平凡カメラ
デジタルカメラ Canon EOS による気ままな写真生活です。
 



八ヶ岳連峰の北側の山腹を走るのが通称メルヘン街道の国道299号線。
その途中にある駐車場から歩いて数十分で白駒池に着きます。

ここも紅葉の美しい高所の池の一つですが、ベストの時期は短いようです



きれいに見えるのですが、たまたま居合わせた中年婦人が「あら今年は来るのが遅かったわ。去年と同じ日に来たのに」とぼやいていました



駐車場から白駒池までの深い森の地面を覆う苔に落ちた枯葉



カメラ:CANON EOS 6D
レンズ:CANON EF24-70mm f/4L IS USM

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この夏に、47年前の欧州紀行の写真を紹介しましたが、それから約30年後の2001年にスイスとイタリアを訪れた際の写真を紹介したいと思います。

カメラ:CANON New F-1、
レンズ:CANON FD50mm f/1.4、CANON FD35-105mm f/3.5、FD70-210mm f/4.0

ローマに着いた翌朝、8時半にはバスに乗って市内観光に出発。
バチカン市国~コロッセオ~フォロ・ロマーノ~オペラ座~トレビの泉と巡るコース。

サン・ピエトロ寺院の前、街灯に観光馬車がつながれていますが、その脇にある緑色の台の土産物の露天商は、おそらく今でもあるはず

奥に見えるのがサン・ピエトロ寺院の建物正面。左側の人のかたまりは参観のために並んだ観光客の長蛇の列の最後尾です。


記憶に寄れば、団体予約入場ということで、ツアー一行は長蛇の列に並ぶ必要はなく、ただ指定された時間に団体用の入り口に集まれば良いとなっていましたので、その時間までサン・ピエトロ広場を囲む巨大円柱回廊などをじっくり見物



この回廊のほうが寺院の中よりもよっぽど興味深かった



これが団体で入った入り口(らしい)



やっと入れた大聖堂の中

大聖堂の中は無数の彫刻像が飾られていたはずですが、あいにくまったく記憶になく、唯一印象に残ったのがミケランジェロのピエタ像でした。
ボクも1枚撮りましたが、でもそんなものは、ローマ観光の大概の人たちが写真に収めているので、ここでは省略します。


高窓から日が射しこんで内部のアーチに施された装飾を浮かび上がらせるのは、すべて計算済み

天国にでもいるような気分に信者を高揚させ、ありがたやと思わせるための演出です。


あいにくキリスト教信者ではないので、大聖堂の中には何の感動も覚えず、外に出て、むしろほっと一息ついたのでした

年季の入ったバチカン宮殿の外壁です。


これもバチカン宮殿の外側の路地(のはず)



超年代物の煉瓦と土の壁とプラスチックのコンテナに入った花が、うまく調和して安らぎの空間になっています

権威づくめのバチカン市国の中よりも、その周辺のほうが観光の価値があるような気がします。

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東京駅丸の内口駅舎が、戦災で失われた3階部分とドーム屋根を復元させ、新装開業させてから、もう5年が経ちました。
5年前はまだ地下駅の換気塔が残っていたり、車寄せの通路がガードレールとコンクリートブロックで仕切られていたりして、せっかく完成した復元駅舎の全景を撮るには邪魔物が多すぎました。

カメラ:CANON EOS 50D
レンズ:TAMRON SP AF 18-270mm f/3.5-6.3 DiⅡ VC

完成直後は写生の人たちがよくいました



赤煉瓦の建物は、やはり明かりがともると雰囲気が出ます



東京駅ばかりではなく、東京駅に近いJRの古い高架線路の下は次々に再開発され、こういう無味乾燥な高架下は減っています

しかし傷んだ赤煉瓦の外壁でも、戦禍の痕をとどめているものは、むしろこのまま保存しておく方が良いように思います。

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この夏に、47年前の欧州紀行の写真を紹介しましたが、それから約30年後の2001年にスイスとイタリアを訪れた際の写真を紹介したいと思います。

カメラ:CANON New F-1、
レンズ:CANON FD50mm f/1.4、CANON FD35-105mm f/3.5、FD70-210mm f/4.0

フィレンツェからローマまでは約280㎞3時間余りのバスの旅。

うねうねとした丘陵地帯が連続する一見単調な風景が続くのですが、途中に大小の集落が点在し、イトスギの傍らに立つ赤い屋根と白い壁の古い農家や、修道院か教会か昔の領主の館のように見える煉瓦か石造りの大きな建物が、数分おきに眼に入るので、寝ている暇がありません



丘の上の修道院っぽい建物



こういった建物の中には街道沿いで白いテントを張ってカフェレストランを営んでいるようなものも点在し、アウトストラーダで遠望するだけというのが残念



ローマに向かって南下してゆくと、岩山の上に固まった集落が数か所あります



自然の要塞都市のように見えます



さらに南下すると、ドゥオーモまでそなえた本格的な城塞都市らしいものまで



岩肌にあいた無数の穴が不気味です


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数年前に家で咲かせたコスモスの花を、アートっぽく撮ってみました。

カメラ:CANON EOS 50D
レンズ:CANON EF-S60mm f/2.8 Macro USM

この花は、元はと言えば長野県の女神湖周辺の道路に落ちていたコスモスの種を拾って、家で咲かせたものです



遠景の強い反射光を利用して非現実的な描写にしました






ピンクや白の花ではこの感じは出ません



まともに撮るとこんな風になります


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この夏に、47年前の欧州紀行の写真を紹介しましたが、それから約30年後の2001年にスイスとイタリアを訪れた際の写真を紹介したいと思います。

カメラ:CANON New F-1、
レンズ:CANON FD50mm f/1.4、CANON FD35-105mm f/3.5、FD70-210mm f/4.0


フィレンツェ泊の翌朝はローマに移動する午後まで自由行動なので、オプションのピサ観光に行きました。
ホテルをチェックアウトして市バスに乗ってフィレンツェ駅のバスセンターまで行き、ピサ観光のバスに乗ってゆきました。

ホテル近くの街頭



ピサに向かう車中から見た建物。日本だったら地震でひとたまりもなく崩れてしまいそうな4階建て



ピサの斜塔や聖堂を取り囲む城壁の外側にあった墓地



ピサの城壁



これで良くもまあ数百年もたっているものだと思う大小の石を積み上げて作られた城壁



こちらの城壁は赤煉瓦造り



ピサと言えば斜塔なのですが、このドゥオーモの正面のほうがおもしろい



サン・ジョヴァンニ洗礼堂 Battistero di San Giovanni に上って眺めたドゥオーモと斜塔



洗礼堂とドゥオーモと斜塔の位置関係

ロマネスク建築の建物はフィレンツェのドゥオーモのような威圧的なゴシック・ルネサンス建築に比べると優しくてほっとするところがあります

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長年、山手線の西側に住んでいると、浅草や、神田、日本橋辺りは近くて遠いところという感じです。

カメラ:CANON EOS 50D
レンズ:TAMRON SP AF 18-270mm f/3.5-6.3 DiⅡ VC

浅草寺



浅草仲見世裏通り



吾妻橋



神田須田町



神田駅界隈



神田鍛治町






大手町、日本橋川新常盤橋の下をくぐる河川清掃船


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この夏に、47年前の欧州紀行の写真を紹介しましたが、それから約30年後の2001年にスイスとイタリアを訪れた際の写真を紹介したいと思います。

カメラ:CANON New F-1、
レンズ:CANON FD50mm f/1.4、CANON FD35-105mm f/3.5、FD70-210mm f/4.0

行った時には記録し損ねたのですが、今調べてみると、どうやらプラート門と呼ぶらしいです

昔、フィレンツェがまだ城壁で囲まれていた年だった頃の名残りらしいですが、イタリア各地で歴史的な建物を見てくると、少々食傷気味で、どれもこれも視覚的な記憶にはほとんど残っていません。


道の向こうに立つのがジオットの鐘楼Campanile di Giottoと花の聖母寺院の聖堂Duomo Baslica di Santa Maria del Flore

フィレツェと言えば、このドゥオーモなんですが、ドーム建築が趣味じゃないボクには何の感動もありません。鐘楼のデザインは瀟洒な感じでまだ良いです。


サン・ジョヴァンニ広場のオープンカフェ

テーブルの向こうに見えているのがジオットの鐘楼の基部です。


ドゥオーモの前は騒々しいので長くはいられません



こちらはシニョーリア広場Piazza della Signoria



ウッフィツィ美術館などの中を巡ったのですが、似たような美術品ばかりが並んでいるので、すぐに飽きてしまい、まったく記憶に残るものはありませんでした



ドゥオーモの前に戻ると観光馬車がたむろしていました

今でもこのような馬車がドゥオーモの周りに駐車しているのかどうかは不明です


フィレンツェ観光の目玉だったドゥオーモとウッフィツィ美術館をあとにしてバスの待つ場所に向かいました



観光馬車はヒマを持て余しているのばかりかと思ったら、ちゃんと客の乗っているのもいました


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この夏に、47年前の欧州紀行の写真を紹介しましたが、それから約30年後の2001年にスイスとイタリアを訪れた際の写真を紹介したいと思います。

カメラ:CANON New F-1、
レンズ:CANON FD50mm f/1.4、CANON FD35-105mm f/3.5、FD70-210mm f/4.0

このツアーのさらに30年近く前に、イタリアを訪れたとき、同じ第2次大戦の敗戦国でしかも南イタリアは貧しくてイギリスなど国外への出稼ぎが多いと聞かされていたのに、行ってみたら、当時の日本のインフラに比べたら圧倒的な違いを見せつけられ、当時の日本が誇っていたGNP(国民総生産)世界第2位という数字など、ほとんど何の意味もないと思い知ったのですが、こうしてアウトストラーダをバスで移動していると、その思いは、ますます強くなる一方でした

8月下旬だったので、トウモロコシの収穫を終えようとする時期でした。


これも古い農家のように見えます。



アウトストラーダで移動中に見かけた集落には、当然教会があり、その教会の多くにはこうした高い塔がありました

この塔が単なる鐘楼として高く作られたわけではないだろうということは、近代に入ってようやく統一国家が誕生したイタリアの歴史を辿ってみれば、容易に想像がつくというものでしょう


ヨーロッパの田舎町は古くからの様式を守った建物が多く、日本の田舎の家々が茅葺きの伝統を捨てた後、実に様々なてんでんばらばらの建物に変わってしまったのとは、まったく違います



スイスで気になった町のゴミ収集箱は、やっぱりイタリアでも気になる存在でした



日本のゴミ収集とは考え方に大きな差があるようです


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この夏に、47年前の欧州紀行の写真を紹介しましたが、それから約30年後の2001年にスイスとイタリアを訪れた際の写真を紹介したいと思います。

カメラ:CANON New F-1、
レンズ:CANON FD50mm f/1.4、CANON FD35-105mm f/3.5、FD70-210mm f/4.0

ヴェネツィアはあまりにも有名な観光地ですから、写真を撮るにしても、誰もが撮りそうなものは、なるべく避けたいところ



狭い島内の路地をうろうろすると、観光客目当ての店が多いので、自然とレンズは頭上に向けられます



路面に広がる数々の店舗の上は、住居となっており人々の暮らしの匂いがあります



コリント様式の円柱を模した装飾などは、いかにも中世以来の街であることを物語るかのよう



煉瓦のアーチのついた回廊も中世的です

ヴェネツィアとその潟が1987年という比較的早い時期に世界遺産に登録されたのも、こうした街並みを見ていると頷けるような気がします。

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