うちの芝生が一番青い

Tokyoに暮らす、ごくごく平凡で標準的な【ナイスサーティーズ】の奮闘記。

書評  ~ 察知力

2010年12月30日 | 日記


先日、表参道ヒルズをのぞいてきました。

こちら安藤さんの最新作の一つ。
実に自由な空間です。

この発想どこから生まれるものか・・・。



年末書評第二弾 

「察知力」  中村俊輔 著





サッカー日本代表の中村俊輔、彼はフィジカル的にはとても恵まれているとは言えない選手だ。
それでも10年以上、日本サッカーの顔として活躍してきた。

その理由は、気を緩めればすぐに通用しなくなるという
「危機感」と背中合わせで選手生活を送ってきたことだ。


そして彼曰く

・自分が通用するためにはどうするべきか
・もっとうまくなるためにはどうするべきかを

【察知する力】 が 優れているのだという。


そんな彼のサッカーに対する考え方はとてもストイック。
成功しても、チームが優勝しても、喜ばない。

サッカーがよりうまくなることを考えているからだ。


かれの考え方はとてもわかりやすく、スポーツ選手でない我々にも参考になります。

1. 目的を達成するためには、自分には何が足りないのかを考え
  どうすればそのギャップが埋まるのかを合理的に考える。

2. 壁にぶち当たったときは「ラッキー」と思うべき。
  なぜなら、自分の課題が見つかったのだから・・・。

3. ふてくされたり、腐ったりしている時間ほど【もったいない】モノはない。
  そこからは何も生まれないし、その時間の分だけ後退していく。


決して「前向き」な考え方の人物ではないと思います。
しかし、考え方が「後ろを向いてない」。

それほどヒトは【前向き】に考えられるものじゃないと思います。
そんな凡人の我々 (一緒にするなって??) にはとても参考になると思いました。


書評  ~  減らす技術

2010年12月29日 | 書評



坊主も走る年末。

私も例外にもれず、あわただしくしておりました。
書籍は読んでいるのですが、なかなか書評にまとめる時間がなくサボっておりました。
すいません・・・。

冬休みに突入しましたので、書評連発してまいります。


第一弾はこちら




「減らす技術」  レオ・バボータ 著



ヒトは欲張りな生き物だ。

あれも欲しい、あれもやんなくちゃ、そーだ あれも、これも、それも・・・ 
こんな具合にじつに欲張り。

その結果 身の回りは 

・「モノであふれかえり」 
・「頭の中はぐちゃぐちゃ」 
・「なんだか忙しい(なぜだかわからない)」


焦っているし、追われている、ストレスでいっぱい・・・
一日の終わりには「あーつかれた・・・」

その割には、思うように「結果を残していない・・・」
【頑張ってる】んだけどなぁ・・・



その原因はただ一つ

【モノ】や【やること】が多すぎるのである。

・必要ないものをたくさん持ち
・やらなくてもよい仕事を沢山抱え
・考える必要のないことに頭を悩ませている


この著者が説いているのは以下の2点


1. 【物事の本質】をしっかり見極め、【モノ】【コト】を減らしていきましょう。
2. 【本当に大切なこと】 にエネルギーを集約していきましょう。


実にシンプルで、当たり前の話だ。

参考になると感じたヒントをいくつか紹介します。



1. 制限する

「時間」「ツール」「サイズ」を制限し、その中で仕事、生活をする。

時間があったほうがダラダラ仕事しちゃうし、スペースがあればモノは増える。
自分で制限を設けて、その中で集中するというもの。

高校時代 真面目に部活やってる人のほうがいい大学に進学していた。
彼らは貴重な時間の中で集中して勉強していたからなのだろう。



2. 習慣化する

これはいろんな人が言っていることだが、社会人は忙しい。
習慣の中に組み込まないと 続けることはほぼ不可能なのだ。

ヒトは基本的に【ナマケモノ】なのだと思う。



3. ワン・ゴール 方式

一度にいろんなことをやらない。

一度に目指す目標は一つだけ。
一度にこなすタスクは一つだけ。

あれこれやってもストレスの元だし、ミスの元でもある。(共感します!)



2011年は 仕事も、生活も、健康もダイエットします。
あれこれやらない、食べない、抱えない。

レッツ・チャレンジ。



読んでみて損はない本です。
オススメ。

クリスマス 考

2010年12月20日 | 日記




クリスマス・ウイークに突入しました。


とは言え、アラフォー・男性の私には、特に日常と変わらない日々であります。

このクリスマス、もともとキリスト教の行事ですので
クリスチャン以外の我々には【なーんも関係ない】ものである。本来。


しかしこの 標準的な日本人男性 である私も、その時代、時代で【そわそわ】してきたのは言わずもがな・・・。


1. 小学生の低学年ごろまで   
   
  ・ サンタクロースの存在を信じていた・・・様な気がする。
  ・ イブの晩は商売上 付き合いのある牛乳屋さんから来る【アイスクリームケーキ】と
    それっぽい食卓にそわそわしていた。
    (うちの実家はイベントというものに 本当に無頓着である)

2. 思春期のころ

  ・だからと言って 何が変わるものでもないのに、なんだかそわそわしていた。
  ・ちょうど冬休みが始まる頃であり、正月も含めたイベント目白押しに浮き足立っていた。

3. 進学で上京以降

  ・東京の街の浮き足立った感じに引っ張られるように、そわそわしていた。



家庭を持ち、30を過ぎたころから 特別性は徐々に減っていきますが
ただ 街が綺麗に彩られる のは良いものであります。


うちの場合、【 サンタクロースをまだ信じている者 】が約一名おりますので
楽しく演出してやりたいと思います・・・。


  手紙が窓に貼ってあります

銀杏

2010年12月18日 | 日記


12月は雨が降ると、落ち葉がどっさり落ちてきます。

東京はイチョウの木が多い。
東京都の樹木でもあります。

こちら事務所の前の歩道。





なんの変哲もない通りですが、雨降りの次の日はなかなか綺麗であります。

ガーデンプレイス

2010年12月14日 | 日記





こちら冬になると恵比寿ガーデンプレイスに登場する「バカラ」のオブジェ。

東京の冬の名物の一つになりました。


ここガーデンプレイスは、日本に数多く存在する「再開発エリア」の中で唯一無二の魅力を誇ります。

「ランドスケープの計画」、「使われる材料」、「緑の配置」、「ロブションをはじめとする入っているテナント」などなど
ホント よく考えられているなぁ と思います




実は、今から17年ほど前、学生時代に工事現場のアルバイトとして関ったり
以前近所で6年ほど暮らした 【思いいれの強い場所】 です。



ガーデンプレイスができる前の恵比寿って
どちらかというと下町の雰囲気が「ぷんぷん」漂ってましたよね。

みなさん覚えてます?、あの雰囲気・・・。

それがいまでは、東京でも有数のお洒落な街。


一つの要素で、街がここまで変わる。
建築やデザインの力は凄い。

ここに来るたびそう思います。