オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

ZC vs 4AG。そんな時代もあった。

2012年03月07日 05時50分58秒 | オズマのクルマよもやま話

 電子書籍で購入した「ホンダDOHCのすべて」を読んでみた。実際は流し読みだが。

 そして当時の対決は当然,4AGとZC。設計思想・時代背景がまったく異なる2つのエンジンを比較している。

 でも,これはあまりにもホンダ優位だと思う。クルマの設定がトヨタの場合,「GT APEX」になっており,「GT」とか「GTV」じゃない。そういう意味では正確な比較ではないだろう。

 だが,こうした比較がされたことにより,日産もマツダも三菱も1600DOHCエンジン量産に乗り出し,1997年ぐらいまでは激しい闘いが続いた。真打,シビックTYPE-Rが出てしまったら最後,もはや追随することはできなかったし,ミニバンブームの波が寄せていたから,1600DOHCの命はこの時代で終止符をうつ。

 それでも,ワンダーSiはカッコイイし,MR2なんてもはや奇跡のクルマだ。学生時代は気づかなかったけど,やはり諸行無常である。