おんせんたまごのお気楽日記

東北の山・温泉・お蕎麦を中心に、お気楽主婦の日常をつづったブログです。 私の備忘録でもあります。

槻沢温泉 砂ゆっこ

2011年03月01日 | 岩手県の温泉
ここの砂湯は10年ぶりの2度目である。
砂湯料金は昔と同じ1000円で休憩と温泉入浴が付く。

すぐに砂湯を体験できるという。
前に来た時は番号札をもらってしばらく待ったものだ。

女性は袖の無い浴衣とシャワーキャップを渡され脱衣室へ。
その浴衣に着替えて内湯を通り抜け、
その隣の小さな浴室を通り抜け、
コンクリートの長い廊下を進むと砂湯の部屋だ。

すでに夫達は砂に埋まっていた。
足下のカゴにタオルを入れ、枕に頭を乗せて横たわる。
身動きとれない体に心臓がパクパクした、前回の恐怖が少しよみがえる。

スコップでドサッと熱い砂を掛けられる。
「こわ~い」初体験のTちゃんの声がする。
やさしくて明るい係りの人に大丈夫!と言われている。
みるみる内に顔だけだしてすっぽり砂に埋められる。
重い、けっこう重い。

(ホームページの画像拝借)

「熱くなったら体を動かしてください。
それでも熱い時はおっしゃってくださいね」

重さにも慣れた頃にお尻辺りが熱くなる。
思いっきり力を入れて体左右にを少し動かす。
これによって低温火傷を防げるそうだ。

顔にはアセがタラタラ。
ちょうどその時に冷たいタオルで顔を拭いてくれる。
それがとても気持ちいい。

そろそろ飽きたな~と思う頃15分のタイムリミット。
「もっとやりたい人は5分くらいサービスしますよ」
でめ金で逢った男性が超過を申し出ていた。

良い気分でお風呂に移動。
最初にシャワーで砂を落とし、
そこにある小さな浴槽に浸かる。

次は隣にある一般のお客さんも入っている内風呂へ移動。
地元のおばちゃんたちが4,5人入浴中。
このお風呂だけなら250円で利用できるらしい。

浴槽は2つでジャグジーのある方は5,6人規模。
その隣のは4、5人くらいの小さめのお風呂。
無色透明の特徴のないお湯だ。
44~45度という熱めのお風呂はチョットだけ入って出る。



休憩室で湯田牛乳を飲みしばし休んでいく。
砂湯の後は体が軽くなったようで気分爽快。






砂ゆっこ駐車場のまわりは一面の雪景色。




槻沢温泉
ナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉
85℃

岩手県和賀郡西和賀町槻沢25-16-8
電話 0197-82-2500
第二火曜休み



コメント (6)    この記事についてブログを書く
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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
西和賀を満喫されたようで (ばび)
2011-03-01 07:15:16
湯田温泉郷を満喫されたようで何よりです。
冬は雪深いところですがお湯も人情も温かいですよね。自分は何度も西和賀を訪れながら「でめ金食堂」も「砂ゆっこ」も実は未体験だったりします。
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ぜひ! (おんせんたまご)
2011-03-01 21:16:18
ばびさん、ぜひ砂湯を体験してみてください。
なかなか気持ちのいいものでしたよ。
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砂ゆっこ (みやがた)
2011-03-02 03:04:35
ここは夏に近くの長峰公園キャンプ場とセットで訪れています。
砂湯はまだ入ったことがありませんが、源泉が激熱なんで湯船に水道水がガンガン投入されていたのを覚えていますよ。
再びゆっくり訪れたいですネ。
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東北でも (丹治)
2011-03-02 10:04:37
砂湯を体験できる温泉があるんですね。
初めて知りました。
砂湯といえば鹿児島の枕崎だとばかり
思っていましたので・・・

しかも「湯」でなくて「湯っこ」というあたりに
言葉のぬくもりを感じます。
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85度 (おんせんたまご)
2011-03-02 20:42:42
みやがたさん、ここの源泉温度は85度という事です。
加水量が多いので特徴のないお湯になってしまうのでしょうか。
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指宿の砂湯 (おんせんたまご)
2011-03-02 20:45:43
丹治さん、大昔に九州の指宿に行きました。
そこに砂湯があったのですがまだ高校生だったので体験しませんでした。

東北地方で砂湯ができるのはここだけだそうですよ。
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