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19世紀末。
霧の都、ロンドン ―― 。
ベーカー・ストリートの、とある下宿屋で、二人の男が、共同生活をしていた。
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この男の名は、シャーロック・ホおむズ。
どんな難事件もたちどころに解決してしまう、私立探偵である。 |
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こちらの男は、ジョン・オカカ・ワトソン。 |
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生業は医師だが、ホおむズの助手であり、親友である。 |
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さて、この二人 ―― このところ全く事件が起きないので、退屈しきっていた。 |
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「あ~あ、退屈だな~」
すたすた |
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「さっぱり事件が起きないから、つまらん」 |
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「そもそも、ホおむズが悪人どもを一掃しちゃったからいけないんだ」 |
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「ホおむズの、あほ~っ」 |
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「あ~あ。ヒマだな~」
ぶつぶつ ぶつぶつ |
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無聊をかこつ親友ワトソンの後ろ姿を、ホおむズは、じっと見ていた。 |
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そして、ホおむズは、考えた。 |
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ホおむズは、ワトソンの背後から、そっと忍び寄り、 |
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いきなり、殴りつけた。
ボカッ |
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「な、何をするっ!?」
「ワトソン! 事件発生だ!」 |
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「事件だと?」
「うむ! ワトソン殴打事件!」 |
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「あ、あほかっ!? お前が犯人だ~っ!」 |
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「まったくもう……探偵が事件を起こしてどうする」
「うるさい。行くぞ、ワトソン!」 |
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「行くって……どこへ行くんだ?」 |
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「おいおい、待てよ……」
ホおむズの不思議な魅力に惹かれ、結局はついてゆく、ワトソンであった。 |
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これが初回かどうかは、
言い換えれば、これがシリーズ化されるかどうかは、
まだ未定です。
シリーズ化されても、面白くないかもしれません。
面白くなかったら……犯人は私だ!
衝撃的な演出ですなーw
ホおむズはちょっと変人なんだけど、なぜか惹き付けられちゃうワトソン・・・・
楽しい友情のストーリーになりそうですね
シャーロック・ホおむズの行くところ、
常に事件と冒険が……!
どきどき、わくわく。
ホおむズさんについて行きたいなあ
新しいホームズ、魅力的ですよ。
http://wwws.warnerbros.co.jp/sherlock/
中学生くらいの頃にむさぼり読んだ記憶も蘇りました。