「東濃リニア通信」    <東濃リニアを考える会>

国土交通省がJR東海のリニア中央新幹線計画を認可しました。このとんでもない暴挙は、必ず歴史が証明します。

4日パートⅡ  「国民の財産は守れるのか?」「リニア新幹線学習会」(リニアを考えよう!コミュニティ・林克さん)

2020年09月04日 06時43分36秒 | 日記
4日パートⅡです。
林克さんが、5日前に「リニアを考えよう!コミュニティ」に投稿された記事と「リニア新幹線学習会のチラシ」を転載させていただきます 。

国民の財産が守れるのか?
 リニアの工事が、エコパークはおろか国立公園の存続にまで影響を及ぼすかもしれない資料が議論されている。トンネル工事に伴う地下水位の低下の資料がJR東海から提出されたからだ。
 静岡県は重大視して、国交省だけでなく、環境省にも意見照会を求めた。なぜならリニア認可のときに環境大臣はリニアの自然破壊について、
・水量の変化等、本事業が水資源に影響を及ぼす可能性が確認された場合、応急対策を講じた上で恒久対策を講じること。また、湧水については、水質、水量等を管理し、適正に処理すること。
・南アルプス国立公園及び拡張予定地の影響をできる限り回避すること。また、クマタカ等の希少猛禽類の繁殖活動への影響の回避・低減すること。
などの厳しい意見を付けたからだ。明らかにこれに触れる可能性が。
 これに対して環境省は「南アルプスの自然を保全することの重要性の認識はいまでも変わりありません。地下水変化の検証についても国の会議で科学的工学的に検証するのを見守る」としている。その上で、「国の会議には環境省が推薦した専門家が参加しているので、会議での今後の議論を見守りたい」と回答。
 有識者会議でも大東教授が「静岡市が地下水流量解析をやっている情報を入手した。分析をしてみたら」と提案した。大東氏が環境省推薦の委員だとしたら、環境大臣意見と静岡県の照会を意識した発言だ。
 1枚目はJR東海が提出した資料で、その図にこの数十年に山歩きした国立公園の写真を落とした。多くは国立公園の規制区域、特別保護地区、特別地域に属する。資料では地下水位が最大400メートル近く低下するのをはじめ広範囲にわたっている。地下の水は破砕帯など断層に溜まっており、地表の自由水とも関連しているため、山体の乾燥化が進みこれらの環境が壊される可能性は大きい。
 しかしJR東海の図はさまざまな矛盾が指摘されている。なぜ本来断層に溜まっているはずの水の水位が山全体で低下する?なぜ山梨県側から掘るしかないとした県境の大断層の水位低下が相対的に少ないのか?JR東海のモデルでは適当ではないという県の指摘が、今回の有識者会議では議論されなかったが、大東氏が2枚目の静岡市のモデルを議論すべきと主張して取り上げられる(どの程度議論されるかわからないが)。
 地下水位の低下とトンネル湧水の量は、南アルプスの自然と同時に、大井川の毎秒2トン減の水量に関わること。JR東海のモデルでは、事態の解明ができないと指摘されている。有識者会議は真摯にそれに応えるべきだ。南アルプスの環境を守るのと大井川の水量を守るのはくっついている!
 これはあくまで私の意見、9月5日の学習会で専門家に詳しい解説を聞こう!


                        以  上

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「安定供給に不安 リニア利用者アンケート」(中日新聞)

2020年09月04日 06時21分09秒 | 日記
おはようございます。
4日の「中日新聞」の記事を紹介させていただきます。

                 以  上
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