大峰の河童

法螺貝を習得中 

大峰で河童の雨ごい踊り、要請案

2023年12月04日 | 日記


雨量が少ない話を小耳にした。水瓶の琵琶湖の水位が下がり、湖底に現れた風景が映像で流れていた。来年の農作業に渇水を心配しても、鬼に笑われて仕舞うが昨今の気象を考えると呑気に構えている事は出来ない。

何時も、遊び場としている河原も水量が少なくなったように思う。河原の面積が広くなったようだ。 小さくなった淵から眺めると標高300mの大峰は昔、旱の時に山裾の村人たちが山頂まで松明行列を行い、雨乞いをしたところだ。

今は、展望台が整備され、山城・大和・河内・摂津の山々が眺められる眺望の良いところである。眼下には古くは古代の武内宿祢に始まり、鎌倉期の後醍醐天皇・楠木一統、室町期の将軍・管領の争い、戦国期の三好・松永・筒井や織田・豊臣・徳川等の終焉の戦を遠目で眺めて来た山頂。

昨今、静謐を保った大河の堤を利用してサイク専用道路が整備されてしまったが、最上流の鈴鹿・甲賀油日岳・忍者岳から流れ下る倉部川では壬申の乱で両軍が乱戦を繰り返した故地と言われている。 中途で伊賀の雨乞い山などの支流を集めた大河が水不足に成ると、河童族の良き遊び場が無く成ってしまう。雨乞い山で雨ごい踊りを計画しよう。