おとといの野球観戦記でございます
今回の席は、ラッキーで舞い込んできた1塁側コカコーラシートの、ソファーシート
一緒に行ったラッキーガールはこちらの2人、彩加ちゃん(右)&リーダー(左)です
ソファーシートは快適だし選手が近いし、家のテレビで野球観戦をしているような気分になったりしました(笑)
選手のみなさんがこんな風にすぐそばにいて、試合中にはノーフェンスでドキドキです
まずは先に試合展開と結果から。
ホークス先発・杉内俊哉投手は立ち上がりは良かったのですが、3回からはランナーを出してはイライラするような感じで、調子を崩していきました
1点先制されても、ホークスは小久保さん(小久保裕紀選手)の勝利への執念を見せる送りバント(!!)とシャイニー(柴原洋選手)のタイムリーで同点に追い付きます
けれどその後は、ヒットは出るけれど繋がらず…得点に結びつきません
そうこうしているうちに杉内は6回・7回にHRを含めて3失点
8回からリリーフした神内靖投手は、1人舞台状態でランナーをためていき、今季打率0のバッターから痛恨の3ランを浴びてしまいました
あれはひどかった…チームの士気とファンの気分を沈没させるピッチング…
9回では別人のようにちゃんと投げていて、「やればできるやん!でも遅いちゃ!」と思いました(笑)
結局試合はそのまま、1対7でホークスの敗戦…
リーダーは初めての野球観戦だったので、かけてるメガネが興奮でくもるような試合を見せてあげたかったのですが・・・残念だぁ
でも楽しんでもらえたようで何よりです
この試合中に唯一あったおめでたいことは、小久保さんの1500安打が達成されたこと
近くで見る小久保さんにはオーラがあり、テレビで見るよりずっとかっこよかった
その場に立ち会え、近くで見られたことが嬉しかったです
では、試合前や試合中のエピソードをお話しさせてください
私たちが優先入場で席についた時、ホークス選手たちの練習があっていました。
想像以上に近い場所から選手を見てドキドキしているうちに、外野付近で練習していた投手陣がこちらのほうへ戻って来ました
まずは鷹のエース・和巳さん(斉藤和巳投手)がやって来ます
近くでみると、やっぱりかっこいいし迫力がある・・・
彩加ちゃんがダメもとで「和巳さーん!!!!」と呼ぶと、ななななんと!!こっちを向いてくれました
しかもしかも、こっちをジッと見た後に目をそらし歩き始めた時、手を挙げてこちらに応えてくれました
前にこういう場面で素通りした和巳さんを見ていたので、まさか立ち止まってこっちを向いてくれて、
なおかつお手振りしてくれるなんて思ってもいなかった私たち。
彩加ちゃんは驚愕のためフェンスに張り付いたまま固まり、私は動揺のためカメラを落としそうになりました
そんな私たちを見て、リーダーはきっと「おかしな人たちだなぁ」と思ったことでしょう(笑)
その後も続々と引き上げてくる投手陣、渚(新垣渚投手)もこちらを向いてくれました
選手たちに普通に声が届いて、まともに見えて見られる席・・・あらためてすごい席なんだなぁと、その時思ったのでした
私たちの席は、ファーストベースの斜め後ろの位置。
信彦(松中信彦選手)シート、という感じ
それから二遊間の二人(本多雄一選手・川宗則選手)もよく見えました
それと、続投する投手と先発していない捕手がベンチ前でキャッチボールをするのですが、その時に印象深かったことがあります
取り返しのつかない3ランHRを打たれた後の神内とキャッチボールをしていた、8回裏のつくだに(田上秀則捕手)のこと。
ふとベンチ前を見ると、これまでよりも近くにあった、つくだにの背中。
「あれっ」と思い、キャッチボールの様子をうかがうことにしました
思い通りにいかないピッチング、致命的な失投、自分が招いたまさかの試合展開・・・きっとショック、焦り、責任、不安、いろんな思いが渦巻いていたであろう神内。
その神内を思いやり、神内のペースに合わせて、ゆっくりゆっくり、しっかりボールを受け取り、そっとボールを投げ返すその姿。
あんな優しい背中見たことないっ!って思うくらい、本当に優しいキャッチボールをしていました
もしかして9回の神内のナイスピッチングは、あの時のつくだにが引き出したんじゃない!?なんて・・・
人の背中を見て泣きそうになったのは、生まれて初めてのことでした(笑)
なかなか座れない席、いつもと違う目線から試合を観て、色々なことに気が付きました
たくさん野球観戦しているけれど、とても新鮮な気持ちです
野球って、奥が深い。
野球選手って、みんなすごい。
私はやっぱり、ホークスがいい。
そんなことを考えていました
試合には負けてしまって本当に悔しいし残念だったけれど、良い1日になりました
今シーズンも残りあとわずか。
さぁ張り切って応援するぞ~