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時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

満腹・・・

2009年11月04日 | 旅行記
テキサス州はもちろん以前はメキシコだったわけですが、連れがメキシコ料理好きだったこともあり、先日から紹介した師匠との朝食以外、すべてメキシカン料理。

発表を終えた木曜日の夜、タクシーの運転手が美味しいと教えてくれたBoudrosという店に行く予定にしていましたが、もう一人の連れが調べてくれたところ、めちゃくちゃ高い。ということでそれはやめて、歩いて10分ちょっとくらいの地元のメキシカン料理屋へ。名前忘れちゃいましたが、コストパフォーマンス抜群。

勧められて食べてみたのが写真の Enchilada con mole というもの。私は、このMoleというソースを全く知りませんでしたが、チョコレートが入ってるそうで、実際ちょっと甘い。Enchiladaの中身は、写真のものの場合、鶏肉。煮豆(しょっぱい)とご飯(ピリ辛)が添えてある。これで、$10弱。席に着くと、コーンチップスがディップするソースと一緒に出てくるけど、それは追加料金なし。これがまたビリッと辛い、けど旨い。

でも、ここも量が多すぎ。私以外、180cmを越える大男たちなのでぜんぜん平気そう。若い2人はさらに前菜頼んで、デザートも。さすがに、「食いすぎて朝食が取れなかった」と言ってましたが。

ということで、発表以外はほとんど食ってる記憶しかない。私は旅行に行ったら当地の食事が何より楽しみ、という方ではないので、最後のほうは食事がちょっと苦痛でした。たしかにメキシカン料理は美味しいと思うけど、もう十分。帰ってきて、普段の食事に戻れてほっとしてます。

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先日、10年近く日本で過ごして最近戻ってきたという知り合いのアメリカ人に聞いた話。懐かしのiHopに行ってみたら、パンケーキもどかーんとでかいし、フルーツソースも一ビンぶちまけたか、というほど大量。悲しかった、とのこと。2004年にイリノイで行ったiHopも確かにそんな感じ。他で聞いたところでは、アメリカのレストランは、この10年でとんでもない量を出すように変化したのだそうです。マクドナルドも、バーガーキングも、ここ10年で大型化してるとのこと。

これはもちろん店が企んだわけではなく、客の好みに合わせて徐々に変化した結果でしょう。どうやらアメリカ、これだけ糖尿病等、健康上の問題を抱えながらも、全く反省してないらしい。むしろ「とにかく腹いっぱい食わせろ」の方向にエスカレートしてるようです。世界一の収入があって、世界一エネルギーを使って、何を達成したいのかと見れば、手抜き調理のジャンクフードをたらふく食べてる。そんなことが豊かとは思えませんが・・・