回転紀行～まわるお寿司いづつやさん

今日は、まわるお寿司いづつやさんへ。岡山県倉敷市に2店舗ある地元密着の人気店です。今日も、児島店に行ってきました。オープンする11時にはすでに10組近いお客さんが行列していました。そのタイミングですでにたくさんのお寿司を流してくれていて、客席も空いていたら好きなところに座って下さいな感じで昔ながらの回転寿司の雰囲気を残すお店です♪

「バッテラ(165)」「極上バッテラ(385)」もありましたが、こちらで…　岡山の回転寿司のバッテラは関西とは異なり。鯖の厚みが凄くあります♪　ボリュームもあり、鯖の旨味もしっかり。これだけ満足感のあるバッテラもなかなか無いと思います。

「ツブ貝のわさび漬け(165)」つぶ貝に昆布、山葵を加えた軍艦巻きです。山葵がしっかり存在感があり昆布の旨味との相性も良く、つぶ貝の独特な食感もあり美味なものです♪　こういうのも、珍しいですね。

「岡山名物ひら(275)」岡山のスーパーではよく売られていて気になっていたのですが、回転寿司店で見たのは初めてかも♪ということで。小骨が多いそうで鱧の様に骨切りをする必要があるそうです。腕のいい職人さんが居なければこれは出せませんね。これが、驚くくらいに味が良く、鰊の旨味に上品な白身の旨味を足した様な…(？)何とも表現が難しい独特な旨味があり、感動しました！　調理の手間もあるからなのか？これを食用にする地域が岡山とその周辺くらいなのだそうです。これはもったいないですね。こんなに美味しいのに…　岡山名物、納得です。

「はまち巻(165)」はまちがたっぷりのはまち巻、人気な様でたくさん流れていましたがよく売れていました。人気なのも納得です。

「天然鯛(330)」天然鯛というのも珍しいですね。しかも、脂が凄くのっていそうですし、身も大きくてこれならこの価格でもいいだろうとお皿を取りました。脂がしっかりあり、トロを食べてるのか？と錯覚するくらいの溶けて無くなる様な食感。上品なのにしっかりとした甘味が広がり…この鯛凄い…！　こんな鯛はなかなか回転寿司店でいただけるものでは無いと思うくらいの美味しさでした！

「上マグロ(220)」こちらもかなり大きくさばかれているのに220円です。「上」マグロと名乗るだけにしっかりと旨味のある腹のところを使ってくれています。

「あおりイカ(275)」かなり厚くさばいて、丁寧に飾り包丁を入れてくれています。食感は柔らかく甘味が広がり美味なもの♪　凄くボリュームがあり烏賊の旨味に満足していると、これよりも大きなのが流れてきました！　なんだか、特に250円以上のお皿が凄くボリュームがあるような…

「上ビントロ(165)」こんなビントロもなかなか無いと思うくらいに見た目に脂が凄くありそうなビントロです。脂が見た目通りにしっかりとのっていて、その甘味が凄く濃厚です。　まさに「上」なビントロですね。

「チヌ(220)」チヌもありました。こちらも厚くさばいてくれています♪　チヌならではな上品な旨味がしっかり感じられました。これも、厚くさばかれていました。

「下津井産活タコ(385)」蛸で有名な地元下津井産ということです♪　身は厚く結構ボリュームがありました。吸盤のパリッとした食感があり、鮮度が良かったからなのかクセの無い繊細な旨味を感じました。なるほど…これは凄い！

ほとんど全ての回転寿司店がそうであるように、いづつやさんも価格改定をして、以前は110円皿165円皿中心だったのですが、110円皿も残しつつ165円皿をメインにもっと高級なお皿を増やしていました。ただ、以前よりも高級なお皿が増えていて、それらのお皿はネタのボリュームはかなり凄くなっていて、鯵などはここまで大きくしなくても…な驚きの大きさでした♪　ただ、ネタの目利きは素晴らしい様で、新鮮な鮮魚を使った素晴らしいお寿司が充実しています。職人さんの腕も確かで、色んな丸のままの魚をさばいてくれていました。以前は素晴らしいお店の多い岡山の回転寿司店の中で格安なのが印象に残るお店でしたが、今回行った感想はそういったお寿司も残しつつ、より素晴らしいネタを充実させたお店に進化した様な印象を受けました。やはり、岡山の回転寿司店のレベルは高いと再確認しました。