美しい大分

大分に暮らし,その美しさに気づかされ 癒される日常を、折々綴り,残してみたいと思っています。

黄砂到来 大分市美術館

2023年04月12日 | 美術館




昨日今日2日続けて美術館へ。
定例会と、春の遠足で訪れる予定の中学生と館内を廻る下準備の為です。



今、特別展もやっていない水曜日の午後 美術館は来館者も少なく静かで
監視員の方に少し気兼ねしながらも
鑑賞は独り占め!満喫!状態です。



2階、常設展示棟のテラスに出てみました。





いつもは常設展示棟への渡り廊下から見るタブの木の全体が見えます。
上野の森のこの大木を残すために、
渡り廊下は迂回して建設されました。


ほんの数年前ですが、
渡り廊下の屋根よりまだ高く成長した木が建物に差し障りが有ると、下の方の幹の部分を残し枝を全て伐採しました。…芽が出て再生する…と話を聞いていました。

しかし、
一年たっても変化がなく剥き出しの幹を見ながらボランティア仲間で心配していました。そしてさらに翌年(と、記憶しています)幹のあちこちに赤い小さい新芽が出て来てそれからは元気に葉を繁らせて行きました。すごくホッとした!良かった!


あれから数年、今は葉っぱモリモリです。













常設展示棟から、本館エントランス、ホワイエあたりを見ました。





渡り廊下から大分市街地をみると、
やはり黄砂がすごい。
街の先の海が見えない。







いつもなら
高崎山の向こうに連なる
由布岳、鶴見岳も見えませんでした。
…表紙画像…





中学生と観る予定の
裏庭の「Lモーション」や、レストラン「いろのわ」のそばに設置された「境界」も黄砂でちょっと哀れ。





「Lモーション」  作者・井上一朗




「境界」     作者・森貴也




モミジの若葉だけは黄砂なんて無縁のように鮮やか。








夕方の天気予報で。
黄砂のことを、「霾る」…「つちふる」と言うのだそうです。黄砂のことを表す季語だとか。

少し昔の人もこの頃の霞が、砂つぶだと知っていたのですねぇ。









コメント
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