時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

アメリカに戻る

2006年08月07日 | 旅行記
1ヶ月の日本滞在を終え、Bloomingtonに戻りました。京都・大阪調査を終えてすぐ翌日帰国、という強行軍。今回はついに昨年日本に残してきたギターを持ってきました。写真がそれ。久しぶりに汚れをていねいに落として弦を張り替えました。ギターを知っている方ならご存知のFender・Telecasterです。値段も高くてかなりいいものなのにプレイヤーの腕前がしょぼくて、このギター泣いているかも。丸一年弾かずにいたせいで、もともと低い技術が更に落ちている事が判明、運指の基本練習からやり直しています。もっとも、そんなことやっていられるのはせいぜいあと2週間。

これまた日本から持ってきたのが寝ゴザ。写真ではギターの下にあります。Bloomingtonは晴天続き、ここ数日昼の温度は32℃ほどに達しています。湿度が50%程度なので部屋の中なら大したことはなく、冷房は不要。それでも、アパートには寒い冬を重視して毛足の長いカーペットが敷き詰めてあるので、このゴザのおかげでかなり居心地がアップ。昨晩は気温が17℃くらいまで下がり、寒いと感じたくらい。酷暑を迎えているらしい日本のみなさんに申し訳ないような状況です。

アメリカ入国審査だけはいつも緊張します。今回の入管通過は乗り継ぎをしたシカゴでした。サインをもらい忘れていたI-20を日本から依頼して送ってもらっていたこともあり特にトラブルもなく終了。ギターも文句なく税関通過。ところが、セキュリティチェック時に列に並んでいると、チケットなどをチェックしている女性が「はい、あなたはあっちに行って」と列を離れるよう促し、別のコーナーに案内されて特に厳重なチェックを受けました。

具体的には手を横に上げて体を隅々までなでられる、というよく目にする検査。「ここには何が入ってますか? 見せてください」「あ、はい、パスケースです」と取り出して提示すると、中を開いて念入りに検査。かばんも「尖ったものや危険なものは入っていませんか?」「ないと思います」というやり取りのあと、入念にチェック。どうして自分が選ばれたのか、何か怪しまれるほど不審な挙動をしていたのか、ナゾのままです。私以外にアメリカ人らしき人も含め何人もチェックされていたので、たんにランダムにピックアップしているのかな? とも思い、職員に質問したかったのですが、忙しそうだったので断念しました。