美しい大分

大分に暮らし,その美しさに気づかされ 癒される日常を、折々綴り,残してみたいと思っています。

臼杵へ (蓮、星月庵、カフェ デリカッテ)

2019年07月19日 | 日記



雨にはなりましたが、「季節が終わる」ということで
今年も、臼杵石仏近くの蓮池に蓮を観に出かけました。








雲を通す光を受けて花が輝いています。


広がる蓮池をお見せしたいのですが、難しいです。


牡丹のように花びらが重なった花も。






蓮池近くの満月寺の境内に

宝篋印塔(ほうきょういんとう)




1200年代後半に建立。
正面の中空前面に扉を立て 経典を納める塔であったそうです。




お昼は精進料理をいただける『星月庵』へ。
臼杵市、二王座(におおざ)という魅力的な名前の石畳の坂道を登り詰めた高台にあります。


外の植物達が雨に濡れて綺麗です。もみじの若葉や、ミズキの葉っぱ、斑入りの竹、秋明菊の葉。


通された部屋はお茶室だったとのことで
床の花に目が行きます。


廊下に飾られた炭。

それは大きい物でした。驚きと感動!


店主の方に尋ねたけれどよく理解できなかった緑色の紫陽花。


こちらも廊下に飾られていました。
色の加工などしていないのにこの鮮やかな緑。
そしてグレー。きれいですね。



ところで、お料理は黄檗宗という禅宗の流れをくむ精進料理で、店主が手間ひまかけて仕上げた身体に優しい数々。


自家製の湯葉やお麩をとり入れたお料理(見た目もお味もうなぎの蒲焼など)に、おいしい胡麻豆腐、
時間をかけて出汁をとった冷たい汁物もとても良いお味でした。いちいち店主の方が説明をしてくれて納得満足で頂きました(必ずしも覚えてなくて…)。
最後は選べるデザート(?)で、気分を変えないようにここではお抹茶にしました。
以前来た時よりずっと品数が多い!!
実は今日はご馳走して頂いて… 。
グレードの高いコースを頼んでくれたのですね。
お腹いっぱい。ごちそうさまでした。





長くなりましたが
一気に書いときます。
お昼のあと、星月庵近くのカフェ デリカッテ へ。

加納家下屋敷だったと言う場所。







スッキリと落ち着いた店内です。
私は好きだなー。




今日は、外の軒を出したテラスに陣取り
雨のしずくを見、雨の音を聴き時にはるかに霞む山を眺めてゆっくり過ごしました。
いにしえの中国の文人になったように…、(はい、いささか中国ドラマにハマっています 琅琊榜 ろうやぼう<弐>。もうすぐ終わります。寂しくなります。)
外の光の写り込みの緑と店内の椅子の色、自分達の影なども入り混じってきれい。

この店が、かの斎藤工さんのご実家がなさっていることは、聞いていました。
ステキなお店でした。






久しぶりの遠出でした。
仲間と楽しく過ごしました。ありがとう。







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