増税はイヤだ! 先延ばしは聞きあきた！ <`ヘ´>

　自民党は、過去に消費税を3％から5％に増税してから、約20年間不況が続きました。安倍首相は、さらに8％に増税しました。その結果、格差が拡大、庶民の購買力は低下しました。法人税の減税などにより大企業・おお金持ちががっぽり儲けました。
安倍首相は、さらに消費税を10％に増税しようとして諦め、参院選を目前にして再び増税を二年半先延ばしにして、参院選の争点にする、と公言しました。先延ばしは聞きあきた、というのが実感です。
　なぜ、安倍首相は消費税の増税先延ばしに固執するのでしょうか。先ず、前回の総選挙で圧勝しました。過半数の議席を獲得すると、憲法を踏みにじって集団的自衛権容認など戦争法案を強行採決して成立させました。参院選でも消費税増税の先延ばしを争点にして議席をかすめ取り、待望の憲法改悪に道を開こう、というものです。国民は、それを許すでしょうか？
　戦争への道を暴走する安倍首相の企てを、戦争法反対の学習によって成長した国民は、見抜いています。選挙になれば経済問題を争点に、これで議席を獲得すれば、戦争への道を暴走する安倍首相の体質を国民は見抜き、安倍首相の企みを打ち砕くものと確信します。

　消費税は社会保障の財源、と言う主張には寅は賛成できません。

　消費税を5％から8％に増税した増収分の20％が社会保障に充当された、といわれています。その金額は約1兆3000億円といわれます。
これは、法人税の減税分より少ないのです。
政府は年金積立て金を株式投機に流用し約6兆円もの損失をだしました。

　寅は、社会保障費は消費税に頼らず、大企業・おお金持ちの応分負担にすべきものと考えます。
　庶民は、保険料の値上げについて負担しています。これは事実上の増税だと思います。
例えば、国民保険料がたかいため保険証を持たない人がいます。公共料金の値上げも事実上の増税だと思います。そこへ消費税の増税は大増税になります。
それなのになぜ、法人税減税なのか。
庶民のほとんどが、収入は増えていません。増税は、もうイヤなのです。増税の先延ばしもイヤなのです。

　　　　　　　　　　　　　　　～寅～