土佐のくじら

土佐の高知から、日本と世界の歴史と未来を語ろう。

現代の野中兼山 橋詰毅(つよし)の真骨頂 驚愕の高知エネルギー大国論

2013-07-16 09:55:42 | 天才橋詰つよしの挑戦

土佐のくじらです。

昨日高知会館で行われた、高知選挙区出馬の橋詰毅(つよし)氏と、全米共和党顧問饗庭直道氏の合同後援会に参加しました。
久しぶりにお会いした橋詰氏は真っ黒に日焼けし、身体は少し痩せたように見えましたが、お疲れの様子はなく、相変わらずタフで、バイタリティー溢れるご様子でした。

これまで「天才橋詰つよしの挑戦」というカテゴリーを設け、橋詰氏の応援を続けて参りましたが、
実は、ここからの記事こそが、橋詰氏が現代の野中兼山であることの真骨頂なのです。

江戸時代初期の土佐藩家老、野中兼山の姿勢は、土佐藩内の公共インフラ構築に費やされたと言えます。
その野中インフラの大きな特徴は、「長く富を蓄積した」という一言で言い表せるのではないでしょうか。

橋詰氏の地方政策のまとめは、「高知100年繁栄の計」と銘打っていますが、
その100年という単位が現す長さこそ、橋詰氏こそが現代高知の野中兼山と私に言わせる根拠なのです。

橋詰氏の高知100年繁栄の計第3弾が、「高知をエネルギー大国へ。」ですが、
高知を長く繁栄モードに載せるには、このエネルギー政策・・・が、必要だ・・・という思想なのです。

これは国家のエネルギー政策ではありません。驚くことにこれは、高知のエネルギー政策なのです!
高知県をエネルギー大国として永続的に発展させ、高知に富を蓄積させると共に、国家をも発展させようという試みなのです。

野中兼山以降の土佐の国では、飢饉が一度も発生しておりません。

雨が多く暖かい気候の土佐では、冷害の心配はありません。
台風なのど暴風雨や水害でも、藩全ての田畑が壊滅することはありませんから、用水路網が完備した後の土佐藩では事実上、
「どうやっても飢え死にできない藩」となりました。

そのかつての豊かさの名残は、土佐人のおおらかで気風の良い気質、そして自由を愛する独立心の強い気質、そして他県から比べると暢気な県民気質として、今でも残っております。
人口80万人足らずの地域であるのに、江戸時代から続く地酒メーカーは多く、それだけ由緒ある酒蔵があるということは、それだけ米が、酒に回せるほど豊富に取れた証拠ですよね。
これら、高知県民の県民気質や、豊かさを象徴する文化の源流には、野中兼山のもたらせた永続的な豊かさがあるのです。

橋詰氏は私に言いました。
「高知県は、エネルギー大国になれる可能性がある。」と。

私は、「はは~ん、室戸沖のメタンハイドレードのことだな。」と思っていました。

しかしメタンハイドレードは、日本の使用量100年分の埋蔵量が土佐沖にあるらしいのですが、
まだ十分には採取できる技術が確立していないだけでなく、ロシア産の安いメタンもあると同時に、アメリカもメタン市場に参入してくるのがわかっており、容易にコスト割れする代物でもありました。

しかし橋詰氏のエネルギーの対象は、全く違っていたのです。
それは、メタンのように市場価格の安い代物ではなく、もっと高級品・・・だったのです。

橋詰氏曰く。
「土佐湾沖に流れる黒潮には、ウランが大量に含まれている。黒潮からウランを採取する方法は確立されている。コストがかかるだけだ。」
「高知県は黒潮に最も近い県だ。その中で最も黒潮し近い、県西部幡多地域と東部室戸地域に、黒潮ウランの産業化を研究する施設を、両地域にまずは造る。」
「それを足がかりに、私は高知県をエネルギー大国とし、永続的な発展をこの地にもたらせたい。」


「ウ・・・ウランじゃとぉーーーー!」 ←私の心の叫びです。(笑)

メタンとウランでは、市場価格は全く違うと同時に、それがもたらす効果は当然・・・全く違うものになります。

拙ブログのオーナー土佐のくじらは、関連資料を記事に貼り付ける技術を持たぬ完全右脳人間ですので、(笑)
記事に貼り付けられず誠に申し訳ないのですが、その技術を実際に研究している施設もありました。

そして高知県が、日本で最も黒潮に近い地域であることも、高知県民ならば承知の事実です。
桜前線が、日本で最も早く高知に上陸するのはそのためです。

橋詰氏の高知エネルギー大国論は、まだまだ大きな構想へと続き、それはひいては、この国家そのものを守りきる施策へと続くのですが、それはまた次回の記事で、私の筆力の限りお伝えできればと存じます。

                                                    (続く)










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