名探偵ホおむズ 事件簿023 |
ホおむズとワトソンは、ヴィクトリア女王のダイヤモンドを預かって、警備をしていた。 | |
怪盗ルパンがダイヤを狙っている、という情報が入ったからである。 | |
「う~む。女王陛下じきじきの依頼か」 | |
「そうだ。なんとしても、ダイヤを守らなければ」 | |
「わ~っはっは! 話は聞かせてもらったぞ! ダイヤはここか!」 | |
「しまった、ルパンだ!」 | |
「さあ。おとなしくダイヤを渡してもらおうか……」 | |
「いかん! ダイヤを隠さなければ!」 | |
「いまさら隠しても無駄だ!」 | |
「どうかな……完璧な隠し場所があるのだよ……」 | |
「完璧な隠し場所だと?」 | |
「ホおむズの、尻の中だ!」 ずぼっ |
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「……し、尻の穴の中だと!?」 | |
「はっはっは! 取れるものなら取ってみろ!」 | |
「取れるか~っ!!」 | |
「くっくっく。さしものルパンも、手も足も出まい」 | |
「はははは! 遂にルパンに勝った!」 | |
「うわ~っはっはっは~っ!」 | |
「どうだ、おい、ホおむズ! うまくいったな!」 | |
「女王陛下に怒られるだろうなぁ……」 |
怒りませんとも。ええ。
お尻が痛いんじゃ。