「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。在宅ワーカーから、2011年春より村議会議員。

大西公園の桜

2017年04月23日 | 田舎暮らし
 今年の大鹿さくら祭りは先週15日に、ソメイヨシノが全く咲いていない中で行われた。これまでにも、ほとんど開花していない「つぼみ祭り」だった年は何回かあったけど、全く咲いていないのは初めてだったらしい。しかも、イベント途中から雨になり、美翔連は雨の中、ジャズコンサートは翌日に延期という状況で、当然お客さんも少なかった。




 しかし、金曜日くらいにはほぼ満開となり、この週末は天気も良く、良いお花見びよりとなった。観光イベントは本当にお天気に左右される。来年は祭りとお花の時期と天気がマッチしてほしい。








 
 大鹿村の桜というと、まず大西公園だけど、鹿塩地区の夜泣き松周辺にはピンクの濃いしだれ桜がたくさん植えられている。こちらはソメイヨシノより少し遅い開花で、これから見頃を迎える。花桃もほぼ同時に咲きそうだ。
 大鹿村にお花のシーズン到来。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

3月定例会終わる

2017年03月18日 | 議員活動
 昨日、3月定例会が閉会した。 今定例会は議案が25件、請願1件、陳情1件、発議が1件。議案1号~9号は特別職の報酬についてや国の法改正等に伴う条例の一部改正。10号は28年度の一般会計補正予算で、道の駅整備事業の3億円が盛られている。これは国の地方創生拠点整備交付金1億5000万円を受けて行うもので、29年度への繰り越し事業となり、つまり29年度中に建設することになる。これについては、大鹿村に道の駅を造っても、特に冬場は観光客も激減するので赤字経営を免れず将来の財政負担になるのではないか、整備検討にもっと時間をかけるべきではないか等、いろいろな懸念の声が寄せられており、反対討論もあったが、賛成多数で採択された。道の駅といっても観光客だけでなく、食品店舗や交流スペースなど、村民の暮らしを支える拠点を目指すものであることを鑑み、私は賛成した。時間は余りに限られているが、しっかり検討して身の丈に合った良い施設ができることを願いたい。11~14号は特別会計の補正予算。15~20号は29年度の一般会計、特別会計の当初予算。一般会計は総額18億1000万円で前年比5.2%減。先日、大鹿歌舞伎が国の重要無形民俗文化財に指定されたことを受けての記念事業、道の駅へ地域おこし協力隊、また公共交通網を見直す調査や実証運行事業、ホームページの更新委託料などが盛られている。議案21~25号は監査委員、教育長、教育委員などの人事案件。
 請願は、地域の実情に応じた民泊制度の実現に向けた法整備を求める請願書で、採択。陳情は保安林の保全に関する陳情書で、産業建設委員会では不採択、本会議でも賛成2名で不採択となったが、保安林解除についての情報公開は必要との観点から、「本村内における保安林解除申請に係る情報公開についての要望書」を議会として村長あて提出することになった。

 一般質問は5名で、東村議員が「道の駅」実施計画の周知強化を図るために、森林エネルギー活用事業と森林税。伊東議員が鳥獣による農林業被害防止策について。私は村内のリニア工事発生土置き場について、要対策土の処分方法について。齋藤議員が「日本で最も美しい村」への取り組み、山村留学の現状と今年の取り組み。北島議員がリニアのトンネル坑口付近の安全性について。

 私の一般質問の通告内容は、
1.村内のリニア工事発生土置き場について
 小渋川非常口では保安林解除が確定次第、JRはトンネル掘削を開始する意向と報道されている。村長は以前、発生土置き場が決まらないとトンネルは掘れないと考えていると言われたが、松川町の候補地では下流地域の同意はまだ得られていない。では、村内2か所の発生土置き場について協議等の進捗状況はどうなっているか。また造成後の計画はどうなっているか?

2.要対策土の処分方法について
 発生土仮置き場計画地A及びEにおいて、自然由来重金属等が基準値を超えて含まれる要対策土が分別して仮置きされる計画となっているが、工事完了後の処分方法をJRに問うと「法令に則り適切に処理する」という説明のみで具体的な処理方法が不明瞭だ。最近の他事例を見ると封じ込めの措置が取られているようだが、村ではどのように考えているか。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

この間の動きと3月定例会の日程など

2017年03月05日 | 議員活動
 ブログの更新をすっかり怠っているうちに、もう3月定例会目前となってしまった。 

★大鹿歌舞伎が国重要無形民俗文化財に指定されました★

長野)大鹿歌舞伎、重文指定の証書交付「待ちに待った」(朝日)

 リニア関係では、残土運搬路となる県道松川インター大鹿線(通称小渋線)の2本のトンネル工事がそれぞれ何十メートルか掘り進んでいて、残土の運搬が始まっている。ここの残土は同じ小渋線の途中にある半の沢に仮置きされていて、運搬のダンプは現在それぞれ3台ずつ、計6台が回っていると聞いた。工事に伴い小渋線の交通量も増えていて、実際にどのくらいの車とすれ違って所要時間がどう変化するか、村外へ出るたびに数えるようにしているけど、特に朝夕の出退勤の時間は相当台数の車とすれ違う。狭いところで大型ダンプと何度もすれ違う羽目になると、所要時間も数分程度違ってくる。
 村内ではJVの事務所・宿舎が完成して使い始めている。県道赤石岳公園線の改良は11か所のうち3か所終わり、4か所目の施工中とか。除山非常口については進入路の拡幅が行われた。小渋川非常口の準備工事はほぼ終わったようだ。ここの掘削箇所は保安林になっていて、長野県は2月16日に「解除予定」を県報で告示した。30日以内に異議意見がないと40日後に解除が確定するらしいが、異議申立の動きもある。また、保安林解除について、住民への説明や同意を得るよう求める陳情書が議会に提出されている。

保安林指定解除、説明求め陳情書 大鹿村民が議会に /長野(毎日新聞)

 また、南アルプストンネルに続いて、伊那山地トンネル青木川工区の契約手続きも2月24日に始まった。それに先だって、14日に青木地区でJRとの懇談会が行われた。ここは工事の留意点として「蛇紋岩及び断層破砕帯(中央構造線)を有する特殊地山におけるトンネル工事」と書かれている。見積書の提出日時は7月7日で、JRは第三四半期ぐらいには着工したいと懇談会で言っていた。

 3月定例会の日程。一般質問は最終日。
 
 7日 10時~ 本会議開会 
 8~16日   委員会
 17日 9時~ 一般質問
     4時~ 本会議 

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

村長選

2017年01月23日 | 田舎暮らし
 1月15日に村長選があり、現職の3選が決まった。

大鹿村長選、現職柳島氏が3選(南信州新聞)

大鹿村長選 柳島氏3選 リニアの影響低減 /長野(毎日新聞)

大鹿村長 柳島氏3選(信濃毎日新聞)

 村内での対抗馬の擁立が難航し、大鹿村出身の酒井和美さんに出ていただけることが決まったのは、事前審査の日も過ぎて年末もぎりぎりになってからだった。正月明けから動き始め、5日に記者会見、3連休を挟んで告示という、本当にぎりぎりの日程の中で、選挙に必要な書類、ポスターやはがき、ビラなど共産党の方たちの支援もいただきながら、何とか告示日を迎えられたという状態からのスタートだった。

 マスコミからは昨年6月まで飯田リニアを考える会の事務局を務めていた酒井さんの出馬ということで“リニア選挙”的な報道をされたが、今回の選挙の中心的な方たちの考えは、大鹿村の課題はリニアだけではないし、リニアだけの選挙にはしたくない、役場出身ではない新しい村長を選びたい、リニア容認だけれども現村政に批判的な票も集めたいということだったため、リニアについては、しがらみのない新人の方がより強く交渉できる、という形の訴え方にとどめた。そのため、現職とあまり代わり映えしない言い方になり、仮処分申立をしている方からはリニア反対の意思を示すためには棄権すべしというビラをまかれたりもした。一方、「リニアを止める実行委員会」が実施したアンケートには酒井さんは「反対」と答え、配布されたアンケート結果を見たリニア容認の支持者から怒られたこともあったようだ。
 リニア以外の課題といっても、しっかり話し合って具体的な政策として練り上げる時間もなかった中で、とにかく住民の声を聞く、住民参加型の村政をという形の訴えを中心にした。
 
 結果の241票対570票、約30%という得票数について、いろいろ思うところはあるし、反省点だらけではあるけれど、それでも無投票ではなく選挙にできて良かったと思っている。
 一つは、地元新聞社(南信州新聞、信濃毎日新聞)が電話調査や出口調査でリニアの賛否も聞いてくれたことが挙げられる。村ではこれまで住民投票もアンケート等も一切やってくれなかった中、50~70のサンプル調査ではあるものの、リニアの賛否を聞いて記事にしてくれている。いずれも賛否は半々という結果だ。
 もう一つは、選挙運動にIターンの若い人たちが大勢かかわってくれたこと。実は私自身は選挙戦の途中で義母が亡くなり選挙事務所を離れて東京に行くことになったのだけれども、若い人が後を引き継いでしっかりやってくれたそうだ。今回みんなが学んだことが次に生かされていくと良いなと感じた。
 
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

謹賀新年

2017年01月05日 | 田舎暮らし


 遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
(年賀状の写真は昨年11月の雪ですが、その後は雪らしい雪は降らず、日陰にも全く雪のない暖かく穏やかな年明けでした)

 昨年11月1日にリニア南アルプストンネル長野工区の起工式が行われ、工事がいよいよ始まってしまいました。今のところは関連の道路工事や宿舎の建設工事、ヤードの準備工事等だけですが、それでも朝夕は工事関係の車がかなり増えてきています。
 12月19日にはリニア連絡協議会が発足しました。村関係ではこれまでの対策委員会のメンバーに加え、村内各自治会から自治会長などの代表者が参加。長野県、JR東海、工事を行う建設会社からも参加して、総勢50人くらいの会議です。今後は2~3か月ごとに開催され、工事の進捗状況やモニタリング調査などの情報共有、苦情対応などの協議の場となります。

 また、大鹿村では1月10日告示、15日投開票で村長選挙があります。昨秋の同意から着工までの経緯を考えても、現職の無投票3選というわけにはいかないだろうと考え、現職の出馬表明後くらいから候補者探しに有志で動いてきました。しかし、村内ではなかなか見つからない状況でしたが、年末も押し迫った頃、大鹿村出身で、現在飯田市在住、飯田リニアを考える会で昨年6月まで事務局をされていた酒井和美さんにお願いできることになり、本日、立候補表明の記者発表を行いました。連休明けがもう告示ということで、新人候補の周知には本当に限られた時間しかありませんが、リニア批判・不安票、村政を変えたいと願う票を結集できるよう精いっぱい動きたいと思っています。

大鹿村長選、新人酒井氏が出馬の意向(南信州新聞)

長野)リニア争点に選挙戦へ 大鹿村長選、現新の対決か(朝日新聞)

大鹿村長選 リニア慎重派出馬表明 「考える会」の酒井氏 /長野(毎日新聞)
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

12月定例会終わる

2016年12月17日 | 議員活動
 9日に開会した12月定例議会が昨日閉会した。今回は報告1件、議案10件、発議1件、要望4件で、議案等はすべて可決。議案1~3号は国の法改正、人事院勧告等で、特別職、一般職の期末手当などを引き上げるもの。議案4~9号は一般会計、特別会計の補正予算。大きいものは、南信州広域連合で進めている「知の拠点」整備にかかわるもので、各町村の負担分として5200万円、うち地方創生交付金が2600万円、起債が2600万円。また「道の駅」の詳細設計・監理委託料2268万円など。

 一般質問は5名で、東村議員が「道の駅」の展望と検討委員会のあり方、秋山議員が北川露頭の新設トイレ位置決定に伴う問題点、齋藤議員が高齢者の交通対策、北島議員がリニア新幹線の確認書と同意について、リニア確認書の中で村が先行しなくてはならないことがあるのでは。
 
 私の一般質問の通告内容は、
○福与地区の残土受け入れ反対表明について
 松川町生田生東区のリニア残土置き場候補地について下流の福与地区が受け入れ反対を正式表明した。トンネル掘削前に残土置き場に見通しを示すことを要請した議会の意見書に対して、JRは慎重に手続きを進めているとの回答だったが、この反対表明により残土の行き先は一層不透明になった。特に三正坊の仮置き場計画地は3年という期限つきであり、残土置き場の行き先が決まらないと期限内に撤去できないのではないかという不安が拭えない。確実な見通しが示されるまで仮置きすべきでないと思うが、村長のお考えを伺いたい。

○リニア工事の影響把握のために村独自でも各種データを取っておくべきではないか?
 リニアの準備工事や関連工事が始まった。工事が住民の暮らしに与える影響を把握するために、工事が本格化する前に、例えば小渋線の所要時間、通行台数など現状のデータを村としてもきちんと取っておくべきではないか。また、JRで行っている事後調査やモニタリングだけでは不安を拭えない場合に村や村民が独自で計測できるような測定機器等(騒音計、電気伝導度計、pH計等)を村で備えておいてはいかがか。

 残土置き場については、置き場がなければトンネルは掘れない、掘れるようにしていくのが事業者の責任という答弁。

コメント (5)
この記事をはてなブックマークに追加

「着工」から1か月

2016年12月05日 | リニア新幹線
 11月1日の起工式に至ってしまった後、やや虚脱感もあって、ブログを更新する気力もわかないまま1か月以上たってしまった。
 3日は恒例の秋葉古道ウォーキング、13日は産業文化祭、19日は上蔵の雑穀祭りといった村の行事。秋葉古道ウォーキングは青木谷だったので、何年か後には工事車両が大幅に増えたり、この景観の中に鉄塔や送電線が入ってしまうのかと想像しながら歩いた。雑穀祭りでは中村養魚場のニジマスが来年までと聞いた。
 リニア関係では、5日、7日に視察に来られた方のご案内、6日は松本の集会でお話をしてきた。10日は長野県環境影響評価技術委員会で大鹿村の工事に関する環境保全計画が議題になっていたので久しぶりに傍聴に行く。外来種侵入防止のためのタイヤ洗浄機がヤード入り口に設置される計画に対して、そんな場所で種子を落とされては困るという委員意見。そりゃそうだと頷きつつも、村内に外来種に対してそこまで意識している人はどれだけいるだろうかと思ってしまったり、専門家のさまざまな意見・助言に対して、どのようにJRが答えるのかを確認してから着工というのが筋じゃないかと、改めて思ったり。
 20日、21日には議会報告会が開催された。議会が確認書や工事着手について4対3で同意してしまったことに対して批判の声をたくさん聞いていたので、大勢参加者があるかなと思ったけれども、残念ながら両日とも7名程と少数だった。特に若い人たちが少なかったのが残念だった。議会報告会は4年前より年2回開催している。2日間で30名以上の参加があった時もあるが、最近は激減している。報告会の持ち方などももっと工夫していく必要があるのかなと感じる。

 リニアの工事は、起工式後から宿舎の建設やヤードの準備工事、また関連工事として道路改良工事も始まっている。釜沢に通じる道は迂回路がないので、時間通行止めになっていても釜沢地区の人たちは通してもらえるようだけど、待たなくてはいけなかったり、工事を中断してもらうのが気兼ねだったりで、不便を強いられているようだ。大河原地区の国道152号線では大型工事車両が通行するため、保育所前と小学校前付近に交通誘導員が立っている。現在の大型工事車両の平均台数は20台程度なので、日中通ると誘導員の方は暇そうに見えるけど、朝夕はかなり車が通ると聞いた。

 作業員宿舎の工事。


 小渋川非常口のヤード準備工事。


 村内の工事の状況や道路情報などは、村のホームページに掲載されている。
 大鹿村リニア情報(工事・道路状況)
コメント (1)
この記事をはてなブックマークに追加

起工式など

2016年11月02日 | リニア新幹線
 昨日、リニア新幹線南アルプストンネル長野工区の起工式が行われた。早朝、冷たい雨の音を聞きながら、南アルプスの山々が泣いていると思った。ディアイーター付近の沿道にはリニアに同意していないという思いを表明したい仲間たちが集まり、プラカードや横断幕を掲げる横を出席者の車やバスが通っていった。雨が上がり、昼前くらいから晴れてくると、赤石岳は初冠雪。JR東海のお偉方はこの神々しい山の姿を見て何を感じたことだろうか。



リニア長野工区着工 南アトンネル、大鹿で起工式(信毎Web)

リニアトンネル建設 “最難関”手探りのスタート 地元住民 不安・反発くすぶる 長野(産経)

生活、観光、環境に影響は… リニア南アトンネル工事着工(中日)

長野)リニア着工に地域の思いは 膨らむ期待と不安(朝日)

 前々日の10月30日には長野県知事との意見交換会が行われた。議会と村内の各団体の代表者が集まり、それぞれからの意見を述べた後、意見交換の時間が設けられた。知事との意見交換会の時間は1時間と限られていたため、前段にリニア整備推進局長との懇談の時間が設けられ、そこでは出席者全員が意見を3分程度で言って、知事にはそれぞれの代表者から言う形だった。率直に言って、大鹿村での課題について知事がほとんど知らないのに驚いたけど、今後はしっかり認識を持って、県民の立場に立ってJR東海に対して物を言っていただきたいと思った。

JRとの折衝 県「協力」 大鹿のリニア意見交換会で

県・JR、定期的トップ会談 リニア長野工区着工

 この日は、ほぼ時間が重なってしまって、冒頭しか話を聞けなかったけれども、「ああ、大鹿ダンプ街道」と題した講演会も行われていて、今後の問題を考えていく上で非常に良いお話だったようだ。また勉強しなくては。

リニア、残土の学習会で、その被害の実態に震え、それと闘う住民運動に元気が出た
 
 また、31日には、水の測定について学ぶ学習会を開催した。トンネル工事が周辺の水を引いてしまい、河川や地下水などに流量減少や枯渇などの影響を与える恐れがあり、事業者の側でも水資源についての調査を工事前から実施しているわけだけれども、事業者任せだけでよいのか、あるいは事後調査の対象になっていないけど不安があるなど、独自の調査も必要ではないかという話は以前からしていた。豊丘村など周辺町村では村で実施しているのに、大鹿村では行われてこなかった。では、自分たちで測ろうかと思っても、手法も分からないままだった。この夏頃、相模原で行われた学習会で講師をされた徳竹真人先生が、住民が自分たちで測定することの重要性を述べて、手法など相談に乗ってくださると聞いたので連絡を取っていて、この日に実施することになったもの。まさか起工式の前日になるとは思わなかった。私自身この間のめまぐるしい動きの中で宣伝もほとんどできなかったので、参加者はごく少数だったけど、実際に2か所で測定を行うことができた。大鹿村のような乱流河川では、事後調査で行われている方法よりも塩分希釈法の方が適しているのではないかということで、塩分希釈法で測定してみた。




コメント (17)
この記事をはてなブックマークに追加

工事着手に同意

2016年10月22日 | リニア新幹線
 14日の工事説明会後にJR東海は「理解が得られた」として、週明けの17日に「工事用車両通行等に関する確認書(案)」を役場に持ってきた。そして、翌18日の全員協議会において、これについて協議。大体はこれまでの説明会等で示されてきた内容だし、議会の意見書で要望した点もある程度取り入れた内容になってはいるものの、その場でいきなり承認を求められても、じっくり精査する時間が持てない。残土置き場に関することなど幾つか意見が出たけど、却下される。私としては「環境基準の適合性を調査する」という文言が引っかかり、環境基準以下だから良いとするのでなく、できるだけ影響低減に努めるという話になっているはずなので、何かそういう文言を入れられないかと思ったけど難色を示される。その中で、議会の意見書へのJRの回答にあった「追加の環境保全措置をとる」という文言なら追加可能ではないかということで、そこを修正してもらう話になった。しかし、修正される前提で採決することになってしまい、4対3で確認書が承認されてしまった。さらに、確認書の承認をもって着工への同意もという話になったが、さすがにこれは賛否同数+保留と意見が分かれ、確認書を村民に周知した上で改めて話し合うことになる。

「工事用車両通行等に関する確認書」

 しかし、その再度の日程がわずか3日後に設定され、修正された確認書が村ホームページで公表されて中1日置いただけで、昨日、確認書締結後の対応について協議が行われた。18日の全員協議会も非公開だったが、この日も非公開の協議で、確認書と同様、4対3で大鹿村議会はリニア工事着工に同意することになってしまった。14日の説明会以降の動きはあまりに性急としか言い様がない。恐らく起工式の日程が先に決まっていて、村はそれに合わせるように強く求められていたのだと思うが、せっかく意見書で村と議会の「工事開始への同意」表明後の着工を求めたものが、本当に形だけのものになってしまった。
 
 リニア着手、大鹿村同意 南アトンネル 県内初、本体工事(信毎Web)

リニアに同意 民意をくみとったのか(信毎社説) 

大鹿議会が南アトンネル工事着手へ同意(南信州新聞)

長野側トンネル1日着工 リニア最難関、大鹿村が同意(中日新聞)

“密室”で僅差の賛成 リニア工事着工、大鹿村議会同意(中日新聞)

JR、11月1日起工式発表 リニア長野工区(信毎Web)

 


 
コメント (4)
この記事をはてなブックマークに追加

2度目の全村工事説明会

2016年10月16日 | リニア新幹線
 10月14日に2度目の全村を対象としたリニア工事説明会があった。9月7日の全村対象説明会、9月13~15日の自治会単位の説明会、さらに10月11日に行われた釜沢での説明会を受け、住民の関心が高い工事車両の運行計画等の再度の説明と、これまでの説明会での住民の主な質問とJRの回答について説明があった。今回の参加者は新聞報道では約70人と、7日の説明会に比べるとだいぶ少なくなったものの、質疑では15人ほどが質問・意見を述べ、やはり10時半頃まで続いた。質問・意見は「理解できない」「歩みよりがない」といった厳しい声が多かったわけだけど、説明会が終了した後の記者取材に対して、今回は「理解が進んだ」ではなくて「理解が得られた」と答えたらしい。翌朝、昨日の信濃毎日新聞の1面トップの見出しは「JR「住民理解得られた」「本体工事開始へ大詰め」といったものだった。住民が帰った後の記者取材で答えた内容が翌日の見出しになるというのは、住民からすると本当に釈然としない思い。今回の説明会では特に、反対する住民とJRとの溝がより深まった感じがした。

 夜7時からの説明会の前に、4時から議会とJRとの懇談の時間も設けられ、先日の意見書への回答があった。8項目の要望事項に対して、確認書を交わすこと、要望事項を確認書に記載することなど、こちらの要望に添う回答もあったが、例えば最終的な発生土置き場の見通しを示すように求めたことについては、「慎重に手順を踏んで進めている」「できるだけ早期に確定できるよう努める」として、トンネル掘削前に確定することは難しいという回答だったし、基準値超えの自然由来重金属を含む発生土の対策についても、法令に則り適切な方法を選択すると言われても、具体的にどうするのか分からず不安を残す回答だった。村長と議会の「同意」後の工事着手を求めたことについては、着工への理解が整ったとJRが判断したら、村と確認書の締結などについて相談させていただくという回答。村長の同意なく始められないとは言うものの、最終的に決めるのはやはり事業者というこれまでと同様の言い方。

 また、昨日は飯田で「リニアのふあんを語る集い」が開催され、大鹿村からの報告を私と釜沢自治会長の谷口さん、大鹿リニアを止める実行委員会の宗像さんからさせていただいた。また、豊丘村、喬木村、飯田市上郷からの報告があった。

大鹿でリニア説明会 JR「住民理解得られた」(信毎Web)

JR東海が大鹿で工事説明会(南信州新聞)

JR、トンネル着工判断 大鹿村民は反発 説明会で「理解得た」 /長野(毎日新聞)

リニア関連工事「住民の理解得た」 JR側、大鹿で説明会(中日新聞)

リニア、各地の懸念を共有 飯田で7人が不安語る(信毎Web)

 今日の大鹿歌舞伎の定期公演には沢田担当部長が来ていた。大鹿村では今後、確認書の協議というステージに進むことになる。



コメント (12)
この記事をはてなブックマークに追加