政権の批判を、有権者のひとりとして義務と考える寅です。戦争できる国づくりする勢力には断固として反対です。

気の向くままに時々ほえます。
       
          ~寅~

安倍首相の説明は理解不能

2015-05-21 17:56:15 | 党首討論

 5月20日の党首討論を聞きました。安倍首相の発言を耳をそば立て漏らさず聞いたつもりです。さっぱり理解できません。

 集団的自衛権行使容認の閣議決定したのが、昨年の春でした。

 ことしになって、自民党、公明党が安保法制案を議論し、合意した後、安倍首相のアメリカ訪問です。安倍首相は、オバマ大統領に集団的自衛権行使の法制化を約束しました。これは首相の独裁行為ではありませんか。

 そして、昨日の党首討論です。

 自公の議論について連日メディアから流されましたが、聞かされる寅はこれもチンプンカンプンでした。

 安倍首相は、アメリカの戦争に日本が巻き込まれることはない、と民主党の岡田代表に断言していました。だとしたら、武装した自衛隊がアメリカの兵隊、食料、武器、燃料を運ぶ必然性はまったく無い筈なのに、それはやる、と首相は言っていました。

 共産党の志位委員長は、日本がポツダム宣言を受諾して無条件降伏した事実に基づき、安倍首相を追及しました。安倍首相は読んでいないから知らない、とこたえました。志位委員長の質問は圧巻でした。

 安倍首相は過去の侵略戦争を詫びた村山談話を読んでいないのではないか? と疑問さえ持った寅です。

 秘密保護法を成立させ、武器輸出を自由化しました。集団的自衛権の行使の法制化を狙う自公政権は、憲法改悪をめざし、その後、独裁政治を打ち立て、国民をロボット化するのが目的だと考えています。寅は、この考えを考えすぎだと思っていません。

 「幸福追求の権利」を守る、という自民党を信用していません。積極的平和主義を唱える安倍首相が「憲法9条」を破壊し戦争へのレールを敷いて、いつでも戦争できる国づくりに突っ走っています。集団的自衛権行使容認とは、憲法9条違反そのものではありませんか。

 安倍首相・自公政権のたくらみにストップかけましょう。

       ~寅~