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これは、ずーっと前に観た映画です。
「後日記事にします」と書いておきながら、そのまま放置していました
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いい加減書きます、すみません
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この映画は、2004年に弱冠21歳のアイルランド人女性作家セリシア・アハーンさんが書いた小説が映画化されたものだそうです
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“最期のプレゼント。それは、消印のない10通の手紙。”
まずは、あらすじから
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ジェリー(ジェラルド・バトラー)とホリー(ヒラリー・スワンク)は、仲の良い夫婦でした
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二人の生活は裕福とは言えず、日常の些細なことをきっかけに喧嘩もしていましたが、最後は必ず仲直り。
そんな幸福な日々が、ずっと続いていくと信じていました。
けれど、二人の日常は突然に奪われてしまいます。
ジェリーが、脳腫瘍で亡くなってしまうのです
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夫の死を受け入れられず、ホリーは絶望に打ちひしがれていました。
ジェリーの死から3週間。ホリーの30歳の誕生日がやってきました
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電話にも出ず、家に引きこもって自堕落に過ごすホリーの元に、母親と妹、ホリーとジェリーの友人達が訪れます。
部屋は散らかり放題で悪臭まで漂い、身だしなみを一切気にしない変わり果てたホリーの姿に、一同は呆然
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そこへ贈り物が届きました
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差出人は、なんと亡くなったジェリー
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箱を開けてみると、バースディケーキとテープレコーダーが入っていました。
テープレコーダーには、ジェリーからのメッセージ。
「ホリー、きっと驚くよ。すごい計画を立てたんだ。
これからいろんな方法で僕から手紙が届く。
1通目は明日だ。手紙の内容に従えよ。いいね?
手紙の仕組みは探るな。天才的な計画が台無しだ。
まだ“さよなら”は言えないんだ。
じゃ手始めに、今夜はおしゃれしてお祝いしてこい。
ケーキを食べたら、着替えて街へ飛び出せ。
どこにいても君を想っているよ。
おめでとう。愛してる。」
それからさまざまな方法で、ホリーの元へジェリーからの消印のない合計10通の手紙が届けられました
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その内容は、ジェリーを失った後のホリーの状態を完全に予想出来ていたかのよう!
引きこもっていたホリーを外に連れ出たり、グチャグチャになっていた部屋を生き返らせたり、友人たちと気を紛らわせたり。
ホリーはジェリーからの手紙を心待ちにし、その手紙のために生きていられると言ってもいいような・・・。
ホリーを生かしているジェリーの手紙の最後は必ず、あるひとつの言葉で締められていました。
“P.S.アイラヴユー”。
ある時、ホリーはジェリーの指示で、親友達と一緒にジェリーの故郷であるアイルランドを訪れます。
そこで親友達の結婚という報告を聞き、ホリーは自分のことのように喜びます
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しかし、楽しい気分はつかの間。
立ち寄ったバーで、ジェリーとの思い出の曲を聴いたホリーは悲しく辛い現実に引き戻され、店を飛び出してしまいました。
親友達が新たな人生に向けて歩みだす中で、ホリーはひとり取り残されたような突然の孤独感に襲われます。
「この世界で自分はひとりぼっち・・・。
仕事も、友達も、人生も、もうどうでもいい。
ジェリーがいない人生なんて・・・。」
どうしようもない寂しさを、母に向かってぶつけるホリー。
「ジェリーはもう、この世にはいない。手紙は永遠には続かない。」
そしてついに、最後の手紙がホリーの元に届けられました。
そこでようやく、亡くなったジェリーに手紙を託されて代わりに手紙を送り続けた人物と、ジェリーの真意が分かるのです
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ホリーにとって、そこからが本当の新たな人生の幕開け。
最愛の人を失った悲しみと、最愛の人に出逢えた幸せをかみしめながら、
友情や家族の愛に支えられながら、ホリーは生きる力を取り戻し、自分自身の人生を歩み始めていきます・・・。
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私がホリーの立場になって考えようと思っても、結婚してないどころかそんな相手もいないし…なかなか難しいです(笑)
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でも人生を寄り添いながら共に過ごそうと思える人に出逢い、
その人との生活が日常になり、
その幸せを突然に失う。
想像を絶します
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嫌だと思っていたこと、文句を言っていたこと、喧嘩になったこと。
それすらも幸せだったと思えるのは、全てを失った後・・・。
喜びも、怒りや苦しみすらも、相手が居てこそ。
「いっそ出逢わなければよかった」と、悔やんでしまうこともあるでしょう。
「新しい人生なんて踏み出せない、もうどうでもいい」と、投げやりになってしまうこともあるでしょう。
「出逢えて幸せだった」と、笑えるようになるまで。
「思い出と共に、ちゃんと生きていこう」と、前を向けるようになるまで。
断ち切ろうにも断ち切れない、断ち切ってはいけない、人との繋がり。
忘れようにも忘れられない、忘れるべきではない、日々の思い出。
それらに時に苦しめられ、胸を痛めながら・・・
けれど最終的に救ってくれるものも、それらなのだと思うから。
別れなんて、誰とでも、ずっとずっと来ないでほしい
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けれど、出逢った以上は、いつか必ず訪れてしまうであろうもので・・・
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どんなに心を尽くしてきたつもりでも、別れの時に人は、その相手に対して必ず何かしらの後悔や反省をするのではないかと思います。
その後悔を極力しなくていいように、別れ際にはただ「ありがとう」と言えるように、
かけがえのない時間を、大切に過ごしていきたいです
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そして、いつか来る別れを恐れながら過ごすのではなく、
今共に居られる幸せをかみしめながら過ごしていけたら・・・
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そんな風に周りの人達と思い出を共有していけたら、とても素敵ですよね
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そう思わせてくれたこの映画に感謝
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