こころのたね

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2018.8月より再開!母になりました✨

体育祭実行委員会

2007-10-24 21:01:13 | 思い出
ふと思い出す、5年前の秋のこと
今日は、専門学校時代の思い出、体育祭実行委員会のことについて書きたいと思います。
話せば長くなってしまうのですが、よかったら読んでください



私の行っていた専門学校では、1年の秋に体育祭がありました。
夏休みが終わった頃にかかってきた、担任・ヒロシ(電話魔)からの電話
「今度は何の用やろ?」と思って出ると、「体育祭実行委員になってくれんか?」と言われました。
お願いというよりも、マンツーマンで任命の電話…私は頷くしかありません(笑)
各クラス2人ずつの委員、うちのクラスからはヒロシの独断で、私とM君が選ばれたのでした


そして初めての実行委員会
たくさんの科とクラスがあり、委員が勢揃いすると30人くらいで、知らない人ばかり。
そこで話の流れで、なぜかM君が委員長に選ばれました(笑)
副委員長(男子)と書記(女子)は、立候補があって決定
毎週放課後に委員会が開かれるようになりました。

けれど、書記になった子が2回目からいきなり委員会に来なくなり…そのままフェードアウト(笑)
来年の委員になる後輩のために話し合いや経過の記録が必要ですが、委員長は司会・副委員長はまとめ役でホワイトボード記入…
する人が誰もいなくて仕方ないので、クラスメイトのよしみで私がノートに記録していました
そしてある時、委員会の先生が「おーい、書記~!」と誰かを呼びます。
書記とかおらんやん!?と思いましたが、「もしかして…?」と振り返ってみると、やっぱり私で正解
「私は書記じゃありませんけど…平委員なんですけど…」と言えぬまま、私は書記と呼ばれるようになりました(笑)



体育祭のことで決まっていたのは、日程と時間と会場と予算だけ。
実行委員会にいる主な先生は1人だけ。
進行・スケジュール・競技内容・ルール・選手・景品などを決めること、用具作り、昼食の手配やゴミの始末など、その他すべては実行委員の仕事だったのです
これはなかなか…怒涛でした


体育祭まで1ヶ月を切ると、委員会も頻繁になり、終わる時間も夜遅くなり、帰宅時間は11時前後…
みんなの焦りと疲れがピークに達していた、体育祭直前のこと。
なんと、委員長のM君が連日の病欠
他の委員の子に「委員長はどうしたとー?」と聞かれ、「いやよく分からんのよ、体調悪かったもんね…ごめんなさい」と答える会話の繰り返し
そんな緊急事態の中「私は平委員やもん」なんて言っている場合ではなく、副委員長と2人で必死に委員会を仕切りました
この時の団結力は、自分達ながら素晴らしかったです



本番前日になってようやくM君が復活して、何とか無事に迎えた当日
盛り上がるとは期待していなかったのに、体育祭は結構な盛り上がりでした
私はそれを喜んだり実感する暇もなく、あちこち駆け回っていましたが

体育祭が終わって反省会があり、その後は打ち上げということでM君たちとラーメンを食べに行きました
その時のラーメンの味は、格別だったなぁ・・・



後日の放課後に委員会全体での打ち上げがありました
お菓子やジュースを買い込んで、教室でワイワイ騒ぎながら体育祭を振り返るものです
打ち上げの終盤に先生が、「じゃあ最後に、役員からそれぞれ挨拶してもらおう!まずは委員長から!」と言いました。
M君が挨拶をして、次に副委員長が呼ばれて挨拶をして…
予感はありましたが、その次にやっぱり先生は私を指差し、「じゃあラスト、書記ね!」ですって
ここでようやく私は、「書記と呼ばれて仕事はしてましたが、実は私、書記じゃなくて平委員なんですよね…」と言えたのです(笑)
「あっそういえば!」「言われてみれば、そうやった!」「わぁ、今までありがとう(笑)」と、最後にちゃんとオチがつきました(笑)



全然知らない者同士が集まって、一つの目標に向かって話し合って力を合わせて。
始めはよそよそしかったけれど、打ち解けるまでに時間はかかりませんでした
仕事は大変でしたが、委員会は楽しかったです
普段は接点のない人達と仲良くなる機会をもらって、「自分達がやったんだ!」と言い切れる体育祭を成功させることができて・・・本当に貴重な経験をさせてもらったと思っています



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ケイすけ)
2007-10-25 00:37:37
大変そうやね
平なのに書記って笑
でもそういった思い出があるのは羨ましいかも
うちの大学は学園祭しかなくって、しかもほとんど行ってないもんね
その頃の人達とは今でも遊んだりしようと??
返信する
かくちゃんらしい。 (824)
2007-10-25 11:32:23
運動会。今の季節にぴったりな思い出ですね
先生直々の頼みを受けて体育委員になって、消えた書記の仕事を引き継いで、病気になった委員長の代わりに盛り上げて、運動会大成功・・・

ほ~んとかくちゃんの人柄がでてる
人が嫌がることをスッと出来る人って素晴らしいと思う
かくちゃんがうまくみんなの潤滑油になったから全員の力が一つになったんよ
いいお話ありがとう
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ケイすけさんへ(*^-^*) (かくなつみ)
2007-10-25 17:49:36
そう、平なのに書記でした(笑)
最後にちゃんと言えて良かったです

はい、笑い話のいい思い出ですよ
専門学校では色々行事があって、そのたびに大変な思いをしましたが、全部が印象深いです

委員会の子たちとは校内で会ったら挨拶したり喋ったりしていましたが、卒業してからはほとんど皆バラバラですね~
なつかしい、同窓会とかあったらいいなぁ

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悦代先生へ(*^-^*) (かくなつみ)
2007-10-25 18:05:41
はい、涼しくなってくると思い出すことです

そうですか?ありがとうございます
私にとっては笑い話で・・・
私は、自分の事をつくづく“受身の人間”だと自覚しています。
何かをする時には、大抵人から頼まれたり誘われたり、なりゆきで・・・というパターンがほとんどなので
でも受身で始めるようになった事でも、引き受けると決めてからは、自分に出来る事を精一杯しようという思いはあります
そう出来ないなら、初めから頷かない。それが私にとっての責任と言うか・・・。

この書記の仕事をするきっかけは、「委員長がクラスメイトで放っておけなかったから手伝った」という理由でした。
「私実際は平やもん、そこまで知らんよ!?」と言ってしまいそうな出来事もありましたが、“なんちゃって書記”を頑張って本当に良かったと思いました
最後にそうやって笑える事、笑えるラストを迎える事、何においても大切ですよね


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