平凡カメラ
デジタルカメラ Canon EOS による気ままな写真生活です。
 



この夏に、47年前の欧州紀行の写真を紹介しましたが、それから約30年後の2001年にスイスとイタリアを訪れた際の写真を紹介したいと思います。

カメラ:CANON New F-1、
レンズ:CANON FD50mm f/1.4、CANON FD35-105mm f/3.5、FD70-210mm f/4.0

ローマに着いた翌朝、8時半にはバスに乗って市内観光に出発。
バチカン市国~コロッセオ~フォロ・ロマーノ~オペラ座~トレビの泉と巡るコース。

サン・ピエトロ寺院の前、街灯に観光馬車がつながれていますが、その脇にある緑色の台の土産物の露天商は、おそらく今でもあるはず

奥に見えるのがサン・ピエトロ寺院の建物正面。左側の人のかたまりは参観のために並んだ観光客の長蛇の列の最後尾です。


記憶に寄れば、団体予約入場ということで、ツアー一行は長蛇の列に並ぶ必要はなく、ただ指定された時間に団体用の入り口に集まれば良いとなっていましたので、その時間までサン・ピエトロ広場を囲む巨大円柱回廊などをじっくり見物



この回廊のほうが寺院の中よりもよっぽど興味深かった



これが団体で入った入り口(らしい)



やっと入れた大聖堂の中

大聖堂の中は無数の彫刻像が飾られていたはずですが、あいにくまったく記憶になく、唯一印象に残ったのがミケランジェロのピエタ像でした。
ボクも1枚撮りましたが、でもそんなものは、ローマ観光の大概の人たちが写真に収めているので、ここでは省略します。


高窓から日が射しこんで内部のアーチに施された装飾を浮かび上がらせるのは、すべて計算済み

天国にでもいるような気分に信者を高揚させ、ありがたやと思わせるための演出です。


あいにくキリスト教信者ではないので、大聖堂の中には何の感動も覚えず、外に出て、むしろほっと一息ついたのでした

年季の入ったバチカン宮殿の外壁です。


これもバチカン宮殿の外側の路地(のはず)



超年代物の煉瓦と土の壁とプラスチックのコンテナに入った花が、うまく調和して安らぎの空間になっています

権威づくめのバチカン市国の中よりも、その周辺のほうが観光の価値があるような気がします。

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