オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

現代の「黒い霧」;金銭野球。これにダルビッシュがウンザリしたとしたら....。

2012年03月17日 08時46分22秒 | オズマの独り言

開幕2週間前「なぜ」…各球団関係者ら困惑(読売新聞) - goo ニュース

 巨人の金銭問題。『巨人の星』を見てきた自分にとっては情けなく,番場蛮のように「内部から破壊したかった」元・清武部長の気持ちもわからないわけではない。

 プロだからお金が絡むのはアタリマエ。しかし,それにウンザリするのももはや日常化。王さんまで情けないコメントをしている。ナベツネには逆らえないのだ。暴力団のようなプロ野球軍団。これも実社会の一つだが。

 ダルビッシュは「野球がしたいから」大リーグに渡ったという。結果として報酬を得ているが,ダルビッシュの国内防御率1.99(たしか)では,国内でダルビッシュが登板する限りすべてが「大リーグボール」だったことも事実だろう。打てない,闘えない,それでは投手としての成長もない。これでは米国登板を考えるだろう。

 金銭は重要。しかし,小泉構造改革以降とくに金銭崇拝が行き過ぎているのも事実。正社員はごくわずかになり,非正規雇用ばかりが増えていく。これでは国力も何もあったものではない。

 野球も同様。お金ばかりが優先されて,そして実際契約した巨人のプロ達は実にふがいない成績であり,その契約額の大きさがプロ野球の人気後退を招いているとはいえないだろうか。

 お金を重視しながらも,お金に翻弄されていく。いや,重視でなく,実は軽視しているのだが。

 ヒューマ・ホシのように「野球道」を極めるなんてことはもうありえないということ,ですな。