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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
since Oct. 2004

今日はこのあたりで...

2010-09-18 15:16:19 | まさか、マレーシア!
昨夜は飛行機を降りたのが11時前、そのまま仕事場にタクシーで入って朝方お4時過ぎに帰る。夜中のタクシーはなかなか来ない。結局寝たのは1時間弱で朝8時に出勤。さっき午後2時頃に帰ってきて今夜は夜8時にまた出勤予定。

今日はこのあたりで...

音をたてて

2010-09-16 23:30:00 | まさか、マレーシア!
携帯電話のsimを買うと電話が来る。
電話番号を教えたのだから当然だ。

会社支給の電話を持たされている人は話が長い傾向にあるので電池が減るのも早い。充電しようと前回買った25000ルピア(250円)のACアダプタをコンセントに挿した。

5分ほどしたら"ゴン"と言うような音がした。インドネシアのコンセントはゆるいものが多いのでACアダプタが床に落ちたかと思って見に行ってみるが異常なし。よく見ると携帯電話が"charging"になっていない。アダプタを挿しなおしても充電が開始される様子がないので別のコンセントに移動してみるが充電が開始されない。

ACアダプタを持ち歩いていてカラカラ音がするのに気づく。ACアダプタのコンセントに挿す部分がAC-DC変換機になっていてそのプラスチックの箱の中からカラカラが聞こえる。どうやら中身でヒューズが爆発したか何かそう言ったことが起こったようだ。しかし中身を空ける手段が無い。

ちゃんとモトローラの刻印がしてあるがやはり偽者は偽者だったようだ。電話側が壊れなかったのは偽者業者の良心なのか偶然なのか? おっと、偽者のせいだけにしてはいけないかもしれない。インドネシアの電源電圧が予想以上に変動して壊れた可能性だってないとは言えないのだから。

それにしても、だからそんな安物を買ってはいけないと言われるだろう。しかしあの時本物のモトローラのアダプタを買うと言う選択肢は無かったのである。安い偽者があるのに高い本物を買う人はいないからか、店にはこの粗悪品しか無かったのだ。(あのクレーム男だったらこんな時でも苦情を言いに行くだろうか? "いろいろある" ←クリック)

再会のよろこび

2010-09-16 16:13:11 | まさか、マレーシア!
ホテルの部屋に入ったとたんに外は大荒れのスコールになった。昨夜の11時から今日の昼過ぎまで仕事場にいて今さっきホテルの部屋に帰ってきた。

今日、インドネシアの会社はハリラヤが明けての初仕事だった。
朝7時の始業前に続々と人が仕事場に入ってくる。
インドネシアもマレーシアと同じイスラムの国なのだ。

自分の仕事場への途中で同僚に合うとそこで立ち止まって抱き合うやら声を上げるやら一騒ぎ。ほんの1週間なのに、とも思うけれども遠くの田舎へ行って帰ってくると言うのはインドネシアではこうしたものらしい。何十年ぶりの再開を感激する映画のワンシーンのようだが、OneやTwoどころじゃない。夜中からそこに居たおかげで珍しい場面に遭遇したものだ。


こうしている間にマレーシアではキャサリンさんがスズキ君の左ウィンカーが点滅しなくなったのを修理に出してくれたようだ。直ったのだろうか? それよりたった100mほどでもあのスズキ君を押して往復するのは無謀だ。道路も横断しなければならないし、第一に暑い。それにヘルメットの金具のスペアなど置いてある店が有るわけが無いのに。キャサリンさんありがとう。自分以外の人間のために貴重な時間を使うのはとても尊い行いだ。

インドネシアはちょっと楽だし猫もいる

2010-09-15 16:21:17 | まさか、マレーシア!
インドネシアでは英語が使われないのでとても楽だ。

マレーシアではマレー語と英語の両方で補い合わなければならないが、その理由の1つにはマレー語がインドネシア語とほとんど同じなのにちょっとだけ違うことによる。外国から来て英語が話せない人はマレー語を練習するのだが、彼らにはインドネシア語の単語がわからない。それを補うには英語しかないので苦労することになる。とても面倒臭い。

インドネシアでは全員がインドネシア語でOKなので楽なのだ。(多くのインドネシア人はインドネシア語が母語でない。各地域の言葉があるが共通語として学校で教えられている。)会話がはずむのはなかなか楽しいものだ。世界の共通語として1つを選ぶとしたら迷わずインドネシア語にする事をお勧めしたい。



インドネシアの会社で驚いたのは食事が無料だったことだ。

ただ、有料(昼食で2リンギット補助あり)のマレーシアに比べるとちょっとだけ質素ではあるが無料であれなら文句は言えない。インドネシアでは法律で会社がいろいろ現物支給しなければならないそうだ。食事はそれに含まれるかどうかわからないが、眼鏡などが含まれるとの事。給与所得者優遇政策かと思うけれども、もしかしたら公務員との格差を埋めるとかいろいろ意味があるのだろうと想像。優遇はあっても給与所得者の地位が決して高いわけではない、と言うことは言える。


食堂は屋根とタイル床があるオープンタイプだ。

まだ隣に田んぼしかないので清々しくて悪くない。そして猫がたくさんいる。インドネシアの猫は柄は日本にもいる家猫だけれど、尻尾が細く胴が短く足が長いのが特徴だ。細い声で何かくれと人を惑わすのがとても上手い。


去年インドネシアに仕事が無くて結局マレーシアになったが、どっちが良かったのだろうと考える。ジャカルタ近郊だったら自分自身で動くのが難しいのでその点はマレーシアの方がずっと良い。それにマレーシアは都会的で日本人にとって不足は少ない。けれど、いろいろな意味で深みが見出せて楽しいのはインドネシアだろうか。


今日は3時半にホテルに帰ってまた夜の10時半に出ることになった。

ジャカルタ着でsimを買う

2010-09-14 19:59:01 | まさか、マレーシア!
早朝4時台に出発しKLIAからジャカルタ空港へ。

空港では一般旅行客と離れていつものように通関業者さんと合流、そして税関の一室に入る。インドネシアの税関と言えばなかなか出てこられないので有名だけれどもいつものことなのでどうと言うことも無い。スムーズに通るための方法論は1つしか無いのである。


仕事場を後にしたのは午後6時半。

これからホテルで少し眠ってまた10時半に出発する。今回のホテルは工業団地内にあるMM2100と言うサービスアパートメントで完全に日本人宿だった。テレビをONにしたとたんにNHKが映る。壁にいろいろ書かれた注意書きは全部日本語だ。ここにインド系マレーシア人4人を連れてきてしまったが、食べられるものがあるだろうか?


ホテルへ入る途中で携帯電話のsimカードを買った。TELKOMSEL社のsimPATIと言うプリペイドカードで60000ルピア(600円)。それに20000ルピアをチャージ。(購入額は21000ルピア(210円)になる。)

電源ONで最初に表示される画面でインドネシア人向けのKTP(身分証明)などいくつかの選択肢が出る中でパスポート番号があったので自分のパスポート番号を入れてみた。その後に名前や誕生日や住所やPOSコードなどを聞かれるのでちゃんとマレーシアとして適当に入れる。そのうち趣味なども聞かれるのでそこは適当に選択して次々と行くといつの間にか登録完了していて電話が使えるようになっていた。

前回、大事な電話番号はsimでなくて電話本体に保存しておいたので登録してすぐに通話もsmsもできた。

明日はまたまたジャカルタ

2010-09-14 00:35:58 | まさか、マレーシア!
明日の便は7時50分発だ。

通関のことも考えると4時半過ぎに出発しなければならない。
結局今日は11時まで仕事場にいて、今風呂に入ってこれから寝る。

いっしょに行くインド系の4人のお小遣いの用意、うち2人のタクシーの手配とあちらで食べるものがない場合のちょっとしたインド系向けの食べ物の用意までして、いったいどうなってるのかと自分でも思ったりする。マレーシアの事は彼らの方がずっと詳しいのじゃなかったのか?、と。

そう言えば昔、インドネシアでインドネシア人に地元の地図を描いてあげたり道を教えたりと、そう言う逆転がよくある。どうしてだろう? 地元の人は地元のことをよく知っているようでいてそうでもないのだ。キャサリンさんより自分の方がキャサリンさんの地元の地理に詳しいこともよくあるので日本でも同じなのだ。

とても寝ていられない

2010-09-13 19:45:25 | まさか、マレーシア!
今朝9時頃から仕事場に行った。キャサリンさんを連れて。

キャサリンさんも今日はオペレータの1人として臨時雇いになった。
ただし無給だが。

ハリラヤ休暇を3日残すこの日、まだほとんどの人は田舎から帰ってはいないだろうし、工場だってかなり切迫した出荷のための生産以外は動かない。数少ない来ている人はネパールからやインド系、そしてほんの少し中華系だけなのだ。

今日も再開された生産に関わる軽作業をしなければ明日早朝5時出発のジャカルタ行きに間に合わないのでキャサリンさんにしてもらう以外には方法がない。この仕事に関係ないはずの日本人スタッフ2名とさらに関係ない中華系工場マネージャさんにも手伝ってもらってもまだ足りない。

自分は夜8時に出ることにして昼過ぎに帰った。
夜と明日に備えて寝るためだった。
だった....が、そう言う時に限って電話がよく鳴る。

とても寝てなどいられないのであった。
結局途切れ途切れに数時間寝ただけだったがこれからキャサリンさんを迎えに行くことにしよう。




ここでちょっと考える。

もし、これから海外で働いてみても良いなと思っている人がいたらこの現状をどう思うだろうか? そんな大変な思いはしたくないと思うだろうか? それとも責任が重いのならそれも良いと思うだろうか?

以前の台湾の時に自分でどう書いたが忘れたが、(書かなかったかもしれない。)海外の仕事場には日本人は当然の事ながら少ない。台湾のときもこのマレーシアでもそれは同じだった。そうなれば日本人なりに出来ることをするのは当然で、こうして周りの人が休暇をとっている状態のときにヘルプすること、ちょっとした翻訳や対日本のやりとり、もっと技術的専門的な事も全て含めていろいろすることになる。

日本で仕事をしている場合は大概、周りに自分と同質のスキルを持った人や管理者がいるのでそう言う事はあまりないかも知れないが、何しろ日本人だからと言う理由で雇われている以上そんなものなのだ。

それをどう捕らえるかは自分次第だけれど、捉えようによっては自由であるとも言えるし面白いとも思えなくもない。


先日の日本政府の調査では海外での労働に関心が無い人は77%だったそうだ。(記事では関心が無い人が多いと書いていた。)それでもこれからどんな形でも、そして希望するとしないとに関わらず、海外で働き生活すると言う選択肢はきっと広がるに違いない。その時その人たちはどう感じるのだろう?

あけまして食べましょう。 インド編

2010-09-12 20:35:46 | まさか、マレーシア!
靴下を選べない。

マレーシアで売られている靴下のほとんどは"Fit All Size"と書いてあって、要はフリーサイズのもの。足があまり大きくない人にはそれで良いだろけれど、自分のように27cmになると小さい。日本の靴下だったらそれでもよく伸びるので26cmまでと書いてあるものでもどうにか履ける。マレーシアの靴下は一般に伸びが少ないのでフリーサイズのものだと本当に小さい。

今日、サンウェイ・ピラミッドのジャスコに靴下を探しに行ったがやはり大きいものは少なかった。やっとあったのが3足組のハッシュ・パピーで24リンギット(670円ほど)もした。ヌマヤかパシオスだと398円で買えるのに。

もう一つ、下着も困る。

トランクス・タイプのパンツが少ない。男物のパンツはアトム・タイプ(ブリーフ)で薄手のものが主流らしい。(中身が透けて見えそうなほどに薄手だ。)トランクス・タイプはあってもお尻の部分の裁断が立体的になっていないのでサイズは良くても動くとお尻がゴワゴワする。マレーシアの人の体型が特にスリムであるとか小さいと言うわけではないので単にあまり考えて作ってはいないのだと思われる。



午後6時、まだ明るい時刻に電話が鳴った。
仕事関係でなければ良いなと思って表示を見たら近所に住むタクシー運転手のV氏だった。

火曜日の朝に来て欲しいとSMSを入れておいたのでその件かと思ったら、食事のお誘いだった。6時半に待ち合わせてタクシーでニルヴァーナへ。ニルヴァーナはこの近所で一番有名なインド食堂だ。V氏もそこが1番だとのことでそこでご馳走してくれるつもりだったのだ。(ニルヴァーナについては前にも書いたことがあるので興味あればこのブログを検索(右上の検索欄)して欲しい。)

ニルヴァーナはムスリム系でないインド食堂(あえてレストランとは言わない。なぜなら日本語でレストランと書くと銀座のレストランのようなものを想像されると困るからだ。こう言う時に写真を見せるべきなのだろうと思うがそこは不親切なのだ。)で、我々日本人にはその違いがよくわからないが街に多くあるママ・レストラン(ナシ・カンダールと書いてある店)のインド食堂とは違う。ムスリム料理は下ごしらえなどがイスラムで規定された方法に従うからなのか、それとももっと根本的に味付けが違うのかはわからないが、彼らには違うものとして認識されているそうだ。V氏はクリスチャンなのでその点は強調したいらしい。日本人的にはどっちも美味しいのだけれど。

V氏はインド系なので英語を話す。ただ、インド系の英語はなかなか聞き取りにくい。わからないところはマレー語で補うがそっちもちょっと難しい。難しい理由はあちらの発音だけでなくこちらの語学力の低さに大きく起因する。それでも何とかなるのが面白い。

もともと食事の件はキャサリンさんがタクシーに乗ったときに出た話だったのでわからないなりにこう言うことになっているから通じる通じないは関係ないとも言えるのである。恐るべしキャサリンさん。外国で生活するってのは、日本で想像するよりテキトーで済むと言うなのだ。考えているよりやってみるべし。


ニルヴァーナに入るとキャサリンさんのマレー語学校の先生2人がテーブルに座っていて驚いた。学校はここから少し遠いところにあるのでこんなに近所で会うと言うのは有り得ないのだ。それだけニルヴァーナは有名店なのだろう。


ところでV氏が我々のために支払った総額は30リンギット以上。タクシーでそれだけ稼ぐのは大変なのに。日本円にすると840円でたいした事ない額に見えてしまうが、タクシーの初乗りは3リンギットほど、バスに1時間乗って3リンギット程度なので30リンギットは安い額ではないのだ。どうもありがとう。

7日間の休暇が台無しだけど

2010-09-11 22:27:54 | まさか、マレーシア!
実はこのハリラヤ休暇は7日間ある。

....はずだった。
9月9日から15日までだ。

9月9日、この日は工場の様子を見に行ったら作業指示の間違いに気付いて再度作業をお願いすることになり、それにともなって別の面倒な作業が必要とわかり結局自分もやることになった。
9月10日、面倒な作業を休暇でしてくれる人がいないので仕方なく自宅へ仕事を持ち帰る。緊急のことなのでキャサリンさんにボランティアをお願いする。ちょっとした作業だが細かくてほんとうに面倒だ。
9月11日、今日は1日夜7時過ぎまでその作業をしてとりあえず完了。

これで休暇は3日間つぶれた。

そしてこれからの事。
9月12日、この日はちゃんと休暇になる。
9月13日、工場の作業再開なので朝に様子を見に行く。そして夜にもう一度行くだろう。14日の朝5時まで作業は続けられるのでこの様子を見届けなくてはならない。ついでに設計チームも動き出すのでそちらの図面指示も追加して来よう。
9月14日、朝5時出発でジャカルタへ行く予定。
9月15日、ジャカルタの工場でお手伝い。

結局1週間の休暇は1日に縮まった。

9月16日は15日と同じ。
9月17日、早朝便でKLIAへ。

マレーシア人もインドネシア人も1年の中で1番と言って良いくらいに大事なハリラヤなので、そう言う時こそ日本人がリカバリに動くのは当たり前かと思う。
ただ、きっとどこかで代休をとろうと思う。



これまであまり仕事の事は具体的に書かなかったけれど、こんな風に書いて後で読み返してみると何だかバリバリ仕事をしている人のように見えて誤解を受けるかもしれないと思ったり、それにプロフィールには"英語はあまりできない"と書いてあるのに相当向上したかとも思われるかも知れないなあ。

実際、それは全然ありません。

10ヶ月マレーシアで仕事をしていても英語はほとんど向上していません。ただ、話がきちんとできなくても要領が良くなってどうにか伝えられるように、ほんの少しだけなってきたに過ぎません。仕事の内容だってそれほどスキルアップなどしてはいないのです。ここにどっぷり浸かっていても人間、そんなに便利に学習能力を発揮できるってものじゃないようですね。でもどうにかそれで許してもらえるってこともわかりました。

こう言うこと(自分に関しても、環境に関しても)も実際にやってみなければわからない事であります。

あけまして食べましょう

2010-09-10 23:51:59 | まさか、マレーシア!
食べていきなさいよ、とベビーシッターさんが言う。

お昼ごはんを食べようとアパートの部屋を出ると階段手前にあるF氏の家のドアが開いてそう言われた。招きに応じて遠慮なくご馳走になることにした。

そうだ、ラマダンが明けてハリラヤに入ったのだった。カレンダーで知ってはいてもなかなか実感がわかず、こう言うご招待に預かるとは予想していなかった。テーブルには今日のメインのルンダンに加えてソト、テンペの煮物など多くの料理が並んでいた。ベビーシッターさんはスマトラ出身なのでインドネシアでもおなじみの料理がマレー料理のテーブルに混じる。なかなかなのである。


今日はどの家もお友達や家族のご招待のためにこうして料理を用意して待っている日だとか。その合間に2回モスクに行ってお祈りをし、他の家を訪問するそうだ。楽しいけれど忙しいらしい。



自分に関して言えば、子供のころにはよく顔を見ることができた親戚や親しかった友人に10年以上も合わないことも普通にあるし、下手すると両親にだって何年も会わないことがある。義理を欠いているのだ。

日本では、特に男と言うものは仕事をしてある程度の収入を得てさへいればそれで一通りの責任を果たしていると言うことになっている。町内のドブさらいを自分でしなくてもPTAの会合に参加しなくてもあらかた許される。"仕事が忙しい"は、免罪符だ。

自分の両親などは、こちらがまともに仕事をしていない間に顔を出したりすると、"近所にみっともない"と迷惑がるほどだ。


逆に仕事場では家の都合で仕事を早めに切り上げたり休んだりすると、"あいつは何やってんだ"とか"やる気がない"などと評される。


こうした状況は日本独特なのだと思う。

日本人は仕事さへしていれば社会、地域や家族や友人、知人への責任をあまり考える必要が無いだろう。だから日本人から見るとマレーシア人もインドネシア人も"何やってるんだ"の人たちの枠に入ってしまう。

彼らがその時間を社会や知人への責任へ配分しているその重みが我々日本人にはわからないからだ。彼らの責任配分はきっと何百年も前からの生活習慣だろうし、今から日本式に変えろと言ってもできるわけがない。またその必要もないだろう。

どちらがおかしい?、やっぱりこちらに決まっていると言って良いのではないだろうか。

外人部隊帰還

2010-09-10 07:48:54 | まさか、マレーシア!
朝5時半。
雷がひどい。そして大雨。
足が攣(つ)って起きた。

雷が遠のくのがわかる。
ここの雷は足が速いのだ。
雷に替わってアザーンが響き始める。
遠くからゆっくり近づくようにだんだんと。
前はまだ降っている。

明るくなる前に昨日頼んでおいた仕事が終わるのを見届けに出る。
彼は昨夜と変わらぬ顔で最後の仕上げをしていた。
表情には眠気の欠片も疲れもない。
細くて青白いのにタフな男らしい。
ネパール人がヨーロッパで外人部隊に雇われるのはこう言うことなのかな、と想像する。

朝7時、外人部隊約1名、本日のミッション終了により帰還。
ありがとう。

日本人らしい....とても

2010-09-09 21:21:53 | まさか、マレーシア!
休憩時間にOさんが自販機でコーヒーを買って席に戻ってきた。

紙コップの淵と底を親指と人差し指で持ち、湯気の立っている液面を覗き込んだ。さてそろそろ飲めるだろうかと冷め具合を推し量っているのだ。上唇をそっと紙コップの淵にもって行ってから目を細める。と、いきなり、ズズズズウーと音を立てて吸い込んだ。

おいおいおい、何て日本人らしいんだ。

でもOさん、実際、あなたは金曜日の午後にはお祈りを欠かさずラマダンできちんと断食をし豚肉を決して口にしない立派なマレー人です。



マレーシア人はブロークンであろうとなかろうと大体は英語を話し理解もする。

以下は技術の話をしている中でのセンテンス。
(実際は英語で話している。)

"これはこうした方がモア・ベターだよ。"

こうしてマレーシア人は時々小森のおばちゃま英語を使う。まじめな話の中でもこれが出ると話の内容を忘れて笑ってしまう。(まさかと思うけれども、小森のおばちゃまを知らない人がいるかもしれないのでリンクを貼っておきます。 小森和子-Wikipedia <- クリック)



今日は休日ながら仕事を頼んであったので様子を見に10時過ぎに仕事場に行ってみた。その結果、ちょっとした行き違いがあって数が足りないことが判明。仕方ないので足りない分を作ってもらうことにしたがハリラヤなので明日から日曜日までは工場は完全閉鎖になる。

急遽休みを取っていた人に午後3時から来てもらって明日の朝7時まで働いてもらうことになった。それも夜は1人ぼっちで。その後、月曜日の朝7時から作業を再開し火曜日の早朝3時まで2交代で働いてもらう。何と過酷な労働だろう。それも急に呼び出されて車で連れてまで来られて。

それでもネパールから来ている彼らは笑顔でOKと言ってくれる。外国人労働者の賃金はマレーシアでもかなり安い(日本円に換算すればたぶん3万円以下)けれど働き者なのだ、びっくりするほどに。

バイクだ

2010-09-09 09:29:09 | まさか、マレーシア!
昨日の夜、スズキくんスズキくん(<- クリック)が動かなくなったので、今朝バイク屋さんに持ち込もうと思った。

その前に地面側からスズキくんを覗いてみると、奥のほうに見えるプラグキャップに電線が繋がっていないのが見えた。プラグキャップには通常6~8mmほどの太さの高圧電線が入り込んでいるはずだがキャップの穴は空ろで山奥で発見された洞窟のように見えた。

よく見るとスズキくんの下面には大きなスプリングのようにとぐろを巻いた緑色の電線が垂れ下がっている。プラスチックのカバーの裏側にその先は続いているようだったがこれだと確信して触ってみるとするりと先っぽがその真っ黒な顔を覗かせた。緑色のクセに先だけが真っ黒なのだ。

この黒色が何を表しているかと言うと、もともとキャップにきちんと差し込まれていなくてキャップと電線の先っぽでもスパークしていたと言うことだ。カッターでその黒くなった先を1cmほど切り取り、ねじ込み式になっているはずのキャップに入れてネジのようにぐるぐる回して固定した。エンジンはかかった。スクーターも古くなるとこうした部分からダメになっていくのだ。

だが、これでまたしばらく走れるだろうが乗り換えについては考えておかねばならない。

近所のバイク屋さんにあるヤマハのカブとスクーターのキメラのようなegoS(<- クリック)。マレーシアDEMAKのスーパーモタード仕様Demak DTM R 150(<- クリック)も最近置かれている。そして近所のべスパ屋で頼むって手もある。

帰る

2010-09-08 23:14:07 | まさか、マレーシア!
またジャカルタに行くことになった。
今度は14日の早朝便で行き、17日の早朝便で帰ってくる。

世の中はハリラヤで明日にはほとんどの人が田舎に帰る。
都会は閑散として田舎が大渋滞になると言う。
民族大移動週間なのだ。


さっき帰る途中でスクーターのスズキくんがエンジン停止してしまった。
プラグコードあたりから漏電してるのかなと想像。
明日の朝一でバイク屋さんに持っていってみよう。
スズキくんを選んだのはハズレだったと思う。
日本でも同じモデルを売っていたにしても、造りを見ると安っぽい感じがするからそれほど長持ちするものではないのかも知れない。

次は仕方ないのでヤマハにするか、それとも原点に帰ってべスパ(LML等も含む)にするか? どうしようか?



今日、JALキャンペーン最後の日にキャサリンさんの日本行きチケットを取った。会社が使っている旅行代理店にメールでお願いした。1515リンギットに手数料50リンギット加算で1565リンギットなのだが、ATMで5リンギットと言う小額紙幣を受け付けないので1570リンギット振り込んでおいた。5リンギット分は後でどうにかしよう。

出発日は10月26日。

予め選んでおいた日程はもういっぱいで取れなかったのでこの日になった。日本では両親を連れて小旅行に出たいとか、久しぶりに自転車に乗るとお尻が痛くなるだろうかとか、早朝着便から下りてラッシュアワーに巻き込まれないかとか、玉手箱から煙が出ておばあさんになってしまわないかとかいろいろ楽しい想像を廻らせているようだ。

キャサリンさんは都会育ちなので帰省と言うものを今まで経験したことがないのであった。それに、これまで1ヶ月半も前に旅行や航空券の予約などもしたことがない。どこに行くにしてもだいたい1週間前にしか決めないのでこれは異例中の異例だ。今回は楽しみが長続きするか、それとも行く前に飽きてしまうか......?

キャサリンさんとうとう日本へ

2010-09-07 23:59:59 | まさか、マレーシア!
キャサリンさんがとうとう日本へ帰る決心をした。

ちょうど明日までJALのキャンペーンで往復航空券と燃油、保険、空港使用料など込みで1515リンギット(4万5000円ほど)の航空券が買える。いつも会社で使っている旅行代理店にたった今メールを書いて予約できるかどうか聞いてみた。応えは明日になるだろう。

出発予定は10月末。
マレーシア帰国日は??? (あるのか?)

本人いわく、マレーシア生活に耐えられなくなった、との事。


それにしても不思議な事に1515リンギットの方が4万5千円と言うより大金に感じるなあ。額面は日本円の方が高いのに。インドネシアだったら4百50万ルピアと、ものすごい札束を連想する事になってこれもずいぶんと感じが違う。



仕事パソコンのキーボード設定が変だった。

日本語入力をしようとするとハード的に英語キーボードのはずが日本語キーボードとして認識されてしまう。例えば"("を入力しようとするとShift+8を押す必要があるが、"8"の上には"*"が印字されているのでどこを押して良いのか全然わからない。他の記号なども全部そうなので使いにくい事と言ったら...

これは通常の設定変更では直らなかった。
仕方ないのでキーボードのドライバをよくわからないが、別のものに替えてみた。(下)
"PC/ATエンハンス PS/2キーボード(101/102 キー)"
そうしたら英語配列キーボードのままで日本語入力ができるようになった。
何かWindowsにバグがあるのだと思う。