オーエム商会 社長のブログ

~自動車に関するトータルサポートの業務を行っております~
問い合わせe-mail oms@ag.wakwak.com

R53/MINIクーパーATF交換

2013-09-12 | 日記
朝は気持ちイイですが、やはり日中はやや暑い!
うちに帰ってからの晩酌が何故かやりすぎてしまう(汗
明日が辛くないようにいたします。


R53/MINIクーパーSは当店の展示であります。
中古車で購入してきたのですが、どうもATの変速が気に入らん。。。
ということで、まずはATFの交換を実施してみようと思いました。
しかし・・・ATオイルパンには、生涯交換はしなくて良いとのメーカーの注意書きが!
どちらかというと『やるなって』書いてあるみたいです(笑



いくらなんでもATF無交換は無いと思います。
好奇心旺盛な代表は、オイル交換ごときで壊れるなんてほんとかよ~的なノリで
ATはアイシン製だから何とかなるでしょ!ということでやるだけやってみようと
ATF交換を行いました。
壊れたら壊れたということで諦めます・・・(笑



ATオイルパンからドレンを外しオイルを排出します。
オイルが出なくなったら一度エンジンをスタートしてシフトレバーを全てのレンジに
一つずつ入れて行きます。ある程度コンバーターの中のオイルまで抜くことが出来ます。
出来ることなら、オイルパンを外してATストレーナも交換が望ましいでしょう。
しかし1箇所のヘックスボルトが回し難いのが難点ですので、あしからず。。。
ミッションジャッキーでミッションを押し上げればクリアランスが確保できます。
排出したATFは真っ黒でまるっきり交換を行っていなかった事が伺えます。




ATFの給油はCVTと6速ATと入れるところが違います。
この車はATなので下側の10ミリのドレンから圧入します。
エンジンをかけずオイルがオーバーフローするまで給油し続けます。
一度ドレンを閉めて、エンジンをかけます。
シフトをP~Dまでゆっくりと入れて行きます。2回繰り返します。
この時のオイル温度は35度~40度を基準とします。
再度ドレンを外し再び給油します。オーバーフローしたら規定量の給油完了です。



結構作業し難いですが、ATF交換後は格段に変速がスムーズになります。
過走行したATF交換は交換後が心配ですが、ストレーナを交換してゆっくりATFを
給油していけば、壊れるという事は考え難いと思います。
ミッション真上とバルクヘッド側にあるヘックス30のボルトは給油口では無いと思います。
CVTミッションは、オイルパンの排出ドレンの隣に給油ドレンがあると思います。

注意)あくまでもこの内容を参照しても作業は自己責任で行ってください。責任は負いません。
不安なオーナーさんは専門店でサービスを受けたほうが良いでしょう。
ディーラーはATF交換は勧めないようです。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ムーヴブーツ交換 | トップ | L150S/ムーヴのタイベル交換 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事