釜石の日々

ワクチン接種後の後天性免疫不全症候群

1月31日のNHKでも、「感染確認後に自宅で死亡した男性 “9日間 連絡取れず” 福岡市」が報じられていた。「福岡市によりますと、市内に住む60代の男性は、1月中旬に発熱やけん怠感などを訴え、18日に新型コロナへの感染が確認されたあと、28日に自宅で死亡しているのが見つかりました。
感染が確認された時は軽症で、1月20日から宿泊療養施設に入る予定でしたが19日以降、保健所が電話をかけたり携帯電話にショートメッセージを送ったりしても、連絡が取れなかったということです。」、「男性に基礎疾患はなく、死亡の時期や死因などは、今のところ分かっていないということで、市が調査しています。」とある。記事ではワクチンの接種状況には触れていないが、基礎疾患はなく、急変している。同じく昨日のNHKは「自宅療養の高齢者 自覚症状ないまま悪化するケースも 東京」を伝え、「71歳男性 せきも息苦しさもないのに悪化」した例を上げている。以前の変異株と同じく、本人にはさしたる自覚症状がなかったにもかかわらず、訪問した医師が「血液中の酸素飽和度を測ったところ、82%と酸素投与が必要な状態」であった。やはりワクチン接種には触れていないが、年齢的に2度の接種を受けている可能性はあるだろう。英国メディアTHE EXPOSÉ は、先月22日、「Worldwide Data suggests Fully Vaccinated Americans, Australians, Brits, Canadians, & Germans are developing Acquired Immunodeficiency Syndrome(完全なワクチン接種を受けたアメリカ人、オーストラリア人、イギリス人、カナダ人、ドイツ人が後天性免疫不全症候群を発症していることを示す世界的なデータ)」と題する記事で、ワクチン先進国のそれぞれの国のワクチン接種後の感染状況の調査や研究を具体的に上げ、数値的にもワクチン接種者が未接種者に比べ8.12倍感染しやすいことを示している。「オーストラリア、アメリカ、カナダ、スコットランド、イギリスのデータでは、ワクチンを接種した人々の免疫システムが、接種していない人々と比較して壊滅的な状態になっていることが明らかにされています。」とあり、結論では「後天性免疫不全症候群は、免疫細胞が失われ、他の感染症やある種の癌の発症にかかりやすくなる病気です。つまり、免疫系が完全に破壊されてしまうのです。」と書かれている。昨年10月4日に学術誌Frontiers in Immunologyに掲載された「Induction of High Levels of Specific Humoral and Cellular Responses to SARS-CoV-2 After the Administration of Covid-19 mRNA Vaccines Requires Several Days(Covid-19 mRNAワクチン投与後、SARS-CoV-2に対する高レベルの特異的体液および細胞反応の誘導には数日を必要とする)」と題するスペインの研究者による論文は、「Specific T-Cell Response」のFigure 2 D(図2D)の responding T-cells(IL-10release)で、「However, independently of the peptide employed, the IL-10 release in stimulated samples was higher than in non-stimulated samples.(しかし,採用したペプチドとは無関係に,刺激した試料では非刺激の試料よりも IL-10 の放出が多かった)」ことが示された。要するにどのワクチンでも接種後に制御性T細胞によって産生される炎症反応を抑制するインターロイキン10(IL-10)が多く放出されていたのだ。これはまさにワクチン接種により免疫が抑制されている事実を示す。昨年5月6日medRxiv掲載のオランダの論文「The BNT162b2 mRNA vaccine against SARS-CoV-2 reprograms both adaptive and innate immune responses(SARS-CoV-2に対するBNT162b2 mRNAワクチンは、適応的免疫反応と自然免疫反応の両方を再プログラムする)」もワクチン接種で自然免疫が低下することを示していた。先のTHE EXPOSÉの記事では、特にワクチン接種後の高齢者の免疫低下が顕著であることを示している。ワクチン接種後の免疫低下は、発癌性を含む様々な「超過死亡」の増加が昨年、各国で起きていることとも無縁ではないだろう。ワクチンは本来脆弱な人たちを守るもののはずだが、デルタ株の波の当時よりもワクチン接種が進んでいる現在のオミクロン株の波では、ブースター接種も進み、イスラエルはデルタ株の波の10倍、米国は5倍、英国は4倍、日本は3倍の感染者数となっている。ワクチンがオミクロン株にも有効だと言うのならば、こんな事態にはならないはずだろう。デルタ株とオミクロン株の感染力には有意差がないと言うデンマークの研究が出ているのだ。昨日の毎日新聞は、「感染経路の知見が世界と違う? 専門家8人、国立感染研に質問状」を載せている。国立感染症研究所が「「感染経路は主に飛沫(ひまつ)感染と接触感染」としているのに対し、専門家はエアロゾル感染(空気感染)が主な感染経路と主張しており、感染研に説明を求めている。」とある。昨年5月15日、Forbes JAPANは「新型コロナ空気感染の可能性、WHOが認める ウェブサイトに記載」と報じていた。同じく昨年5月1日の学術誌THE LANCETのVOLUME 397には「Ten scientific reasons in support of airborne transmission of SARS-CoV-2(SARS-CoV-2の空気感染を支持する10の科学的根拠)」が掲載され、科学的根拠も示されていた。政府のコロナ対策の医学的根幹である国立感染症研究所がこの程度であるから、科学的なコロナ対策が打たれないのも当然かも知れない。空気感染では距離の制限やマスクはほとんど無意味である。昨年、オーストラリア、シドニー東郊のウェストフィールド・ボンダイ交差点で、1週間半の間にエアロゾルの感染例があったことが報じられてもいる。空気感染を無視し、ワクチン接種で免疫を低下させ、感染を防ぐどころか、ひたすら感染を拡大させているだけである。子供にまでワクチン接種を推進し、ワクチン接種後の副作用やワクチン接種後の免疫低下で、ますます犠牲者を増大させているだけである。
イスラエルの重傷者(上)、死者(下)推移、共に前のデルタ株のピークを超えた
インド:縦軸ー100万人あたりの死者数、横軸ー10万人あたりの感染者数
赤:ワクチン接種推進のケララ州、青:イベルメクチンを含む治療キット配布州
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