「東濃リニア通信」    <東濃リニアを考える会>

国土交通省がJR東海のリニア中央新幹線計画を認可しました。このとんでもない暴挙は、必ず歴史が証明します。

リニア問題で一般質問! 市政は被害市民の立場に立て!

2013年12月08日 07時06分20秒 | 日記
 おはようございます。
 今日は、中津川市議会議員の原昌男さんの 「中津川・オンブズマン新聞」を紹介します。
 原さんは、大手電機メーカーの労組役員を経験され、退職後、故郷の坂下町へ帰り、坂下町議会議員を務められ、今から約6年前に中津川市議に当選され2期目です。
 80歳を超すご高齢にもかかわらず精力的な議員活動を展開されています。「中津川・オンブズマン新聞」は今日で、No220号です。市政報告を中心に毎月2回は発行され中津川市全市内に新聞折込されています。議員歳費のほとんどは、この情報発行に充てているとのことであります。
 今回の新聞は、12月定例市議会についてです。原市議はリニア問題を一般質問することになり、そのことに触れています。
     
 原さんは今でもワープロで、正に「切り貼り」されていますので、少し見ずらいところもあります。リニアに関する部分を抜き出します。

 「質問のテーマ②リニア新幹線が市民の『犠牲や不本意』の上に行われることは許されない。」
 「リニアが来る問題に『これを活性化の起爆剤』にすると中津川市各界はオーわらわです。しかし忘れてはならないのは、建設施設することで『大きな犠牲を強いられたり、不本意を余儀なくされる』市民が少なくないことです。」
 「少なくても坂本駅を中心に数十戸は買収立ち退きを迫られています。車両基地予定地では営々と開拓されてきた折角の農地が・・・これもです。」
 「山口、瀬戸、山の田、千旦林では水枯渇が心配です。騒音、日照、電磁波などの問題多数。」
 「一方リニア事業を進めるJR東海、馬籠での説明会に出席して驚きました。私の眼には『巨大企業特有の極めて尊大な態度』です。(リニアができるのは既定のことという態度。一応補償されるとはいえ、家土地を失うなど、被害を被る市民の痛み無視。説明会は再質問不可等で形式的。いはばJR東海の”アリバイ”づくり)」
 「私は言ってやりました。『こんなやり方をしているとJR東海も、原発の失敗で青息吐息の東京電力とおなじになるよ』・・・と。」
 「JR東海は強者です。被害を被る市民は弱者です。従って市政は完全に被害を被る市民の立場に立ちきって対応しなければと・・・質問し主張します。」

 「質問日12月10日(火)午前10時~」
 「質問事項」「2.中津川市政の『リニア新幹線』への対応は、建設され施設されることについて、市民は誰1人として『犠牲を強いられたり』『不本意を強要されたり』することがないようにすることを、『至上の第一義』」とするべきについて
 
 <コメント>
 新聞の最後に「市政一般についての質問」「各議員のこれまでの実績」として星取表を載せています。ほとんど質問をしない「大物議員」もいる中で、毎回必ず一般質問を続けておられます。
 これだけの大問題のリニアについて、否定的な観点から取り上げたのは原市議が初めてだと思います。頑張ってください。
                                              以  上

 
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