釜石の日々

岩手県釜石市に移り住んで16年8ヶ月が過ぎ、三陸沿岸部の自然の豊かさに感動する毎日。

インド変異株も抑えられるイベルメクチン

2021-06-04 19:13:15 | 社会
昨夜から風雨が強まり、今日は日中もそれが続いた。さすがに今日はウグイスの声は聞こえて来ない。岩手県もここのところ連日新型コロナウイルス感染が見出されており、特に県庁所在地の盛岡市で多い。釜石市では先月18日に13例目が発生した後は、新規感染者は出ていない。こんな日本の状況の中では、釜石のような陸の孤島は幸いだが、それでも毎日多くの車が沿岸を縦断したり、内陸を横断する自動車道を走る。職場でも連日ワクチン接種が続いている。ウイルス感染症は、必ず波を形作り、何かをきっかけにとりあえずは減少に転じるが、減少して来た時が最も重要な時期で、そこで残る感染者を徹底して検出しないでいると、やがて次の波が新たな変異種を中心にやって来る。残念ながら日本はこれまでも非科学的な対策しか行わず、何度も新たな波を引き起こしてしまった。特に昨年末からは死者数が急増した。大都市では感染が急増すれば、たちまち病床が埋まり、大量の待機者が生まれる。そんな中で、高齢者や基礎疾患のある人が急変して行く。しかし、それを観察している人が配置されていないために、そのまま亡くなったり、遅過ぎる入院となる。ワクチンではなく経口可能で安全な治療薬こそが求められるが、日本を初め先進主要国はワクチン一辺倒で、簡単に早期に服用出来るイベルメクチンのような薬を排除する。そのためにむしろ犠牲者を増やし続けている。しかも、ワクチンは時間が経つにつれて、多くの問題があることが研究で明らかになって来ている。欧米もポピュリズムで政治の劣化が激しいが、さすがに多様性が維持され、研究者にもワクチンの危険性とイベルメクチンのような既存の薬剤の効用を訴える多くの人たちがいる。日本ではそうした研究者はごくわずかしかおらず、変人扱いさえされている。主流はあくまでワクチンの盲信であり、ワクチン接種の進行が遅いことを批判するだけである。日本でも現在最強とされるインドの変異種が市中感染しており、昨日も神戸や神奈川県の厚木市での複数の感染が報告されている。5月26日にはフィンランド南部のハメーンリンナにあるカンタハメ中央病院でインドの変異種による約50人の感染のクラスターが報告されている。(HELSINKI TIMES:Indian coronavirus variant behind hospital outbreak in Kanta-Häme, Finland, 26 MAY 2021)。報告によれば、地区の主任医務官は「インドの亜種は非常に簡単に伝染します。・・・なぜなら、これまで十分だった保護対策が単に十分ではなかったからです」「あらゆる状況でサージカルマスクを着用し、感染症の症状を持つ患者に完全な保護具を着用して対応するだけでは、今では十分ではありませんでした。」と述べている。また、ワクチン接種によって感染症の発見が難しくなる可能性があるとも述べている。6月1日のNEW YORK Intelligencerは、「What We Know About the Dangerous COVID B.1.617.2 (Delta) Variant(危険なCovid B.1.617.2(デルタ)変異種についての情報)」によると、デルタ株と呼ばれるようになったインドのB.1.617.2変異種は、最初に昨年12月に検出され、今では米国はじめ世界の60ヵ国以上で検出されていると言う。インドの感染急増の原因となったウイルスである。この変異種が危険なのは、強い感染力やワクチン効果を低下させる複数の変異があり、さらに強い変異に変わる危険性を持っているためだと書かれている。「予備的研究が正確であるならば、デルタの変種はすぐに世界で最も支配的なCovid株になるかもしれず、ワクチン接種率が高い国での急速な発生につながります。」とある。昨日のインドのTHE NEW INDIAN EXPRESSの「Recovery rate shoots up, five Karnataka districts clock more than 92%(回復率急上昇、カルナータカ州の5地区で 92% 以上を記録)」は、Covid-19患者の毎日の退院数が増加するにつれて、州の回復率も改善されており、水曜日には 87.47% に達し、特にビーダル、カラブラギ、ビジャヤプラ、ヤドギル、バガルコットの 5 つの地区は、州の平均を上回り、92% 以上の回復率を記録したと伝えている。同州では、パラセタモール(鎮痛解熱剤)と一緒にイベルメクチン、カルシウム、亜鉛の錠剤などの薬が入った在宅隔離キットが配布されている。バガルコット地区保健官のアナンス・デサイAnanth Desai博士は「適切な時期に適切な治療を行うことで、早期の回復に役立ちました」と述べている。インドも変異種と政府の失敗や宗教行事で感染者数が世界第2位であったブラジルを瞬く間に追い越す大惨事をもたらした。路上で酸素ボンベの周りで酸素を受ける感染者や、路上で火葬される死者が続出した。世界のワクチン製造委託工場を持ちながら、自国のワクチン接種は、とても追いつかず、イベルメクチンを含む「在宅隔離キット」が承認された。感染早期から服用出来るため、重症化や死亡が激減した。病気治療の大原則がそのまま実行された。早期発見、早期治療である。インドは100万人あたり25万6686件の検査を行っている。日本は11万5768件でしかない。
金雀枝(えにしだ)

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