メディアに登場する世界の指導者の中で、アメリカと北朝鮮を除けば (除く理由は物騒な言動が続き戦争の危機を感じるからです) 日本の安倍首相は決して上位にはランクされないと思います。ことし7月7日に国連会議で核兵器禁止条約が採択されました。日本はこの国連会議をボイコットしました。安倍首相は、核兵器の保有国と非保有国の橋渡しをして核兵器のない世界をめざす、と公言しました。どのように橋渡しをするのか、具体的な説明は一切ありませんでした。
アメリカの原爆投下から72年目の8月の広島、長崎の平和記念式典が過ぎました。広島市長の平和宣言、長崎市長の平和宣言を聞いて、そのとおりと思いましたが、安倍首相の来賓挨拶を聞いても何の感動もないし、ここでも例の橋渡し論が展開されました。安倍理論はチンプンカンプンで本人も理解不能ではないかと推察します。核兵器保有の超大国・アメリカの核の傘に入り橋渡し論を強調しても、まともな思考能力があるなら、矛盾に気付かされるのは必至だからです。アメリカにべったりで、よくも橋渡し論を話せるものだ、と聞かされる方も恥ずかしくなります。
安倍首相は、世界の指導者の中で下の下だと思います。平気でウソをつくからです。
ヒバクシャの中に、安倍首相をどこの国の首相か? と疑問視する人がいますが、寅も そう思います。
加計問題、森友問題、日報問題はなんら解明されていません。内閣改造し、疑問に耳を傾け、丁寧に説明する、と耳にタコができるほど聞かされても、あれ、まだ首相をやってるの? と国民をバカにするのもいいかげんしろ! とトサカにくるばかりです。
~寅~