た・たむ!

言の葉探しに野に出かけたら
         空のあお葉を牛が食む食む

いくら丼

2005年12月17日 | 食べ物
 北海道出身の人からいくらのしょうゆ漬けを贈られた。
 そんな高価なものをいただくすじあいじゃございませんいえほんとそんなそんなそうですか?とその日には喜び勇んでいくら丼にして食ってしまった。
 全部の解凍を待ちきれずご飯に盛り付けて写真に収めたので、本当はこの三倍の量のいくらがあったのだ。
 いかん、私はいくら丼となると事を急いてしまうようだ。まず前提から話し始めなければならない。
 私はいくら丼が好きなのだ。
 ずっとずっと好きなのだ。
 いかん、私はいくら丼となると文章が稚拙を増すようだ。ずっとずっとなんて、三十を過ぎた大人が使う修辞だろうか?
 どうも上手く書けない。
 仕方がないから、いくら丼賛歌を歌おう。


 思い出すのは
 大洋に沈む紅の日の色
 雲に頬寄せる天女の涙となりて
 その数限りなし。

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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好きです。 (みあ)
2005-12-18 22:09:52
その、感受性の、正直な叫び。

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みあさんへ (阿是(overthejigen))
2005-12-20 00:35:35
ありがとうございます。なかなか更新できない日々ですが、忍耐強く見守っていただいていることに感激します。
返信する

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