政権の批判を、有権者のひとりとして義務と考える寅です。戦争できる国づくりする勢力には断固として反対です。

気の向くままに時々ほえます。
       
          ~寅~

朝日新聞は消費税増税の推進勢力

2012-03-29 23:33:57 | 社会・経済

 

新聞は公平・中立を標榜している筈ですが、実態はいかに偏向しているか、今朝の朝刊社説でおもい知らされました。

2012329日(木)の朝日新聞社説「増税法案了承 批判だけでは無責任だ」を読んであきれると同時に腹がたちました。この社説は、民主党の消費税増税法案が同党審査会で紛糾した結果、了承され翌30日に閣議決定されることに関して掲載されました。

「・・・もちろん、増税『慎重』派の主張に耳をかたむけるべき項目はたくさんある。政府は経済にも、むだの削減にも取り組なければならない。

ただ、これまでも『経済が好転してからだ』『むだを省いてからだ』と先送りを重ねてきた結果が、1千兆円に迫る借金の山なのである。・・・」(同社説の抜粋)

 なんてことはない。もっと早くに消費税の増税をすべきだった。増税しなかったから借金の山ができた。と主張しているのです。

 借金は自然にできるものではありません。しかし、まるで膨大な借金ができたのを、自然現象のようにみています。借金をつくった歴代政権の責任を問うことさえしていません。

 朝日新聞は、新聞本来の姿勢を捨てて、増税勢力の一翼を担い、その推進力になっています。公平・中立を標榜するなら、マスメディアの世論調査においても消費税増税に反対の国民の声が圧倒的に多数を占めている現実を直視して、公平・中立の新聞の倫理を守るべきではありませんか。

社説を読んで朝日新聞は、まさか戦前のように大政翼賛的になって政権に対しても政治に対しても批判精神(魂)を投げ捨てドンドコドンドコ突き進み、国民を悪政の犠牲にするつもりですか? と指摘したいのです。


消費税の増税に反対!!!

2012-03-17 20:42:49 | 日記・エッセイ・コラム

 野田首相は「不退転の決意」のフレーズが好きなようです。何が何でも消費税の増税のために、不退転の決意で実現したい、と聞こえてきます。「どの党が政権についても消費税の増税は喫緊の課題だ」とも強調します。 テレビ・新聞にこれらの言葉が登場しない日が無いといっても過言ではないと思います。(T_T)

 こんなこと毎日のように繰り返されると、その気になりそうになりますから、寅はいつも「騙されるな」と自分に言い聞かしています。

 消費税の増税は、なぜ今なのかという疑問です。国の借金は1000兆円と報道されています。寅は、借金をつくった責任は自民党・公明党に80%あり、民主党は20%だと思っています。つまり、、民自公三党に国の借金を膨張させた責任があります。今に至っても、この返済の年度計画が明確に示されたことはありません。そればかりではありません。民自公三党は、赤字国債を連発して国の借金を増加させています。

 第二に、社会保障が危ない! と危機感を煽り、庶民・勤労者を脅迫して消費税の増税の理由にしています。少子高齢化の社会がくる、との予想は、自公政権時代から叫ばれてきました。自公政権時代に例えば「年金は100年安心」と国民に公約していたのではありませんか! 民主党政権になったら、なんで年金の支給年齢を68~70歳に引き上げるとか、物価スライド制だから支給額を引き下げるとか、後ろ向きの話が出てくるのか、理解できないのです。寅のご近所さんは、国民健康保険の料金が一昨年に比べて昨年は24000円も負担増になったと言って悲鳴をあげています。

 第三に、公務員の給与を削減、国会議員の報酬を削減、一方で八ッ場ダム建設の再開、一機100億円もする戦闘機の購入等、財政ひっ迫だと増税、増税を叫んでいるのに・・・! ムダの象徴にみえる政党助成金は濡れ手で粟のつかみ取りして、削るそぶりもみせません。                      (@_@;)

 国会議員一人当たりにすれば年間4600万円の政党助成金を、キッパリ拒否して受け取っていないのは共産党だけです。民自公はじめ他の政党はこぞって、濡れ手で粟のごとくのつかみどりです。国会議員の報酬削減をして政党助成金を野放しにすれば、打撃を受けるのは共産党だけになります。寅にはそのようにみえます。

 寅には、消費税増税の理由が納得できません。

 消費税増税には反対です。