うちの芝生が一番青い

Tokyoに暮らす、ごくごく平凡で標準的な【ナイスサーティーズ】の奮闘記。

NHK ソングライターズ

2009年09月08日 | 日記
本日ちょっと面白いTV番組を見た。

NHKの「佐野元春のソングライターズ」

ゲストを招いて、大学生とともにある題材を元に作詞し、その評価をするという

ワークショップをTV番組にしたもの。


NHKは時々、ハッとするほど面白いコンテンツを提供している。

最近はTVをあまり見なくなったので、その多くを見逃しているのだろうが

お堅いながらも、自由な楽しい発想は以前のNHKには無かったものだ。


今回のゲストはスガシカオ。

佐野元春もスガシカオも好きなアーティストで、詩の世界観もかなり独特である。


今回はモノクロの渋谷スクランブル交差点の鳥瞰写真をみてイメージするものを

詩にするというテーマだった。


「何が言いたいのですか?」といった訳のわからない発表もあったけど

へぇースゴイ!と思うような詩もあって、十人十様(こんな言葉あったっけ・・・) なかなか興味深かった。


でもプロの2人はさすが。

本職だけあって、本質を見抜いてるなー、などと勝手に感心しておりました。



スガ氏はおそらく、人の感情のなかの、奥底にある、人には言えない本音の部分を

包み隠さず詩にしているところが人気の理由だと思う。


最後の締めくくりの氏のコメント。

「最近の日本の音楽業界では、歌詞というものがすごく軽く扱われている・・・

それはとても危惧すべき状況だと思う。」


ホントにそうですよね。

わけのわからないことを歌っている(カラッポな)曲が多すぎます。


喝!日本の音楽産業!

CDが売れないのはリスナー側だけの要因じゃないのですよ・・・