大峰の河童

法螺貝を習得中 

真夏の大峰奥駈道から帰ってきたが水補給が上手に好き、河童の体重に変化なし。

2010年07月26日 | 日記
前鬼・小仲坊で5リッターの水を満タンにし、二ッ岩過ぎた沢でも補充して太古ノ辻から再度、奥駈道に分け入る。 晴天が続いているので、下山するまでの水が補給できなかった事を考え、共有水1リッターも含んで歩く。

石楠花岳、天狗岳、奥守岳、地蔵岳、般若岳、涅槃岳、証誠無漏岳(24日13時52分通過)、阿須迦利岳等名のある峰を次から次に喘ぎながら進む。

持経ノ宿に到着すると、すぐに平治の宿に分宿する5名の方に水を分配して送り出す。 東方の雷鳴が近づいてきているので早速し、水場に向かう。 さすが、持経の水場は水が豊富だ、パイプから沢水が吹き出ている。 去年は水場に向かっている途中に雷雨に遭い、泥水を飲む事に成ったが、今回はパラパラの降雨で済んだ。 今回の山行では、一度もカッパは使用せず。
 
平治ノ宿の水質は悪いので、分宿者用の水を持って、出発。 転法輪岳、倶利迦羅岳、行仙岳の急坂を登る。 行仙宿で小屋や奥駈け道を整備している「新宮山彦ぐるーぷ」の方が3m近い丸太を横歩きで荷揚げ作業中に遭遇。 尾根道には真新しいベンチが出来上がっていた。 途中、玉岡氏に出会い、感謝の念を抱きながら山彦グループの補給路である赤い梯子に下山。

新客1名、女性2名、合計13名、持経ノ宿まで丸一日、人に会わず。