自民と公明両党が集団的自衛権行使容認で合意し7月1日に閣議決定するとメディアは報道しています。
毎日のように自公両党の集団的自衛権行使容認の協議内容がメディア報道されました。日がたつにしたがって、具体的に何がどうなったのか、寅には、ますますチンプンカンプンで理解できません。わかったことは、海外で、自衛隊が他国の軍隊と殺し合いをする、つまり、殺したり殺されたりする戦争行為ができるようになったことです。
しかもこんな重要なことが何故、閣議決定だけで可能になるのか！ これでは、政権党がつくった政府のクーデターみたいではないか。
自民党の安倍首相は積極的平和主義を唱え、公明党は平和の党を自認しています。寅は、自民党にも公明党にも“平和”を口にする資格はないと考えています。
戦争が始まれば、日本が最少の犠牲で相手に多大な損害を与えて大勝利の結果で終結するわけではありません。
自衛隊員に死傷者がでれば人的大損害になります。武器弾薬が大量消費されれば、軍需産業が大量生産、大量供給するでしょう。軍需産業には国民の血税が惜しみなく注入されるでしょう。
日本の国家財政は借金1000兆円を超過しました。政府は生活保護はじめ年金、介護、医療など福祉関係の保険料を値上げし、支給額をジリジリ削っています。自公政権は税収が少ない理由に、少子高齢化をあげています。2011・3・11の復興予算の財源でもすべて国民負担（源泉徴収されています）です。大企業には大軽減です。そして、国民には消費税増税です。
国民福祉のために使われた借金はいくらなのでしょうか。世界一の借金大国、1000兆円を超過した借金の中に福祉予算がＯＯ円含まれる、なんて話を聞いたことはありません。
少子高齢化で若者が減少する、戦場で若者を失えば、貴重な日本国内の働き手を失うことになります。世界一の借金大国で軍国日本をめざす自公政権の暴走は国民の不幸を増幅するだけです。
自公政権は、秘密保護法をつくり、武器輸出の自由化もしました。さらに集団的自衛権行使の容認へ突っ走っています。軍国日本へ向かってひたすら暴走を続けています。大企業の法人税減税も目前です。
自公政権は、まるで封建時代の悪代官のごどき、庶民から搾り取るだけ搾り取れ、と言わんばかりに悪政の限りをつくそうとしています。
自公政権は間違っています。国民福祉第一の政治に軌道修正するなら、いまのうちです。自公政権が悪政を続ければ、日本は破産してしまいます。
景気が上向き、なんて都合のいい数値を示して宣伝していますが、それは見かけ上のこと。現実は大変なんです。生鮮食料の値上げはすさまじい。庶民のサイフは軽くなるばかり、その日暮らしの買い物も血眼なのです。
自公政権は間違っています。<`ヘ´>
～寅～
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日本国憲法（抜粋）
第2章 戦争の放棄
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
② 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
この憲法9条を何度読んでも、日本が海外で戦争行為ができるとは書いていません。自民党・公明党が曲解して集団的自衛権行使の名目で海外で戦争できる（交戦）ようにするってんですから、ゼッタイに許せません。
アメリカは沖縄をはじめ日本全土に軍事基地をおいています。自衛隊の創設も原発建設もアメリカの要求でした。
集団的自衛権の行使もアメリカの要求です。アメリカの戦争に日本を参戦させる、アメリカのいいなり、アメリカの手下・自民党＝公明党でいいのでしょうか。
～寅～