「東濃リニア通信」    <東濃リニアを考える会>

国土交通省がJR東海のリニア中央新幹線計画を認可しました。このとんでもない暴挙は、必ず歴史が証明します。

「水と環境、戻るのか?」(林克さん)    「『火花』で作業服は燃えるのか?」(樫田さん)   「根拠を示して説明を」(中日新聞)

2020年09月06日 07時04分32秒 | 日記
おはようございます。
林 克さんが「リニアを考えよう!コミュニティ」に投稿された記事と写真を転載させていただきます
                         <公演される塩坂さん>



           <川村さん>                          <西ケ谷弁護士>

 水と環境、戻るのか?
 今日は「リニア問題を考える県民ネットワーク」主催のリニア学習会。事前の反響から急遽第二会場を用意、リニアより早いリモートで結んで100名近くの人が参加しました。
記念講演は、静岡県環境保全連絡会議の塩坂委員、「大井川の水と自然が戻るのか?」をテーマに講演。塩坂さんがなぜわかりやすいのか?、経歴から地質屋と土木屋の両方の顔をもっていることがわかり今日思わず納得。とともに上流部の自然と水減少問題は、別々の問題ではなく表裏一体、これも確認できました。
 塩坂さんは「JR東海のモデルは60年前のもの、地表の自由水の分析にはむくが、南アルプス山体のように水を通さない層と水を多く含む破砕帯が混在するところには向かないもの。しかも透水係数を算出しているのは遠く離れた地質の違う山梨県荒倉の垂直ボーリングから。これではJR東海の資料では、30年かけてジワッと350メートル水位が低下するが、実際は土被りの圧力で一気に流れ出してしまうだろう」と話しました。
 また畑薙大橋のそばの赤崩に言及、ここはJR東海が問題にする破砕帯「畑薙山断層」のずっと下流部分だが、おそらく山梨側へ水が抜けたときには、安定的に水を供給している水が止まり、他の水源も含めて大井川の水量は減少することになると述べました。
 日頃話を聞いていますが、県の意見書に反映された話はとても説得力あります。これじゃあ今日のテーマ「水と環境は戻らないよ」の感想、もっと時間をかけて学習会開こうと後から話しました。
 全国の「ストップ!リニア訴訟」の原告団長の川村先生から全国の訴訟の状況を聞き、「どこかで止まればリニアは止められる」と述べ、山梨訴訟の弁護士さんの「静岡の着工無理」のメッセージを伝えててくれました。
 今、準備している民事訴訟の西ヶ谷弁護士は「リニア訴訟に加わるメリットは、家族の前でふるさとを守ることを自慢できる」と原告に加わるよう訴えました。
学習会の司会をしていて、その熱気を肌で感じられました。


フリージャーナリストの樫田秀樹さんブログをリンクさせていただきます。

          「記事の裏だって伝えたい」

今朝の「中日新聞」の記事を紹介させていただきます。

                  以  上
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする