1月19日(日)に投開票された沖縄県・名護市の市長選の結果は、現職の稲嶺進氏が再選されました。
日米両政府は宜野湾市・普天間の米軍基地を名護市・辺野古へ移設するための計画を着々とすすめています。
名護市長選の最大の争点が米軍基地移設の是非を市民に問うものでした。
稲嶺氏は基地移設反対の公約を掲げ、圧勝しました。
自民党は、昨年12月に沖縄知事に辺野古移設を認めさせました。自民党は、「県外移設」を公約して当選した沖縄選出の国会議員を屈服させました。名護市長選で移設推進の候補を当選させ、移設実現へ近づくつもりでした。だから自民党政権は、沖縄知事を屈服させるときも沖縄振興予算をつける約束で「県外移設」の公約を投げ捨てさせ、抱き込みに成功しました。市長選の「移設推進」の候補の応援演説で自民党幹事長は「名護市振興基金」として500億円をつける、と札びらをちらつかせました。稲嶺氏の再選が決まると、500億円を取り消しました。
自民党は稲嶺氏を落選させ、基地移設推進の候補を当選させるため、なりふりかまわず恥も外聞も投げ捨て、権力・金力をふりかざし「移設反対」の市民に襲いかかりましたが、市民は「移設反対」の稲嶺氏再選の答えをだしたのです。しかも、基地移設推進候補に4000票以上の大差をつけて・・・。
寅は、稲嶺氏の再選を心から喜んでいます。
権力にも金力にも屈服しない名護市民から勇気をもらいました。
ありがとうございます。
~寅~