釜石の日々

北朝鮮の核実験

昨日の夜、知り得たことを書いておきます。Voice of Amaricaによれば、米国政府筋からの情報と言うことのようですが、北朝鮮では明日15日が金日成の生誕祝賀行事の日であり、この日、午前中に核実験を行う可能性がある、としている。実際にも北朝鮮の北東部の豊渓里(プンゲリ)にある核実験場ではすでに準備が整っていることが公開されている商業用衛星写真で確認されている。またロシアからの情報では首都平壌の60万人の市民に退避命令が下っているとも言われる。中国も国境沿いに15万人の陸軍とミサイルを配置したようだ。米軍は朝鮮半島近辺の空母と横須賀の空母だけでなく、ミサイル装備の潜水艦も日本海に展開していると言う。4 月30日まで行われている米韓合同軍事演習は史上最大規模の演習で、米・韓合わせて307000の兵と、原子力空母、イージス艦、原子力潜水艦、ステレス戦闘機F-35Bが参加し、特殊部隊の海軍のシールズチーム6、陸軍のレンジャー、デルタフォース、グリーンベレーまでが含まれている。昨日は米国は2003年に開発されて、未だ使用されていなかった、通常兵器では最大の破壊力を持つとされる大規模爆風爆弾(MOAB)をアフガニンスタンで、IS系のグループ「IS-K」(ホラサンのイスラム国)を掃討するために使った。シリアに続いて、アフガニスタンでもこうして威嚇的な攻撃をして、北朝鮮に警告を与え、中国にも圧力を加えているのだろうと思われる。シリア攻撃に反対していた首席戦略官兼上級顧問であるスティーブン・ケビン・バノンを最高意思決定機関である国家安全保障会議(NSC)から外したことは、政権内の軍部の発言力を強めている。前大統領のオバマを批判していたトランプも、政治経験がないために、結局はオバマと同じくウォール街と軍部の圧力に屈してしまっているようだ。支持率が低迷した政治家は、よく国民の目をそらし、支持率を上げるために「戦争」を使う。シリア攻撃後に実際にも支持率は少し上昇した。そして、米国では中央銀行であるFRBがバランスシートの改善のために国債やその他の債券を手放すと発表しており、国債の買い手がいるのか危ぶまれる状況でもある。そんな時に、「戦争」があれば、国債は買われる。「戦争」はさらなる国家の借金を膨らませるが、国民は戦争を有利に運ぶことを好むため、借金よりも戦争に協力しようとする。まして、米国本土は決して傷付かない「戦争」である。政治的トップの自己の誇示欲の強さは北朝鮮も米国も変わらない。それだけに、「戦争」は大いにあり得る。北朝鮮はおそらく明日は核実験を行うだろう。そして、それを口実に米国は攻撃を開始するだろう。北朝鮮の報復攻撃は韓国が第一で、次いで日本に向けられるかも知れない。海上自衛隊も参加している。
薬師公園の桜(河津桜?)が7部咲きになって来た
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