しゅ~くり~む ら

Osamu KURIMURA Official Blog

Tour de Okinawa 2008 #1

2008-11-09 | インポート
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A028

[上:落車が多いサバイバルレースの中で3位に食い込んだ鈴木真理選手]
photo(c):skil-shimano
[下:地元沖縄の星、新城選手がチームの働きに応えてスプリントを制する]
photo(c):Hideaki.TAKAGI/www.cyclingtime.com

11/8(土)に、[第1ステージ]が行われました。

◆今西コーチのLiveレポートはこちら[http://blog.liveshimano.jp/]
◆大会公式WEBサイトはこちら[http://www.tour-de-okinawa.jp/]

11月8日~11月9日の2日間に渡って、
UCI[2-2]のステージレース、
[Tour de Okinawa]が開催されます。

このレースに、スキル・シマノから以下の5名がエントリー。

野寺・阿部・狩野・鈴木・飯野
※参加チーム=20チーム

◆以下、[CYCLINGTIME.com]のレポートです。
今年からステージレースとなったツール・ド・おきなわ男子チャンピオンクラス(UCI2.2)。初日第1ステージのクリテリウムが11月8日(土)に名護市街地で行われ、新城幸也(梅丹本舗・GDR)がスプリントを制して優勝した。最終第2ステージは9日(日)に200kmで行われる。地元の新城がステージ・総合の完全優勝を目指して幸先良いスタートを切った。

第20回記念大会の今年、最高峰のチャンピオンクラスは2ステージのレースとなった。1日目は11月8日(土)に沖縄県名護市中心市街地でクリテリウム、2日目同9日(日)に沖縄県本島北部で200kmのロードレースとなった。ほか、サイクリング大会、市民レースなどは例年通りのスケジュールで行われる。

初日のクリテリウムを制したのは沖縄県出身の新城だった。期待されて、マークされて、それでも勝ってしまう個人とチームの強さが際立ったレースとなった。

コースは名護市中心部の名護十字路交差点をスタート・ゴールとする1周1.7kmを30周する51km。おおまかには長方形のコースで、1箇所、樹齢300年のガジュマルの大木をロータリーのようにクリアする箇所がある。天候は晴れから途中に豪雨を2回挟み、中盤以降はウェットな路面。気温は30度近くと蒸し暑い。

片山右京氏の先導でパレードスタートした選手は97人。序盤は梅丹本舗・GDR、チームブリヂストン・アンカー、スキルシマノ、ドラパック・ポルシェ、ソウルサイクリングなど各チームが主導権争いをする。徐々に梅丹本舗メンバー5人が前方に終結し、梅丹ペースでレースが進む。途中の豪雨を経てその後はほとんどを梅丹が先頭で走る。途中2回のスプリントポイント前にドラパック・ポルシェが入る程度となる。滑りやすい路面で落車が多発し、集団が分断される。約30人に絞られた先頭集団には梅丹5人のほかスチュワート・ショウ(ドラパック・ポルシェ)、鈴木真理(スキルシマノ)、山本雅道(チームブリヂストン・アンカー)、ソウルサイクリングなどが陣取る。ラストは集団が長く伸び、ロングスパートで新城がこれを制した。

優勝した新城は「勝ててよかったです。ほっとしています。クリテリウムは前にいるほうが楽だし、雨も降ってきたのでチームで前にいました。名護市内で走れて良かったし、お客さんもたくさん見てもらえたのでうれしかったです。明日はステージレースにこだわらず、ワンデーレースのような面白い展開にしたいですね」と語る。

豪雨と滑りやすい路面で数十人が落車して大きく展開に影響したが、梅丹本舗は全行程の8割以上を5人で引きまくり、一番安全な位置を確保した。今の梅丹本舗にしかできない作戦だ。そして期待された新城が確実に勝利し、チームと個人の力を見せ付けた。

◆第1ステージ[リザルト]
[Tour de Okinawa - Japan Nago - 2.2 - 51km]
1 Yukiya Arashiro (Jpn) Meitan Hompo-GDR 1.11.59 (42.5 km/h)
2 Stuart Shaw (Aus) Drapac Porshe Cycling Team
3 Shinri Suzuki (Jpn) Skil-Shimano
4 Park Seon Ho (Kor) Seoul Cycling Federation
5 Shinpei Fukuda (Jpn) Team Bridgestone Anchor
6 Miyataka Shimizu (Jpn) Meitan Hompo-GDR
7 Tjarco Cuppens (Ned) Taiwan Cyclist Federation Team
8 Yasuharu Nakajima (Jpn) Meitan Hompo-GDR
9 Yoshinori Iino (Jpn) Skil-Shimano
10 Reona Sumi (Jpn) Nifs In Kanoya
11 Tomoya Kano (Jpn) Skil-Shimano 0.07
25 Hidenori Nodera (Jpn) Skil-Shimano 0.35
34 Yoshiyuki Abe (Jpn) Skil-Shimano


◆個人総合第1ステージ終了時「リザルト
1 Yukiya Arashiro (Jpn) Meitan Hompo-GDR 1.11.45
2 Stuart Shaw (Aus) Drapac Porshe Cycling Team 0.02
3 Shinri Suzuki (Jpn) Skil-Shimano 0.10
4 Park Seon Ho (Kor) Seoul Cycling Federation 0.12
5 Shinpei Fukuda (Jpn) Team Bridgestone Anchor 0.14
6 Miyataka Shimizu (Jpn) Meitan Hompo-GDR
7 Tjarco Cuppens (Ned) Taiwan Cyclist Federation Team
8 Yasuharu Nakajima (Jpn) Meitan Hompo-GDR
9 Yoshinori Iino (Jpn) Skil-Shimano
10 Reona Sumi (Jpn) Nifs In Kanoya
11 Tomoya Kano (Jpn) Skil-Shimano 0.21
25 Hidenori Nodera (Jpn) Skil-Shimano 0.49
34 Yoshiyuki Abe (Jpn) Skil-Shimano