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時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

徳島・池田へ

2010年07月19日 | フィールドワークから
調査のお願いをしていた徳島県・東みよし町から先日、返事をいただき、話者になってくださる方を調整をしてくださったとのこと。私の帰国前に間に合うよう、急いでくださったようで、たいへんありがたく、明日の調査のため、徳島県にきました。宿泊地はお隣の三好市、池田町。ここに訪れるのは3度目、宿泊は2度目。駅を出ると写真のように、たくさんの風鈴が迎えてくれました。小学校か幼稚園のお子さんの作品らしい。一つ一つに(七夕の?)願いごとを書いた短冊がつけてありました。梅雨明け直後の蒸し暑さでしたが、この風鈴の音でちょっと涼を得られました。

宿泊してるのは、いちおうビジネスホテルですが、フロントの人、風体はたんなる地域のおっちゃんで、駅から車での出迎えを頼む電話をかけると、「ほんなら、いきますけん」とベタに方言。インターネットのケーブルを頼んだら「貸しますけど、故障しとって、たぶんつながらんと思います」。おいおい、しっかりしてくれ。実際には、つながりましたが(おっちゃんが故障だと思い込んでるだけらしい)。

(↓ つづく)

出迎え@阿波池田駅前 その2

2010年07月19日 | フィールドワークから
風鈴が涼しげに鳴っていた阿波池田駅前。下を見ると、写真のようなものもお出迎え。よく見ると分かりますが、ゴム製。ホンモノのゴキブリではありません。

ホテルのおっちゃんに聞いたところ、池田町はかつて四国の交通の要衝として栄えたが、交通機関の高速化などの影響で、人に留まってもらえなくなり、衰える一方、という説明。駅前の商店街も閉店多数と、かなりさえないようすですが、吉野川の川遊びをビジネスにする人がいるらしく、雑誌にも載ってたし、実際、阿波池田の駅に、ご家族で遊びに来た人を送るおにーちゃんがいました。祖谷渓もあるし、観光ビジネスのための資源はけっこう豊富にある。

でも、やっぱり人がたくさんいる都会から遠いのは弱みなのでしょう。岐阜から新幹線・急行を利用して4時間、というのは、昔に比べればうんと近いはず。それでも、会場の東みよし町教育委員会にうかがう予定にしている9:30に間に合う電車はなく、前日からの現地入りになりました。