今日も遊・食・見 + Life

おっくんの元気の源…四方山Dialy!

山の辺の道・南コース・・・その1

2015-12-03 | ぶらぶら
行こうと思えばいつでも行けるからと高を括って結局行かない場所。
行ってしまえば、行きたい気持ちがなくなって寂しいと、ぐずぐずなかなか行かない場所。
そんな場所って1つや2つあるよね……僕だけ???
11月29日の日曜日、そんな憧れの場所の1つ 「 山の辺の道 」 を歩いてきました。

奈良盆地の東南にある三輪山の麓から東北部の春日山の麓まで、
盆地の東縁を山々の裾を縫うように南北に通じる古代人が通った道。
全長約30kmの行程ですが、寺社・遺跡を巡りながらだととても一日では無理なんで
今回は約半分の南コースを桜井から天理まで歩くことにしました。



始発電車に乗りたかったんだけど、ぐずぐずしてる間に遅くなって9:30に近鉄桜井駅に到着。



駅前に早速ありましたありました、肖りショップが (^▽^;)
奈良県民は邪馬台国は奈良にあったと決めつけてるようです。
僕もそうであってほしいのだが、永遠の謎のほうが夢があるね。



山の辺の道の起点(終点?)は海石榴市(つばいち)なんだけど駅前に石碑が建っています。



初めての街を歩くとマンホールの蓋なんかが気になります…あらま、可愛い (*^。^*)



今日は長丁場なんで、気合を入れるのと景気づけの力水~~!! 何してんねん、はよ行け!



万葉のふるさとだけあって、あちこちにこうした句碑が建っています。
ゆっくり読んで勉強したいけど、そんなんしてたら日が暮れる (;_;)/~~~



駅から2km程で、起点の海石榴市に到着!
「 佛教傳来之地 」 の石碑があります。
1600年ほど前、中国から渡ってきた人たちが、大阪に着き陸路ここまでたどり着いたんでしょうね。
さあいよいよ山の辺の道に入ります。



要所要所にこういった表示板があるので、ほとんど道に迷うことはありません。



「 金屋の石仏 」



石仏といっても石板に彫られた釈迦如来と弥勒菩薩が2体安置されています。
釈迦と釈迦の後釜の弥勒仏の名コンビ。 石棺の蓋だったとか…



大神神社の神宮寺 「 平等寺 」 に着きました。裏門から失礼します…



明治時代の廃仏毀釈で廃墟同然だったものを苦労してこの伽藍まで復興されたとのこと。
こじんまりとしたお寺ですが、落ち着きのある姿が美しい。



多宝塔ならぬ 「 二重塔 」
期待していなかった紅葉まで見れるとはありがたい d(-_^)good!!



えっ w(*゜o゜*)w まだ海石榴市から1km!? 今日の予定、残り15km…



街道沿いには秋の味覚満載です。



民家の塀の角に大黒様が (^▽^;)ウロウロキョロキョロ



お稲荷さんのさい銭箱ににゃんこが鎮座 カワ(・∀・)イイ!!
あれっ、ちょっと趣旨が変わってきたみたい……



いよいよ山の辺の道のメインの一つ 「 大神神社 」 に着きました。
ここも失礼ながら裏門からの参詣になりました。



なんとも絢爛豪華な本殿……ではないんです。
この神社のご神体は奥に広がる三輪山。ですから本殿は無く、ここは拝殿ということです。



蛇が宿るという御神木には卵が供えられています。

山の辺の道の順路ゆえに裏門から入りましたが、本来の参詣順路を逆に辿ってみます。



境内にに入る手前の、注連縄の簡素な造りの鳥居。



神木に包まれた参道。



表玄関にあたる 「 二の鳥居 」



二の鳥居から離れた街道筋の 「 一の鳥居 」



そしてそして、お馴染みの国道169号線に面してそびえる 「 大鳥居 」
この鳥居が一ではないんです。番号無しです。いわば、シンボルマークかな (^o^)丿
鳥居の左に広がるのがご神体の三輪山です。
そして、 「 三の鳥居 」 は拝殿の奥にあるらしく、三つ鳥居という独特の形をしているらしいんですが
余りにも神聖過ぎて撮影禁止なんです。



しかし、デカいです! 高さ32m、柱間23mの耐候性鋼板製。
昭和59年、昭和天皇ご親拝を記念して建てられた、日本一の大鳥居です!



境内に戻る途中、二の鳥居手前の参道に地元精肉店のコロッケの露店が出ていました。ゴクッ!



神域にも関わらず、コロッケを肴に力水!! なんと不謹慎な ヾ(゜0゜)ノ

でも、い~~~んです!!



ここはお酒の神様でもあるんだからね ♪(*^.^*)エヘッ

ということで、今回はここまで。



今回も近鉄電車発行の「てくてくまっぷ」を使いました。ここまでの行程は赤線で示した部分です。
あちゃーーーーーーーーっ! まだ1/5位しか進んでません。日が暮れる~~~