだ。移植したら,「イヤイヤ」をして地面を歩きだして,しまいには部屋のどこかに消えてしまった1匹が居る。そのままサナギになるのだろうか? 家からアゲハが飛び出したらビックリだ。
それにしても,意外とアゲハは都会に居る。なんだかんだで柑橘類は残っているしネ。
水郷組が意外と苦戦しているようだ。タローさん,へびんさん,出家していないが爆釣ではないようだ。100Gはどうなったのかな... まあ,再来年ぐらいに行くかもしれないですが。
でも,冷静に自分の過去を振り返れば同様。慌てることはない。いまの僕にはメトロがある。いや,今日はJRだけど。
朝から暑い。
例によって10時からスタート。単純に,家で掃除してから出かけるのが癖になりました。ほどよい近所なので助かりますね。なにより,この環境に居られることが楽しい
常連のKさんに「真夏に実績多数」と訊いていたポイントに入るがスカ。自分だけでなくほかの人もスカ。ただし,例によって5cmのバスが湧いています。攻め方にコツが必要のようだ。
川釣りの極意を見せてやろう。
バス釣りを始めるはるか前,僕にとって清流のヤマベ・ハヤ釣りは得意な釣り。だから,川を見るとポイントのイメージがすぐに湧く(という自慢をしたい)。
これは,重要なキュウリだ。
夏といえばキュウリ。キュウリといえば夏野菜。まさに夏のポイントだろう。川原は暑くて,計3Lくらい飲み干した(そのための移動も繰り返した)が,結果としてはオーライである。
さあ,最近調子のよいワームに登板願おう。
ウオブリング3インチ。これは釣れるぞ。
先週ナマズを釣ったのはこのワーム。ゆえに自信がある。
時刻はすでに12時過ぎ。いつもの水郷なら「お昼寝タイム」だが,しっかり睡眠してくるので大丈夫。よし,あの淵にロングキャストだ
「コツン」といういい感じのアタリを合わせると,アドレナ264UL-2がしっかり曲がった。この竿でとれない魚はいない。ナマズ入れ食いもこれで釣ったしネ。
どうやらバスだ。この強烈な走り。まさに清流のグッドファイター。
嬉しいので2枚。38cmでした。携帯カメラ正常です。
これで,3月から毎月バスを釣っている。つまりは,ある程度メトロバスの釣り方がわかってきたような気がする。最大のキモはロングキャストだけどもね。
水郷の感覚で「足元」にやって釣れるのはせいぜいナマズ。いや,今日のナマズは完全に寝ぼけていた感じ。観察にとどめておこう。
しばらくは興奮冷めやらず,冷静にラインを結びなおしたりしていると,13時になっていた。
ポイントも少し移動。バスが釣れると強烈に暴れるので魚がビックリするかもしれないと思うのと,なにより開拓が楽しいじゃないか。
「コツンコツン...」なんか,永遠に岩にあたっているような感覚 オカシイと思いながら合わせると,またまた強烈な引き
10cm小さくなったけど,十分です。
ぜんぜんボイルしないし,小魚が居ないので不安になったが,僕にはまだ川釣りの能力が残っているようだ。
いつもなら,これで打ち止め。2匹目以降が釣れないというか,急にトーンダウンするので(自分が満足してしまう),今日は大移動をこの後行い,メトロで「近寄ったら釣れない」というあたりまえの原則を焼き付けた。
つまりは,50mフルキャストで流心に投げる。するってえと,バスがワームを持っていくという寸法さ。
やったゾ流心フィッシュ。3匹は初めて。
ところが,この時点でワーム在庫が終了。違うワームにすると,例の5cmバスがアタルので,錯覚したりから合わせしたりで,疲れますなあ。
万歩計は15000を記録中。真夏はやはり体力を消耗させられる。そして,川原ゆえに照り返しが強くて,毎週顔の下側だけが強烈に日焼け...。マジで顔が痛いんですけど。
個人飲み会開催。
今日はJRでの釣行だったが意外と近い。結局,メトロには,自宅からほとんどのエリアでも片道1時間・500円以内で到着できる。外環往復だけで1020円もとられていて,さらにガソリンもかかっていた2015年までがまるで信じられない...。
そういえば,Kさんは毛ばりでヤマベを結構釣ったらしい。毛ばりやフライならもしかしてもっと釣れるかもと思う,今日この頃。
『Basser』30周年だという。つい最近,シーバス雑誌が廃刊されたり,『バスワールド』も休刊していたので,本物だけが残るという結果だろう。
記事のうち,1989年ごろのものは実物を持っているので,なぜかリアルタイム。ところが,1990年代後半のブーム時はまったく購入していないのでこの期間は記憶がない。
カットテ-ルが1997年発売だと,初めて知った。僕が初めて使ったのは2011年だから,いかにワーム音痴であるかがわかる。
初めてバスを釣った河口湖。1988年のGW。夜釣りでありながら7匹。あそこから一気に加速したが,本当の加速は社会人になってからの水郷だ。
しかし,振り返ってみると,水郷では2000年代前半に白濁でまったく釣れない時代があった。はるか水郷でボーズなんてことが多くて,本当に止めようかと思った。
だが,辛抱強く通っていると,そんな白濁のないエリアに魚が居ることがわかった。
そして2016年。自宅から10キロ圏内に釣り場が現れた。いや,あったのだが知らなかった。釣れる魚はさまざまで,6か月しか通っていないから,これからが本番。
それにしても,JBTA時代のトーナメント記録とか釣り方を鮮明に覚えているのが不思議だ。いや,それを単純に試すことができた水郷があったから続いたのだろう。
さて,今週も梅雨だが,また釣りに行ってこよう。