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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
since Oct. 2004

あんまん、肉まん、"驚く"カレーまん

2016-12-11 20:56:06 | マレーシアでニャー
いつもカタい話しばかりなので少し観光案内でも。

KLから西へずっと行ってシャーアラムと言う
デッカいモスクのある街の西の端の方に
バクテー(肉骨茶)の有名店が2軒ほどある。

が、それはガイドブックに詳しいので無視して、
同じ一角にあるパオ屋へ。

バクテー屋の客でその一角、今日も車が渋滞。
仕方ないのでちょっと先の所に車を停める。

戻ってパオ屋さんに入ると、作ってる作ってる。
山ほどあんまん、肉まん、カレーまん。
ほぼ100%に近い人がそこで食べないで買って持って帰る。
なぜって、店の中はパオで占領されていて、
食べられるテーブルが2つしかない。

けれど持って帰って食べるより、
そこで蒸してくれているのを食べたいので
無理やり相席。
お茶やコーヒーも頼めるけど、
それ本業でもなさそう。

肉系のパオの中はちゃんとゴロゴロ肉が入っていた。
こりゃすごい!

せっかくなのでカレーまんも追加してみる。
と、何と、アルミの器まで皮に包まれて
一緒に蒸してた!
その手があったか!
味は本当にご飯と食べるカレーだった。
日本のカレーパンよりずっとこっちのが好きになった。
カレーパンもこうすれば良いのに。

技術仕事に合ったオフィスソフトが欲しい

2016-12-10 21:15:30 | マレーシアでニャー
ワープロとか表計算ソフトの歴史ももう長い。

最初普及したワープロ専用機からパソコンで動くワープロになり、
それがMS Officeに占領されて以来、実はほとんど進化していない。
毎年のように新しいバージョンが出て
高い値段で買わされているにも関わらず、
基本的には何も変わっていない。

それで、いつまでも中途半端な使い心地のまま
不便を強いられていると言うわけだ。

技術関係の仕事をしていて何が中途半端かと言うと、
数字をはじめとしたデータを扱うには表計算ソフトを使う。
でも、データを処理した後に言葉で表現するには
表計算ソフトはあまり適していない。

技術の人だって文章は書くのだ。
論文なんかはほとんど文章で校正されているし、
報告書だってそうだ。

でも、その中に数式やデータや図、グラフを入れる。
で、それを作るにはワープロを使えと言う事らしい。
確かにワープロには表でもグラフでも入れられるようになっている。

が、元はそこに無くて表計算ソフトから持ってくる。
同じパッケージとは言え、違うソフトからコピーするのだ。

って事は、ワープロは清書ソフトって事になってしまって、
普通に使うものではなくなっている。


で、実際にどうなっているかと言うと、
表計算ソフトがワープロの機能も果たしている。
他人から送られてくるデータ入りファイルは
100%表計算ソフトのファイルになっている。
もちろん、自分でとったデータとそのコメントも
全部表計算ソフトでやっている。

そう言う状態、きっちり分けて仕事に使える人からは
批判の的になっている。


でも、これは使う方の問題じゃなくて、
MS Officeのせいだし、ファイル形式の互換性ばかりを求める
みんなの責任でもある。

さらにあまりに多くの人が一度覚えたマイクロソフトのやり方に
固執するので、似たような他のソフトもマイクロソフトと
極度に似たような物になってしまっている。
それも世の不便さをアリ地獄に陥れる原因になっている。
選択肢も無いし新しいやり方で生産性を飛躍させる
阻害要因と言える。


技術の仕事をしている身としては
ワープロのように開くといつでもA4横罫線の紙が良いわけではなくて、
空いてるところに適当にちょっとしたイラストを入れたい。
表も好きな場所に置きたい。
思いついた時にグラフも作りたい。

そう言う事を清書としてでなく、
考えながらグリグリとやって完成度を高めたいのだ。


そう思って世の中を見ると、
ちょっとそれに近いものがあるのに気付く。
最近はスマホやタブレットで使えるアプリがある。
MetaMoJi Note とかGEMBA noteなどが近いかと思うが、
どうもコンセプトが普通のシステム手帳とか
営業マンが使いそうな機能がてんこ盛り いなっていて
残念だけれどやっぱり違う。

そう言うわけで、アイデアはあるのだけれど、
誰か既存のオフィスを駆逐すべくアプリを
作ってくれる人はいないだろうか?

人の評価して何になる?

2016-12-08 13:44:32 | マレーシアでニャー
作業者の仕事の評価をするってのがあって、
今週中に提出しなきゃいけないらしい。

そう言うのが確かちょっと前にもあって、
出したと思うのだけど、また別のがあった。
どうしてなのだ?!

こう言うよくわからない形式的な事ってのはマレーシアにもよくある。
単に公式フォームになっているから続けているだけなんだろう。
日本でもそう言う事があるからその点では
マレーシアも日本も同じなのだ。


以前、アメリカだったか?
どこかの会社の社長が1つのルールを作ったって話があった。
「このルール以外は1年以内に全て見直しせねばならない。」
みたいな事だったと思う。
本当にそうだ。
ルールを作ってそのままにしておいたら誰も何も考えなくなる。



ところで、今週提出とか言う評価なのだけれど、
誰がどうやって決めたのか、評価項目がひどい。
AAAができる。
BBBができる。
CCCができる。
そんなのばかりだ。
確かにそれも無いとは言えないが、
まずもって、XXXができるとはどんな事なのだ?

だって、何をしたら「できる」と言えるのか、
まだマニュアルも何も作ってない。
なぜかって言うと、まだ試験中で決められない工程があるのだ。

何となく「XXXができる」って書いてあると
そうかなとも思うのだろうけれど、
感覚的に正しそうな項目が書いてあるに過ぎない。
書いた人は考えてないに決まっている。


そんな事より、
安全な作業ができるとか、
決められた作業手順をいつも守るとか、
他人に情報を受け渡せるとか、
何かあったらすぐに報告できるとか、
他にももっと大切な事がありそうなものだ。

この評価手順も形だけかもしれないけれど、
中身も輪をかけて形だけにしてしまっている感じがする。

評価される方より評価する方の方が
こんな事で評価を下げてしまっている。


が、オチとしては、外国人労働者の場合、
評価の如何に関わらず、最低賃金+残業代以上に
給料がもらえるって事がほとんど無い。
これは本当に残念だけれどどこもそんなもの。
(これがどうにかなる世の中になる事を望みます。)

Googleスプレッドシートを仕事に使ってみた

2016-12-07 14:21:28 | マレーシアでニャー
最近になってやっとGoogleスプレッドシートと言うのを使うようになった。

それが何かと聞く人ももう少ないかもしれないけれど、
要するにマイクロソフトのエクセルのような表計算が
インターネットブラウザから使えると言うもの。

エクセルを含むMS Officeだとお店で買うか何かして
パソコンにインストールしないといけないのだけれど、
Googleの場合はインターネットに繋がっていて
Googleのアカウントがあれば使える。
別にお金は取られないらしい。
Googleありがとう。

会社のパソコンにエクセルは入っている。(いた。)
それで、そっちも使っているわけだけれども、
エクセルの場合、1980年代あたりからある物なのに
まだまだバグが多い。
今でもほぼ毎日のようにグラフをいじっていると「保存できませんでした」
みたいなのが出てデータを失う。
毎日だ!

それでLibre Officeなんかを使うわけだけれど、
そっちのがまだいくぶんマシだったりする。
操作も簡単だし。


が、それよりGoogleスプレッドシートはちょっと便利なところがある。
誰かとリアルタイムで共同作業ができるのだ。
(実はマイクロソフトにもLibreOfficeにもそう言う機能が出てきた。)


それで何に使うかと言うと、
工場の現場で試験をさせて、スプレッドシートにタブレットから記入させる。
スプレッドシートには予めフォーマットを作って置いて、
数式なんかも仕込んでおく。

そうすると試験しながらリアルタイムで試験結果の処理ができる。

もし、フォームをちょっと変更して分かり易くしたいとか、
計算式を直したいとか、別の処理をしたい場合、
データ入力しているそばから変更してしまってかまわない。


これまでだとデータを紙に書かせて後からエクセルに打ち込んで
データ処理をすることになる。
それだと試験1の結果がどうだったか詳しくわからなうちに試験2をしないといけない。

Googleスプレッドシートを使うと試験1の結果がすぐに処理できるから
試験2のパラメータを試験2の直前に変更しても良い。
スピード感が違うのだ。


つまり、単なる共同作業と言うだけでない便利さがあるってわけ。



こうした試験のような通常の仕事でなくてイベント的な仕事以外にも
通常業務にも使えるんじゃないかと思っている。

例えば備品の在庫管理。
バーコードリーダーを使うほどでもない仕事場の備品の在庫チェック。
これなんて、たいした事ない物でも無いと困る。
作業員に入力だけしてもらえばリアルタイムに在庫がわかって
発注がちゃんとできているかもわかる。

最低在庫量設定とか発注数、リードタイム設定に問題があればすぐ変更すれば良い。



後は日報なんかどうだろう?
通常の業務日報は誰かが書いてから上司が見るまでに1日かかる。
上司がコメント入れて本人が見るまでさらに1日かかる。

そんな事しているとお互いに忘れる事が多く出てしまって
すぐ質問できたらすぐに解決できたのに....あれ?あれ?となる。
お互いに忙しいわけで、
日報を書くのと読むのにまとまった時間を空けると言うものどうかと思う。
だから日報なんて1日みたいな単位で切る必要は無いのじゃないかと思う。
内容によってリアルタイムで対応したり、
時間を置いてにしたり。

リアルタイムにやりたいならチャットみたいなグループウェアと言うのもあるけれど、
日報には後に残すと言う機能があってこれはチャットでは代用できない。
それにデータ添付とか処理が必要な場合はやっぱり
Googleスプレッドシートみたいな方が楽なのだ。



世の中どんどん便利になるなあ...

Digiのsimが不良じゃなかった件

2016-12-06 22:49:21 | マレーシアでニャー
先日、Digiのsimが不良品かと思って
Digiショップへ行った行った話を書いた。

その後、 また同じ事が発生した。
ショップでRM5トップアップした後、
5日後の事だった。


それでやっとわかった。
不具合の原因が。

Digiの場合、
電話のトップアップされた残額の期限とともに
インターネットの残り容量まで使えなくなってしまうのだ。
残容量を残したままで。

インターネットの方はアドオン扱いだから
当然通常トップアップより後で買う。
なぜなら、トップアップした電話料金残額から
振り分ける形で買うのだから。


電話料金はRM30で30日間。
トップアップして1日後にインターネットのアドオンを買うと
29日目でインターネットが使えなくなってしまう。
が、電話料金をトップアップすると
インターネットの残容量は復活して使える。

iPadだと電話はできないし
しようとも思わないので気づかなかったのだ。

でも、確かMaxisとか他の会社は
同じようなシステムでも
電話はできなくなった後、
インターネットだけは使えたような気がする。

まあ、原因がわかってよかったってところだけれど
わかりにくい。


ところで、Digiに替えてからDigiの変なところが目につくようになった。
1. 時々電波の状態が悪くなって3Gになる。
2. 最近、Digiのアプリ、メンテ中が多くて残り容量確認ができない。
アプリからトップアップもできない。
スマホなら良いけれどiPadだとsimをスマホに移動しないと何もできなくなる。
3. なぜかSonyのXperiaはDigiの電波に感度が悪い。
4. 外国へ電話するときMaxisだと頭に132を付けると安くなる。
Digiは133と書いてあるのに133は電話がつながらず、
何も付けないでいきなり国番号で安い。(これは良いこと)
5. 以前はDigiのキャラクター、ミシュランのビバンダムっぽい
太っちょで黄色いのがよく出てたけど、最近は引退したのか?

正しい事言う人は、実は考えてないのかもしれない

2016-12-05 13:52:09 | マレーシアでニャー
何か正しい事を言う人と言うには多い。

正しい事、言ってるんだからそれは間違いじゃないし、
誰に文句言われるとか批判される筋合いは無い。
それはそれで良いと思う。

が、最近思うのは、正しい事を言う人は、実は、
考えていないのじゃないか、と言う事。


右側通行しましょう、廊下を走らないようにしましょう、
電車に乗る時、切符を買う時は列に並びましょう。
うーん、正しい。
正しすぎるほど正しい。

でも、それって自分で考えて言ってないよね?

単に正しいんである。
意味も無く。


そう言う世の中の一般的なルールとかモラル、
そうした事ばかりじゃなくて、他の分野でも正しいと言う事はある。

仕事をするとき、これはこう言うルールが設定されている。
だからこうするのが正しい、と言うのもある。
これはローカルルールだけれど、ルールが設定されている以上
そこに正しさと言うのはある。

トイレでたばこを吸ってはいけません。
と言うルールがあって、たばこを吸ってしまった人に対して
ここで吸うな、と言うのは正しい。

でも、考えていないと言うのは感じる。
なぜ、その人はここでたばこを吸いたくなってしまったのか?
その人はルールをわかっているのに吸ってしまったのはなぜか?
その人ばかりじゃなくていつか誰か他にもそうする人が出てくるのは
なぜなのか?
ルールを守れない理由があるのかもしれない。
もしかするとルールの中には無理を強制している事があるのかもしれない。

でも、吸うなと言う人は単に正しい事を言う。
つまり考えない。



例えば、物を作る時、
これはこう設計したら良いと誰かが言う。
それは正しい。
誰も文句言えない正しい設計と言うのはできる。

でも出来てみたら使えないと言うのは実際にある。


例えば取り付け出来てもメンテナンスが面倒過ぎて誰もしない。
使うのに必要なスキルが高すぎて使いこなせない。
それを使うといつもの仕事と違う面倒な作業が増えてダメ。
管理が面倒でつい使わなくなる、など。


いろいろ世の中には正しいと言う事があって、
その正しさを推し進めると良いように多くの人が思う。
けれどもそれが実際はかなり限定的な環境下での正しさであったり、
一般にそう言うけれども自分の周囲の特殊環境を考慮していない
など、正しさに限界がある事、
それを考えないのも多くの人がする事のように思う。

猫たちがキッパリ夜行性を止めてしまった日

2016-12-04 22:54:02 | マレーシアでニャー
今日、Pantai Remisと言ういつも行く海岸に行ったところ、
たいへんな事になっていた。

前にも大潮で床下浸水していた事があったけれど、
今回はその何倍もひどかった。
2012年に初めてここに来てお昼を食べたワルンが
上の写真のようになってしまっていた。

話によると2日前の長雨の日にこうなってしまったらしい。
ワルンの前には数段の土嚢が積まれていたけれども
土嚢すらいくつも流されていた。
それどころかここに生えていた立派な大木が何本も無くなっていて
風景そのものが変わってしまっている。

揚げ物の小さな屋台を出していたおばあちゃん、
前よりずっと内側でお店を広げていた。
木の根元におじいちゃんと作った木枠は
大木ごと流されてしまった。

2日前と言えば、
うちの猫たち、雨で外に出られないで家で寝ていた。
いつもなら夜行性全開で遊びに出てしまうのだけれど
赤ちゃんの時に戻って2匹で静かに寝ていたっけ。

その日から夜行性を止めて昼行性にスイッチしたらしい。
今は夜に寝て昼間に元気に歩き廻っている。

お前たち、そんなに簡単に猫の習性変えられるものなのかい?!
今まで夜中、2時間おきに起こされてごはん食べさせてたのは
いったい何だったんだ!(ブツブツ...)

それにしてももう海岸に被害が出ませんように。

チーズの山に埋もれて死んでいくネズミ

2016-12-02 14:15:18 | マレーシアでニャー
今朝、日本と電話会議があった。
今やっているプロジェクトについて。

そのやり取りの内容についてたまたま別の用で来ていた日本人の人が言う。
この内容、今いろいろ(難しい事)やっているけれど、
生産が始まった時にそのノウハウを継承できるの?、と。


確かに内容はある意味海の物とも山の物ともわからないのを
どうにかしてできるように持って行こうと言うもの。
論理を組み立てて考えてもわからないところもけっこうあり、
いろいろな要素が複合していて一筋縄に答えが出せない部分あり。

しかしながら、そのノウハウを継承できるか、と言う事に関しては
自分は全然心配していない。


なぜなら、もともとこっちはバングラデシュ人、ネパール人にもできるように、
何をやったか後からでもわかるように、できるだけ機械的に作業して
余計な心配しなくても良いようにするのを目標にしているから。
そうでないとマレーシアでの生産なんて成立しない。


日本側は管理者もエンジニアも経験豊富だし、
実際の作業者だってマレーシアのエンジニアがやるような事を
日常の作業のようにやってしまう。
だからこうこう、こうすればできると思った事が簡単に実現する。

こっちはそうはいかなくて、作業の中に考えると言う工程を入れる事ができない。
判断すると言うのも入れられない。
(日本でだってその方が良いのだけれど。)
これをやる、と言う作業の証拠を完全に残せるようにしないといけない。


そう言うのが当たり前と思ってやているので、
できるできないだけ考えているのではなくて、
どうやって簡単に分かり易く記録も残せるやり方にするかを常に考えている。
だから継承なんてあまり心配していない。
(こう言う部分では日本とこちらでちょっと温度差がある。)


心配するとしたら本当の事を言えば、バングラデシュとかネパールのレベルじゃなく、
それを管理するであろうマレーシア人の方だ。




以前、高校だったか大学だったか忘れたけれど、ある先生が言っていた。
こうしていろいろ細かい事を教えているけれど、
本当に覚える必要のある事は辞書の引き方だけだ、と。

語学の先生だったから辞書と言ったのだけれど、そうでない科目だったら
要はどこを調べれば何が書いてあるかわかるようになっていれば
その中身の細かいところはそこを見に行けば良い。
書いてある事をいちいち覚えるのじゃなく調べられる事は本でも何でも
見て調べてあとは自分で考える、と言う事だと思う。

本当にそうだなと思う。
特に今時はネットで調べればだいたいの事が書いてあるわけだし、
考えるネタはほんの10年前に比べてかなり豊富だ。
大学の時なんてもう30年も前になるけれど、本から何か調べるだけでも
一苦労だった。(だから成績も上がらなかったわけで...)


そして今みたいな時代になるとそう言う苦労はかなり少なくなったので
やっぱり考える事の方がネックになってくる。

みんなスマホとかパソコンとかを普通に使えるし、インターネットにも繋がっているのに
考える事ができないとチーズの山に埋もれて死んでいるネズミみたいなものだ。

(そう言えば家のキッチンに小さなネズミが住みついてしまったっけ。
つぶあんに捕ってもらわないと。)


マレーシアも日本と似たような何かを覚えさせるだけの教育しているのだろうなあ、
と思う。

Digiのsimが不良だったがなぜか回復

2016-11-30 13:50:49 | マレーシアでニャー
昨日、昼過ぎに近くの街のDigiセンターに行った。

Digiと言うのはマレーシアの携帯電話会社で、
日本で言うドコモとかAUみたいなもの。

さて、なぜ行ったかと言うと、iPad miniにDigiのsimを入れ、
Prepaid LIVEと言うプリペイドプランで使っていたところ、
急にLTEの電波を掴まなくなってしまった。

LTEどころか表示には3Gと出るのに通信自体ができなくなっていた。


検索するとiPadはiPhoneでたまにそう言う事があるそうだった。
対策を読んでみるとかなり経験則でやられているらしく、
通信のON-OFF、ローミングのON-OFF、LTE使用のON-OFFをしたりして
どうにか回復するらしい。

やってみた。

ダメだった。


なのでZTEのスマホに入れてどうなるか見てみた。
こっちもダメだった。

そしてDigiの代わりにスマホに入っているMaxisのsimでiPadを試す。
こっちはOKだ。


なのでこの場合、iPad側のせいじゃなくてsim側のせいらしい。

と言うわけで、Digiに行ったのだった。


店員さんもやってみた。
自分のiPhoneに入れてみたけれど、同じ。

simがダメなんだね、と言うことになって
じゃ、sim交換(番号は変わらないらしい)しようと。
が、sim交換にRM10かかると言う。
一応、こっちの問題じゃなくてそっちだと抵抗はしてみたが、
この店には責任者にあたる人もいないし、仕方なく承認。

とともにRM5のトップアップが必要だとか。

先にトップアップしてみる。
すると、何と、LTE通信回復。
別に残額が無かったわけじゃない。
よくわからないが、回復。

きっとDigiの何かにバグがあるんだろう。


なぜって、マレーシアに来た7年前、
Digiは国際電話かけても1か月位無料と言うバグがあった会社なのだ。
いろいろあってしかるべきだろう。

マレーシアではCADは危険なので手描きで済まそう

2016-11-29 13:49:28 | マレーシアでニャー
さっき、出入りの業者さんが来た。

何しに来たかと言うと、依頼して作ってもらう事になっている物の相談。
普通ならエンジニアに任せておいて良さそうなものなのだけれど、
図面が出来たら一度見せて欲しいと言っておいた。

来てくれてありがとう。



マレーシアでは図面が描けるはCADができると同義語だ。
新しく入ってきた人などに図面は描ける?と聞くと、
CADが操作できると「できる」と答える。
これは100%例外なくそうだ。

ではここでちょっと何か描いてみて、と言うと、
CADが無いから...とほぼ必ず言う。


こう言う人は満足な図面は描けない。


CADができるだけで仕事をしてしまっている人はけっこう多い。
何か作ってもらうのを依頼する業者さんにもいるので危険だ。


もしこちらがCADで描いた図面を出すとする。
相手はCADの図面から「読む」のではなくて、
寸法が入っていない部分の寸法をCADの機能を使って読みだしてしまう。

寸法を入れないのは間違いじゃなくてわざとやる事なのだ。
図面を描ける人はわかると思うけれど、
あえて寸法を入れていない長さと言うのはある。
そこに入れてしまうと寸法どうし、矛盾が出来てしまう。
加工する順番も思っていたのと違ってしまう。

つまり思った通りの物が出来ない。


なので、マレーシアでは余程複雑な物以外は
手描きの図面で依頼する。
と言うか、3Dでなくて済むほどの物なら
ほぼ100%手描きで済ますことにしている。

パソコンの中にCAD入っているんだけれど、
そう言う事で描くためには全然つかっていない今日この頃。

マレーシアではエンジニアに期待しちゃいけないんだ

2016-11-28 13:52:35 | マレーシアでニャー
今朝、工場のある機械の周りを見て回ってガックリきた。
と、言ってもまあ、いつもの事なのでそんな程度の事じゃ今更驚きはしない。

金曜日、土曜日と有給休暇をとっているうちに以前依頼した工事が行われていた。
これがまあ、注文通りに出来ていない。

作業員に聞く。
「この工事、誰がやったの?」
外注の工事屋さんが来てやったそうだ。

これに関してはずっと前にここにこうやって欲しいと床にテープまで貼っていた。
そしてコストを安くするために内部のメンテ要員でできる方法を言っておいた。
が、どっちも守られなかった。


こう言う場合、社内のエンジニアが自分でいろいろ考えるのが面倒とか、
自分でやった事がない事をやって後で自分のせいになるのが嫌だから
外部に頼む。
そうすると業者は自分のやり易いようにしたいので
こうこう、こうではどうか?と言う。
普通こんなものだとか何とか。
頼んだエンジニアは自分で何も決めていないし判断もしたくないので
それで良いと言う。

で、結果がこうなる。

マレーシアではエンジニアと言う職に就いている人間だからと言って
ちょっとの判断力があるとか、合理的に考えられるとか
そう言う事を期待してはいけないのだ。
まあ、今回は間違っていたからと言ってそれほど大きな問題でもないのだけれど。




先週の金曜日、さっき書いたように有給休暇をとった。
その日の夕方、残業時間に入った後の事。
メッセンジャーでXXXがダメだよ、と作業員から連絡があった。
何度やってもダメだよ。
XXXがダメで次に使えるツールが無いと言う。

そりゃ大変、生産できないじゃん!

で、残業時間にアシスタントも帰ったのかと思って現場に車を飛ばす。
パソコンで代用できそうなツールを探すと2つあり。
最悪はこれで乗り切るか、と。


と、よく見るとアシスタント、会社にまだいる。
この連絡の事を聞くと、自分は連絡受けていないと。
受けていないって言っても写真まで来ているし、
車下りてからだってその連絡が入っている。
最初に連絡受けてからもう1時間近く経つ。

これに関してアシスタント、もう△△△を使うように指示してあると。
で、現場に行くと生産できないのに誰も焦った様子もない。
ツール交換するにも冷えるの待って次を用意してと時間がかかる。
冷えるの待つにしても次のツールにベアリングセットしてあるのか?
何もしていない。

いったいコイツ、この1時間何やってたんだ?!

しかも、例のツール、以前に中国に発注してあって、
たしか2週間位前に出来上がっている。
早く発送してもらった方が良いと言っていたのにしていない。
あの時発送依頼していればこんな事で苦労も何もしなかったはずなのに。

いったいコイツ、この2週間何やってたんだ?!
困ったものだ。

新聞がめくれなくなってきた

2016-11-26 23:38:54 | マレーシアでニャー
うちは新聞はとってない。

でも時々新聞はある。
キャサリンさんがマクドナルドから
無料の英字新聞SUNをもらってきてくれる。

同じくキャサリンさん、
フリーペーパーをKLに行った時にもらってきてくれる。


最近、こう言うのがモノ凄く読みにくいと感じるようになった。

その理由は紙だからだ。
指で紙をめくる作業が面倒なのだ。
最初のページはまだ良い。
2ページめ、3ページめになると
次のページの紙とさらにその次のページの紙あたりが
一緒にめくれてしまう。
それを指で1枚に剥がさなければいけない。
それが上手くできない。

スーパーマーケットの野菜売り場に
薄いポリエチレンの袋がロール状に巻かれて置かれている。
自分で1枚ちぎる。
1枚だけれど袋なので2枚だ。
一方は口なのでそこを親指と人差し指でつまんでクチャクチャとする。
上手くいけば両側のポリエチレンシートがズレて袋の口が開く。

が、大概は上手く行かない。
最後の手段は指先をちょっと舐めてやる方法。
面倒臭いしイライラする作業だ。


新品のCDとかDVDのプラケースを包装しているラップフィルム。
これなどカッターを使わないと絶対に開けられない。

こうして見ると、自分はそんなに不器用だったか?、と。

子供の頃は手先が器用で色画用紙を上手くサンタクロースの形とか
動物の形にハサミで切ったりできた。
少なくとも他の子たちよりは上手くできた。
(と、本人は思い続けて来た。)


それが、今、新聞紙めくれない。
何だかえらく衰えている気がしている。
歳のせいか?
と言うより、たぶん、iPadが楽過ぎるんだろう、
紙がひどく不便な物に感じるのは。

越境する隣の美人

2016-11-25 16:28:00 | マレーシアでニャー
ちょっと前から仕事場の事務所の隣の机に
たぶん20代半ばほどと思われる女性が座るようになった。

育ちの良さそうな美人である。
誰似ているか、と言われると....
わからん...


が、とにかく美人んさんなのだ。

自分があまり机のところにいないのでどんな人か
よくわかってはいないのだけれど、
たまに戻るとちょっと違和感を感じる。

よく、越境するのである。
ちょっと席を離れて戻ると我が机の様子が少しおかしい。
何かと思って見ると、
その美人んさん、自分のファイル、書類、ペンケース、
はたまた手帳、財布など代わる代わるこちらの領土に
越境させている。

中国がどのかの島に勝手に建物を建てて
実質、うちの領土だと主張して来るのと似ている。

本当にそこが元から自分の領分だったかのように
ごく自然にそこに物を置いている。
A4ファイルと手帳位だとだいたい30cmほどの
領土侵犯になる。

こちらはプリンターを奥側に置いているので
プリンターから紙が出てくる時やちょっと何かを置くのにしか
そこは使わない。
なので置かれても通常は迷惑でもない。

で、こちらもあえて何も言わないでいる。

ただ、まあ、何となく気になる。
満員電車で他人に近付き過ぎているような感じになる。
美人んさんはその事にどうやら全く無頓着でいられるようで、
これまた不思議な感じがする。

いなかったからちょっと置かせてもらいました、すみません、
と言うような日本人的な感覚はどうも全く無いらしい。
特にその事で何も言わない。
知らないうちに越境物が代わっている。
駐留軍の兵隊さんも休暇で交代があるのだろう。


この状態、そろそろ終わりになる。
美人さん、営業事務所移転とともにそちらへ引っ越しなのだ。
大したことではないけれど不思議な体験ありがとう。
もう会うことないだろうな。

個人大企業病

2016-11-22 13:57:45 | マレーシアでニャー
今朝、福島でまた大きな地震があったとの事です。
被害が少なく済む事を祈ります。

福島と言えば、マレーシアで最初に入った会社の親会社。
一番寒い時期に一度福島に行ったことがあった。
この熱帯の地から厳寒の福島はかなりたいへんだった。
しかも、雪道なのに車を運転しなければならなかったっけ。

それまでほ寒い時期に寒い地方に行った事なんてほぼ無かった。
中学校卒業の時に友達と蔵王にスキーに行っただけ。
って事は、東北の冬は人生で2度目だったわけだ。


その時に本格的に寒いってのはどう言う事かを知ったと思った。
空は晴れているのに雪が降るのだ!
これには"たまげた"(古い表現)。

寒すぎて空気中の水分が凍って落ちてくる。
何も無い所から雪がポロポロ出てくるわけだ。
福島じゃ空全体が手品師のようなものだ。
さすがに鳩は出ないが、雪が出るのだって相当にすごい。
ビックリだ。
こりゃ寒いわ。

福島とその周辺のみなさん、お身体には気を付けて。
(そのみなさんの中に今は知っている人がけっこういるのか...)




今朝はあるツールのちょっとした試験をしていた。
校正のようなもの。

ちょっと古い作業員にやる事を言って監督官になってもらう。
新しい作業員には手作業をやってもらう。
さて、これで計算上11時までには終わるはず。

これに関して管理者には何も言わなかった。


そして、11時半。
終わっていない。
終わっていないには事情もあるから
それに関しては仕方ない事もあり。

管理者にこの仕事、終わってないけど
どうなの?、と聞く。
何かしたの?

何もしていない。

理由は自分はこの仕事について何も言われていないから。
で、何もしない。


何をどう教えてもこう言うところ、
マレーシア式から抜け出せない。
他人が何かやる事になっていると
自分は完全に撤退してしまう。

まるで関心すら持ってはいけないように思っている。
11時までに、と言うのは本人に向かって言われていなくとも
ちゃんと知っている。
でも、それで終わらないのを横目に見ていても
もうそれは自分の仕事ではないと言う事に
脳みそがセットされてしまっている。

馬耳東風、どこ吹く風。
個人大企業病。
("劇団ひとり"みたいな響きだ。)

回る車輪もいつかは止まる

2016-11-20 21:28:42 | マレーシアでニャー
マレーシアの国立美術館に初めて行ってみた。
入場無料だった。

入ったすぐのところからいきなりピチピチの現代美術作品。
なかなか面白い。
造形としても面白いし、
はっきりわからない部分もあるけれど
テーマも今そのもの。

それにしても、このマレーシアで、
芸術でどうやって食べていけるのだろう?
入場無料のこの美術館で展示されてもお金にならないだろうし。
それにこうした作品、誰かが買って家に置いてくれるとも思えない。

まあ、きっと何かやり方があるのだろう。
不思議だけれど。

仕事をお金に替える方法、
一番簡単なのはやっぱり他人の仕事をする事だろう。

その中で一番簡単なのは会社とかに入って給料をもらう事。
自分のように。

でもその簡単な方法を選ぶと簡単に解決できない矛盾の中に
身を置く事になる。
それは常に他人の仕事をしなければならないと言う事。
そして他人の時間に合わせて生活しなければならないし、
経済的な事だってほぼ完全に他人異存になる。
自分と言うものの価値さへも他人への貢献度に寄る。

貢献度=価値だったらそれはそれでも良いかもしれないけれど
その前に相場みたいなものもあって、
まあ、大人の事情の方で判断されたり
いろいろだ。


一度これを選択してしまうと
グルグル回る車輪のサイクルから抜け出すのは
かなり難しくなる。
しかしながら、車輪はある時が来ると止まる。
止まると言うより止められる。
それは誰にもわかっている事。
(中途半端で終わり)