大峰の河童

法螺貝を習得中 

河童の「法螺貝検定」と「木版画お水送り」

2011年12月07日 | 日記


今月の教室は午前中、通常通り練習を行い、午後からは検定試験が行われた。
しかし、河童は練習不足故、今年度の検定をパス。 

腕前が昨年よりも落ちてしまい自信喪失中の為。 腕前の伸び悩む原因は口当ての位置を変えている事に寄ると思はれ、今は唇と歌口の位置を変えずに音出しの訓練を行っています。

法螺貝の教室では各人が好きなように練習をしますが、時にはいろんな事柄について指導を受けています。
・ どの程度の大きさの貝が好いか! 山行きには軽い貝が!。 大きな貝は岩に当てやすい。
・ 国産と輸入の貝の違い、雄貝と雌貝の見分け方は厚みや模様の形で見分ける。
・ 法具店やネット販売の貝の値段の違い。 
・ 貝を専門に輸入している会社へ直接買いに行く。 数十個の加工前の貝から選ぶ楽しさ。  
・ 貝と歌口の取り付け方や穴の大きさ。 穴の開け方。 6mm前後のパイプを埋め込む?
・ 歌口の穴までの形状。  石灰の部分の形状はUの型よりVの型の方が音の出が良い!。
・ 金属製以外の歌口や取り外しが可能な歌口。 木製やネジ式のもの。 螺鈿細工の歌口。
・ 貝の網の編み方。 貝の網を編んでいて、綿や化繊で色も多色。

法螺貝を持たない方は教室で法螺貝を借りて練習をされていますが、新規に貝を入手する際には上記の様な情報が勉強になります。

教室には武者の甲冑隊の方や楽器の演奏する方など、多彩な方がいます。 以前には女性の方も来ていましたし、一度の体験だけの方もいます。

写真は木版画で若狭小浜の遠敷川、鵜の瀬の「お水送り」を作製(ハガキの大きさ)した物です。 左側の2人が手に持っているのが法螺貝です。 上流には河童が棲みかにしている雰囲気の瀬が多数ありました。