オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

『サルでも描けるマンガ教室』は自ら「Part2の失敗」を露呈していたのか...。

2017年01月25日 00時00分59秒 | オズマの読書感想文


サイゾーを買ってみて知った事実。

 出版不況がとまらない。いや,完全に「メディアミクス」の時代であり,従来の「紙媒体」のみではまったく商売になっていないことが,『サイゾー』でも明らかになっていた。

 関連する,印刷・製本・製版も業務内容が大きく変わり,ほとんどの印刷所は「メディア事業」に転換した。おそらく,紙媒体でないとダメなのは参考書・教科書だけ。それは「絶対に手書きしないと覚えられない」という特質ゆえのものである。

 さて,『サイゾー』の中では,冒頭写真にある『サルでも描けるマンガ教室』が『サルマン2.0』となっていたことに触れており,それは僕にとってまったく知らなかった事実だった


始まってすぐに終わったらしい。

 理由がいろいろと書いてあるが,相原コージと竹熊健太郎は,『2.0』をやる前に,自分たちで描いた次のコマのことをすっかり忘れていたのであろう。


そう,Part2は成功しない。歴史が証明している。

 意見の相違,時代背景の違いなどが『Part2』失敗の要因。しかし,それでもなお,相原・竹熊コンビは「マンガ黄金時代」に戻りたかったのであろうか

 『新・巨人の星』に有名な「Part2」失敗の法則。これを突破できる作品は,相当に編集がデキル奴でないとうまく行かない。少なくとも執筆者に任せていたら,とっくに終わっている。『ドラゴンボール』はそういう意味で「異常」である。

 それにしても,ジャンプ・マガジン・サンデーを合わせても,ジャンプ独走時代の600万部にさえ遠く及ばない以上,週刊マンガ誌は近い将来「紙媒体」としては消える運命かもしれぬ


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