だからさ、感性で撮るんでしょ

昨日のことでしたが、
お友達にお電話すると、電話の向こうで怒っているのですね。

(お友達が)コンデジで撮った写真をみて、
写真の撮り方を教えてくれた人がいたと。
写真って感性で撮るものでしょ。
私、自分の感性いい線いっていると思うもの。
撮り方だの先生だの、イラナイ。

確かに彼女のセンスは抜群です。
本当にこれをコンデジで撮ったの？
というぐらいの出来。
携帯でとっても作品になるのですね、
小さな作品を延々並べた展示も見たことがあります。
もう距離感が違うのですね、
お話ししてじゃれ合っている距離。
いいカメラで、セオリー通りに撮ったらよい写真かといえば、
さにあらず。

私の撮りたいものを
私の感性で撮る。
それでいいのでしょうね。

最もわたくし、そういう彼女の背を押しながら、
機械も上手に使えた方がいいかも……。
とだけ、余分なひと言。
道具によって開かれる「表現の可能性」も捨てがたいもの。
車の両輪などと思っているところに、
まだ私の堅さがあるのかしら？