政権の批判を、有権者のひとりとして義務と考える寅です。戦争できる国づくりする勢力には断固として反対です。

気の向くままに時々ほえます。
       
          ~寅~

映画「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」

2011-07-26 23:51:00 | インポート
 原作は戦場のカメラマンだった鴨志田穣の映画と同名の著書です。
 著者は2007年3月20日に腎臓癌でなくなりました。42歳でした。*(青ハート)*

 映画のヒーローはアルコール依存症です。症状が悪化して、暴れる、トイレで大量に吐血して入院、アルコール依存症を治すため精神病院に移ります。離婚した妻子との生活を切望してアルコール依存症を克服します。そして退院します。家族のもとへ帰ります。しかし、医師からは、余命いくばくもないと告知されています。*(涙)*

 映画ではアルコール依存症が重度になると心も身体もボロボロに破壊され、狂人になってしまうことを告発しています。
 ヒーローは妻に暴力をふるい、聞くにに耐えないことを喚く、そして漫画家の妻の作品(原画)を破る、そして離婚・・・。*(割ハート)*

 妻は、離婚しても「夫は病気だから」と許してしまいます。ヒーローの母か医師だったか記憶は定かではありませんが、妻がその対話の相手に「一度は好きになったひとだから」と、言います。*(ドキュン)*

 ラストシーンでは家族が浜辺を歩きます。穏やかな時間が流れていきます。
 妻も夫も永遠の別れが近いことを知っています。でも、美しいシーンでした。*(うるうる)*

 エンディングに流れた作詞・作曲・歌の忌野清志郎の歌声も、「誇り高く生きよう」の歌詞もジ~ンと心に沁みてきました。*(ハート目)* 
 
 素晴しい映画でした。*(チョキ)*

 この映画を、6月下旬に新聞の映画案内欄で知って、観ました。徒歩で札幌駅から北へ約3分の、シート数約80の再々映館のようでした。
 観る動機らしいことと言えば、呑ん兵なもんですから「呑む」とか「酔う」のフレーズが気になったかも知れません。タイトルに引かれたのかも知れません。いまだに原作を読んでいませんが、いい映画でした。*(キラキラ)* *(星)* *(クローバー)* *(ウインク)*

夏の夜JAZZとビールに酔う

2011-07-25 21:19:00 | インポート
 2011 Sapporo City Jazz Festivalが開かれています。(7/13~8/23)
 
 昨日(日曜日)、仕事を定時に終わらせ大通り公園のホワイトドームのジャズ会場に同僚とかけつけました。“寺井尚子カルテット”の開演19:30にすべりこみました。約300のテーブル席は、ほぼ満席でした。*(ダッシュ)* 

 *(ビール)*ビールとつまみをオーダーしてグイッとひと呑みした途端に演奏が始まりました。
 音響が耳をつんざくほど大きく、なのに音の歪みがなく割れることもなく、いきなり音の津波に筏で漕ぎ出したようなものでした。*(音符)*
 私語も呑んだり噛んだりの音がまったく気にならないのです。音の世界に引きずりこまれてしまいました。*(ハート)*
 
 プログラムが配布されませんでしたから、曲目を確実に覚えていませんが、どれもジャズの名曲、数曲がポピュラーものでした。*(ドキュン)*
 ジョン・コルトレーンのスタンダードナンバーとチャップリンの名作から2曲、被災地へ思いをこめてアベ マリアが記憶に残っています。*(ハート目)*

 テレビでは観ていたけど、寺井尚子の実物を目の当たりにしたのは初めてでした。寺井は日本で数少ないジャズヴァイオリンのプレーヤーの一人です。聞きしに優るテクニシャンです。すっかり寺井の熱狂的なファンになりました。ビール4杯呑んで、ジャズに酔い仕事の疲れがぶっ飛んだ1時間30分でした。*(うるうる)*

 10人テーブルで男は同僚と二人、8人は女性でした。
 演奏が終ると同じテーブルの中年の女性が「ジャズは好きになれない。不協和音が多すぎます」と連れの女性に話していました。同僚がたまりかねて「ジャズは体で聞くもの、楽しむもの。耳を澄まして頭で聞くものじゃない」と、いうと連れの女性から「そのとおりです」の声が返ってきました。*(ウインク)*

 同僚を誘って外へ出ました。あんなところで議論しているより、早く行きつけの居酒屋で呑もう、と急ぎました。*(ダッシュ)*

 黒ビールの大ジョッキ(1ℓ)を2杯呑んでマスターと常連客とみんなで騒いで、酔っ払って帰宅したのは今朝の午前2;00でした。*(眠い)*

 このところ睡眠不足が続いていますが、楽しい時間には代えられません。*(ニヤ)*

映画「星守る犬」を観て・・・

2011-07-20 21:09:00 | インポート
 感動で涙が枯れるほど泣かされるのかなぁ、と期待して観たけど期待はずれでした。*(いっぷく)*
 
 ヒーローの「お父さん」は、リストラされ妻にも離婚されペットの犬「ハッピー」と旅にでます。旅の途中、知り合った少年に有り金を持ち逃げされ病にも犯され、ひたすら死に向かって残りの燃料がある限り車を走らせます。*(青ハート)*

 車は、草原の中に突き進み燃料切れで停車します。そこでヒーローは餓死してしまいます。*(涙)*

 愛犬「ハッピー」がいつもヒーローに寄り添い、ヒーローが餓死した後も残飯漁りを続け、ヒーローのもとへ食べ物を運び続けます。*(泣く)*

 ヒーローのように消極的には生きたくない、という思いを強くしました。それよりもヒーローを反面教師にして強く生きろ、と叫んでいるようです。*(グー)*

 飼い主のヒーローに、ひたすらつくす犬が健気で哀れでした。*(ハート3つ)*
 この映画は、飼い犬「ハッピー」が主人公の物語だと思いました。*(ハート)*

 この映画を観て、一般的に飼い主が、ペットの犬を家族の一員として扱い、犬に慰められ、病気になれば動物病院へ、そして死ねばねんごろに弔うという、飼い主の心情がよく理解できるような気がします。*(グッド)* *(キラキラ)* *(クローバー)*
 
 そんな映画ではないかと思います。*(ドキュン)*

 (シネコンでこの1か月以内に観た映画です。)

なでしこジャパン、沢山の元気をありがとう

2011-07-18 21:57:00 | インポート
 札幌はきょうも天然クーラーの効いた一日でした。涼しい日が続いています。*(クール)*

 昨夜23:00すぎに帰宅し、AM3:00にアラームをセットして就寝しました。
 そうなんです。なでしこジャパンの世紀のアメリカ戦を応援するためでした。熱戦でした。手に汗を握っていました。出勤間際の6:30までテレビに釘付けになっていました。*(サッカー)*

 1-0でアメリカに先制され、1-1に追いつき、2-1に引き離され、2-2に追いつき、延長戦からPK戦にもつれ込みました。*(青ハート)* *(ハート)*
 ジャパンのゴールキーパーがアメリカのキックボールを足で跳ね返したとき“勝った”と確信しました。*(チョキ)*
 見事な勝利でした。目と鼻から水分が噴出し全身が熱くなりました。*(汗)* *(涙)* *(ハート目)*

 ジャパンチームは一人一人が全身バネでした。ゴムまりのように弾み、疲れを知らない運動量にみえました。勝利のカギはチームワークだと思いました。*(ロケット)* *(ダッシュ)* *(ドキュン)*

 沢山、沢山の感動をありがとう。腹いっぱいの元気をありがとうございました。*(ウインク)* *(キラキラ)* *(クローバー)*

札幌は天然クーラー

2011-07-15 21:39:00 | インポート
 札幌は、きのうまで降っていた雨が、今日の午後から上がりました。どんよりと雲が垂れて、涼しい一日でした。*(クール)*

 最高気温が23℃、湿度は高いのですが、ひんやり感さえありました。*(風鈴)* *(クローバー)*

 明日の気温はきょうとほぼ、同じくらいの高さと予報されています。本州方面は真夏日、猛暑日が続いているようです。*(青ハート)*

 なんだか、南の住人に気の毒、悪いなあというすまない気持にさせられます。*(ニヤ)*

 でも天然クーラーの日は、いつまでも続かないと思います。なんたって7月のど真ん中ですから・・・。*(ドキュン)*