懐古ではない現代の民家。キーワードは清楚な建築。
S木建設さんの「建築家との住まいづくり」「完成見学会」の取材のため、午前中、棟梁に会ってきた。大工になって14年という34歳の若い棟梁である。
伝統的な民家ははじめてという棟梁。はじめてだらけのことに、「勉強になった。面白かった」と語る言葉とまなざしは、ものをつくる人のものだ、と感じた。
その後、現場に行って仮の撮影を行った。
「なるほど、こういうことだったのか」と棟梁の言葉が実感できる。事前に取材した設計担当O澤さんの言っていたのはこういうことだったのか、と胸にすとんと落ちた。
現場で話をしてくれた左官やさんの話も面白かった。左官の道具類をたくさん見せてくれた。
撮影の方であるが、ライフスタイルデザインカレッジ「ネイチャーフォトグラフィー」で「感度」と「露出」を学んだばかりだったので、いろいろ試してみた。自分では「いい感じ」に撮れたと思う。
外観を撮影しようと、レンズを覗きながら撮影ポイントを探していたら、右足がどぶに落ちた。中が乾いていて助かった。ネイチャーフォトの講座のときも、レンズを覗きながら下がっていたら橋から落ちそうになった。……気をつけなければ。
K住さんの胸にすとんと落ちた事って、なんだろう?
でも、写真はイイね。
何を撮りたかったのか、ちゃんと解る、正々堂々とした画だ。
合格!
だけど・・ドブに落ちたり、橋から転げ落ちる姿が思いっきり想像できてコワイ。
充分あり得そうな気がする・・。
気をつけて仕事して下さいね~。
ちなみに、棟梁の言葉と左官職人の言葉は、近々、商品になったときにご紹介します。完成見学会に向けての表現物を作成中です。