政権の批判を、有権者のひとりとして義務と考える寅です。戦争できる国づくりする勢力には断固として反対です。

気の向くままに時々ほえます。
       
          ~寅~

こんなことあっていいのか<`ヘ´>

2013-09-25 23:19:31 | 年金

寅としては見過ごせないので書きます。
Zさんは、最近、年金機構から過払いしたので返金してもらう、との手紙を受け取りました。先に進む前に、家庭環境を紹介します。
夫はZさんより2歳年上で、厚生老齢年金を受給しています。二人の子供は独立して、Zさんは夫婦二人の生活です。
さて、手紙の内容は企業年金連合から企業年金受け取った期間について国からも二重払いしているから506円返金せよ、と言うものです。
Zさんは企業年金173円/年を、60歳から5年間受給しています。
Zさんは〇十年前会社を退職した後、企業年金連合会から企業年金230円/年の支払い通知を受けました。
夫は受給申請の手続きする時間と費用を考えれば損になるから、と反対しました。
Zさんは、大企業を事情あって退職したものの就職した証と誇りを捨てきれずにいます。
60歳のとき企業年金連合会から支給決定通知書が届きました。それによると前記の173円/年です。納得のできないZさんは年金額の何倍もの電話代を覚悟して企業年金連合会に
問いました。230-173=57円も何故削られるのか? 答えは国会で決まったこと、の一点張り。57÷230=0.2478 つまり24.8%も削る理由がいまだに分からない、そして57円の5年分285円は何に使われたのか! とZさんはいいます。さらに今回、過払いの返金506円について年金事務所に問うと、前社会保険庁の計算間違いで迷惑をかけてしまった、お詫びと説明にZさん宅を訪問したい、と言ったそうだが、Zさんは返金の承諾書を送るから来訪はお断り、と憤激しています。

          ~寅~


あんなことこんなこと(泣き笑い)

2013-09-20 01:13:47 | つぶやき

その1
コスモスの 風に揺られて 舞踏会(峰子作)
コスモスの季節になりました。
病院の帰り、民家の中庭の群生コスモスが風に揺れていました。赤、白、ピンクの無数の花がいっせいに風に乗ってサーフィンを楽しんでいるようでした。
ピタッと風が止むと面を太陽に向けて微笑んでいるようでした。
コスモスは好きな花の一種です。
暴風になぎ倒されて地面に這いつくばっても風が止むと背筋をピンと伸ばし、何事もなく咲き誇っています。
あの細い体に宿るしなやかさが好きなのです。


その2
カラスの糞のこと。
これも病院の帰りでした。
住宅街の歩道を、過ごしやすい季節になった、と秋の雰囲気を楽しみ、かみしめながら歩いているとき、突然バシャッと音がしました。一瞬でした。電柱の側でした。少しずつ何がおきたのか分かってきました。
白いペンキの大粒の雫が落下したのです。みると電柱の下にその雫の跡が何か所もあります。見あげると電柱の頂部にカラスが一羽尻を歩道にむけて上下させていました。
ヤバイ! 急ぎ電柱の側を通りすぎてから、カラスを見上げていました。
カラスは糞をするとき声を出さないようです。
寅は不注意にも地面に糞がたたきつけられた音で気づいたのですが、電柱との距離は1m以内でした。あ~ぁ、頭に落ちてこなくて良かった、と胸を撫で下ろしました。でも、近距離だったのでズボンの裾に飛まつがかかったかもしれません。
カラスの糞が白いこと、その白い跡は道すがらあちこちに発見できました。振り向くと脱糞して身軽になったカラスは一声も出さずにどこかへ飛んでいきました。
帰宅した寅は、履き替えて、ズボンをクリーニング店に持参しました。
運のない寅ですが、ウンの話で失礼しました。
それにしても、と寅は考えました。カラスの糞は下痢便でした。どこで水分補給をしているのかなぁ?


その3
年金の皮算用。
Sさんの姪の例です。
Sさんの話です。
他市に住んでいる姪はことし65歳になります。60歳のとき厚生年金の特別支給=厚生年金の報酬分として30万円/年を受給していました。
62歳になって、特別支給の条件がなくなった理由により老齢厚生年金として93万円/年が給付されました。
ことし65歳になるからと65歳からの年金給付の決定通知がありました。それによると給付額は115万円/年でした。
姪は厚生年金93万円+国民年金78万円=171万円/年と考えていました。それが115万円の通知ですから仰天しました。56万円も削られてしまったのです。
姪は年金ダイヤルに問いただしました。
国の説明はこうです。
60歳に受給した30万円は報酬分37万円を減額したもの。62歳からは37万円になっています。93万円の内訳は報酬分の37万円+定額分56万円=老齢厚生年金93万円。

65歳になると老齢厚生年金報酬分37万円+国民年金78万円となります。
つまり37万円+78万円=115万円
国民年金の内訳は、先の定額分56万円+国民年金22万円となります。
姪はがん患者です。九死に一生を得て現在に至っています。闘病と体力減退により民間会社を途中退社しました。勤続年数は約20年のようです。
国民年金保険料を満期まで払えば約80万円の国民年金を受給できると役所から知らされ、不足分の国民年金保険料を払いました。まだ、元気だった夫の収入から払い続けました。年間約15万円の保険料を。
その夫は末期がんで入院しています。
夫の旅たちが近いことを夫も姪も覚悟しています。
姪は、こんな制度を誰が決めた! と怒っています。

・・・寅の感想は、老齢厚生年金の定額部分を国民年金の定額部分にスライドさせて国民年金の総額を大きくみせているようです。国は年金の支給内訳を複雑にして受給者を混乱させています。姪さんが怒るのもわかります。



         ~寅~