核なき世界へ ♬～(^_-)～☆

　国連総会第1委員会（軍縮・国際安全保障問題）10月27日、核兵器禁止条約について交渉する国連の会議を来年に招集するとした決議案を、圧倒的な賛成多数で採択しました。2016年10月28日～29日の寅はこのニュースに触れ、感動して歓迎していました。
　唯一の戦争被爆国の被爆者をはじめとする核兵器廃絶の声と運動が、世界に届いた！　という興奮が、全身をふるわせていました。

　決議案の採決の結果は、賛成123ヵ国（メキシコ、オーストリア、エジプト、南アフリカ、スウェーデン、北朝鮮、中南米、東南アジア諸国など）、
反対38ヵ国（米国、英国、フランス、ロシア、イスラエル、日本、韓国、オーストラリア、ベルギーなど）、
棄権16ヵ国（中国、インド、パキスタン、オランダ、スーダン、ニカラグアなど）。

　日本は世界で唯一の戦争被爆国なのに、米国に追随して決議案に反対しました。どんな反対理由をのべても説得力はないし、人間として恥ずかしいことです。安倍首相よ、核なき世界をめざすと、たびたび発言してるのですから、決議案に賛成して、態度で堂々と示すべきです。

　オーストリアが主導して57ヵ国が決議案を作成し提案国となり、採決にいたりました。

　冷戦時代には、米ソの核保有は70000発だったそうです。それが現在、15000発まで減らしてきています。米ロの話し合いと努力の結果だと思っています。
　しかし、大量殺りくだけを目的にした核兵器は、人類にとって不要なものです。1発といえどもなくすまで核廃絶の叫びと運動、闘いを益々、大きくしなければと思います。

（註）しんぶん赤旗、朝日新聞、インターネットニュース、NHK・AMラジオニュース、FM札幌村ラジオを参考にしました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　～寅～