大峰の河童

法螺貝を習得中 

河童の竹弓作り、「黄櫨の木の側木」

2011年07月14日 | 日記


黄櫨の板材を陰干ししていたが、そろそろ頃合いと思い、側木のサイズに製材を試みる。 ただ、乾燥の場所と方法の不具合? 拙いことに、厚さ30mmもある黄櫨材に若干、反りが生じている。

湾曲している原板材は板目材である。 材の裏表、内側面と外側面で黄色い黄櫨色の面積が違う。 どのようにCUTすれば、色合いの良い側木が有効(数本)に取ることができるか? 色々と計算してみると5本は取れそうだ。 中心部分が黄色で、外側は普通の木材の色合いである。 どのような木目が現れるか?期待が膨らむ。

出来上がり15mmの幅にCUTを試みる。 檜や杉に比べると、とても堅い。 原板材の歪みで丸鋸から煙が出てきた。 摩擦熱で、切面が焦げている。 モーターも過熱気味。 

2本、CUTした処で作業を中断する。 次の作業工程は厚みを半分にCTUして15mm角の棒状、長さ2m3のサイズに製材すれば側木のサイズになり、弓芯の材量が揃う。 ここで又、しばらくの間、乾燥させて置こう。(何十年も乾燥をする心算はない。)

その間に、竹弓制作の次の工程を調べよう。 ヒゴと側木をニベで接着する際、竹ヒゴ材の節の位置を互い違いにするのか? あて竹(笹)は片方だけか? 楔の形や打ち込む本数?