ヒヨちゃんが行く!

松本市在住「大平滋子」の写真と詩のブログ

人は芸術を食べる生き物(その2)

2010-04-24 | アート
それから、彼は言葉を継ぎました。

 でもね、本当に伝わりやすいものだけが人間感情かなって。
 伝わらない、だから、媒体が必要だ。
 その時、技術って必要なんだよね。
 表現媒体のもつ力のようなもの。
 
 いつも、僕は、そこで立ち止まるんだけど。
 どう?

そうですね、考えるに値するお話です。
文章は、伝わることを強く意識します。
どう読み解かれていくか、幾通りもの読まれ方まで想像します。
画像になると、そこが甘いかも知れません。

課題、またいただきました。

それでも、階段脇の空間にこんな風景を見ると 撮影してしまいます。
空と人と私と、不思議に解け合ってていいなって、後付け的な言葉を飾ります。

 言葉では表現できないものがあるから、
 絵(芸術)をやるんでしょ。

同館で油絵を展示していた作家のひと言。
いずれにしても、

その向こうにいる「人」を意識できるか、
それが、芸術性の高低かもしれないと思いました。
いえ、
肯定であり、工程なのです。
見てもらって、味わってもらってナンボ。

人は芸術を食べる生き物だから。

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